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機動武闘伝Gガンダム
| 放送年 | 1994年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
「ガンダムファイト」トーナメント開催。各国は栄光と力を求めてガンダムを地球へ送る。しかし今回、裏で暗躍する邪悪な勢力がある。ネオジャパンの戦士・ドモン・カッシュは、この陰謀を暴き、家族の名誉を回復させることに決める。頂点への闘いが今、始まる!
作品概要・あらすじ
あらすじ
未来世紀。地球と宇宙コロニーの覇権は、4年に一度開かれる格闘大会「ガンダムファイト」によって決せられる。各国は栄光と力を求め、代表ファイターとガンダムを地球へと送り込み、国家の威信をかけて頂点を争っていた。ネオジャパン代表のファイター・ドモン・カッシュは、大会出場のかたわら、ある重大な目的を胸に秘めていた。失踪した兄の行方を追い、家族にかけられた汚名を晴らすこと。熱きファイターたちの戦いの裏では、世界を揺るがす邪悪な陰謀が静かに動き出していた。ドモンの拳が、いま運命を切り開く——。みどころ・魅力
① 格闘技×ガンダムという斬新な設定
本作は「軍隊同士の戦争」というそれまでのガンダム像を覆し、一対一の格闘トーナメントを物語の軸に据えた異色作。各国のガンダムは、その国の文化や個性を反映したユニークなデザインで彩られています。モビルスーツが拳を交え、必殺技を放ち合う迫力のバトルは、他のシリーズにはない唯一無二の魅力です。② 魂を揺さぶる熱血と必殺技の数々
主人公ドモンが叫びとともに放つ「シャイニングフィンガー」をはじめ、画面を埋め尽くす大技の応酬は圧巻。師弟の絆、ライバルとの熱い友情、そして愛が複雑に絡み合い、回を追うごとに物語の熱量が高まっていきます。王道を貫く熱血展開が、視聴者の心を掴んで離しません。③ 世界各国の個性豊かなファイターたち
ネオアメリカ、ネオフランス、ネオチャイナなど、世界各国の代表ファイターが続々と登場。それぞれの国民性や背景を背負ったキャラクター同士のドラマも大きな見どころです。終盤に向けて明かされていく兄の謎と大会の真実が、物語に一層の深みを与えています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 鈴木良武 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 逢坂浩司 |
| 音楽 | 田中公平 |
| 美術監督 | 東潤一 |
| 音響監督 | 浦上靖夫 |
| OP | 鵜島仁文「Flying In The Sky」 |
| OP | 牛島義文「Trust You Forever」 |
| ED | 井上武英「海よりも深く」 |
| ED | 井上武秀「君の中のエーテル」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ガンダムはほとんど通ってこなかった。宇宙世紀がどうとか、ニュータイプがどうとか、その辺の単語を聞くだけで「ああ、俺が入る隙はないやつだ」と勝手に思い込んでいた。それでも「Gガンダムだけは別」という話を何度も別々の人から聞かされて、半信半疑で再生ボタンを押した。最初の数話は正直「これ本当にガンダムでいいのか?」と笑っていた。国の威信をかけてガンダムで殴り合うトーナメント、技を叫ぶと機体が光る、主人公は会話より先に拳が出る。政治も難しい設定もどこかへ吹き飛んでいる。ところが2クール目あたりで、自分が前のめりになっていることに気づいた。2回目に通して見たときには、序盤のあのバカバカしさが全部後半への助走だったとわかって、初見でヘラヘラしていた自分を少し恥じた。これはガンダムを知らない人間ほど素直に殴られる作品だ。
殴り合うことでしか分かり合えない、を本気で信じきった作品
この作品は単なる熱血ロボットバトルではなく、「拳で語る」という手垢のついた言い回しを、最後まで一切ごまかさずにやり切った作品だと思っている。ドモン・カッシュは最初、ほとんど会話が成立しない男だ。兄を巡る事情を抱えて、怒りと復讐心だけで燃えていて、誰のことも信用していない。彼の拳は最初、相手を倒すための拳でしかない。ところが物語が進むにつれて、その拳の意味が少しずつ変わっていく。ライバルとして殴り合った各国の戦士たちが、いつのまにか背中を預けられる仲間になっていく。あれだけ反発していた相手と、言葉ではなく拳をぶつけ合った末に通じ合う。倒すための拳が、分かり合うための拳に、そして誰かを守るための拳に変わっていく——その一点をずっと描いている。
面白いのは、ドモンが「一人では勝てない」と気づくまでの過程をきちんと痛みとして見せるところだ。強さに固執していた彼が、隣にいる人間の存在をようやく受け入れる。師との因縁にしても、立場が分かれてしまった相手と、それでも拳でしか伝えられない想いがある、という描き方をする。終盤、彼が最後に振るう一撃が、怒りでも復讐でもなく、まったく別の感情から生まれていることに気づいたとき、序盤のあのうさんくさい「光る必殺技」が全部この瞬間のための布石だったと腑に落ちた。技を叫ぶことすら、この作品では感情を全力で外に出す行為として意味を持っている。照れたら負けの世界で、誰も照れずに本気をやる。だからこそ刺さる。
特に刺さったシーン
やはり関智一の喉だ。ドモンが必殺の一撃を放つときの、あの絞り出すような絶叫。普通に考えたら喉が壊れるだろうという声を、毎回本気で出している。技名を叫ぶというのは下手をすると一番寒くなる演出なのに、関智一の声が乗ると有無を言わさず納得させられてしまう。終盤、彼がたった一人ではなく、隣にいる存在と心を重ねて放つ最大の一撃——あの展開で、技名のあまりの直球っぷりに最初は吹き出しかけたのに、次の瞬間には目の奥が熱くなっていた。あんなに恥ずかしい名前の技で泣かされるとは思っていなかった。仲間になっていく各国の戦士たちも良くて、山口勝平が演じる少年戦士の軽さと芯の強さ、大塚芳忠の渋い兄貴分の声が、ドモンの直情型をうまく受け止めている。天野由梨が演じる相棒の存在が、この熱血の物語をちゃんと一人の人間のドラマに着地させているのも、2回目で効いてくる。
読んで見たくなったら——『機動武闘伝Gガンダム』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムを通ってこなかったけど、熱血バトルものとしてなら入れそう、という人(まさに自分がそうだった)
- 照れずに全力でやる作品が好きな人。叫ぶ必殺技で笑いながら泣ける人
- ライバルが仲間になっていく王道の少年漫画的展開に弱い人
- 声優の喉を削るような熱演を浴びたい人
合わない人
- 重厚な戦争ドラマやリアルな兵器描写としてのガンダムを期待している人
- 技を叫ぶ・機体が光る、といったノリにどうしても乗れない人
- 序盤のバカバカしさで脱落してしまうと、後半の積み重ねに辿り着けない
次に見るなら
天元突破グレンラガンが好きなら、というか気合と根性で理屈を全部ひっくり返すあの熱量にやられた人は、Gガンダムの「叫べば届く」精神と完全に地続きなので間違いなく刺さる。逆の順番でも成立する。
同じ今川泰宏監督つながりならジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日。熱血と重厚な人間ドラマの配合が見事で、Gガンダムの根っこにある「男たちの想いをぶつけ合う」感触をもっと濃く味わえる。
そしてGガンダムでガンダムへの抵抗が消えたなら、思い切って機動戦士ガンダムSEEDあたりからいわゆる王道のガンダムに踏み込んでみてほしい。入口がGガンダムだった人間としては、ここから世界が広がったので。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『機動武闘伝Gガンダム』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴可能です。いずれもアニメ作品を豊富に取り揃えた配信サービスですので、ご自身の視聴環境に合ったサービスを選んで楽しめます。熱き格闘ガンダムの世界を、ぜひ配信でご覧ください。
