プラスチックリトル

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1994プラスチックリトル

プラスチックリトル

★ 3.0 / 5.0アクション冒険コメディセクシーメカラブコメSF
放送年1994年
フォーマットOVA
話数1話
原作オリジナル
制作Animate Film

惑星イエッタでは、住民が液体ガス海洋を利用して生計を立てていた。銀河連邦への借金を返済しようとしていた矢先、この惑星を手放したくない勢力が動き出す。17歳の船長タイタと彼女の乗る宇宙船チャチャ丸の乗組員たちが、特殊な任務に従事することになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

液体ガスの海洋に覆われた惑星イエッタ。17歳の若き船長タイタは、珍しい海洋生物を捕獲・販売する宇宙船「チャチャ丸」を率いて生計を立てていた。ある日、軍に追われる少女エーテルと出会ったことから、惑星の支配をめぐる陰謀に巻き込まれていく。タイタとクルーたちは、イエッタの未来を賭けた戦いに挑む。

みどころ・魅力

① 緻密なメカデザインと独創的な世界観

液体ガスの海という独特な舞台設定のもと、チャチャ丸をはじめとする宇宙船や兵器のデザインが細部まで作り込まれている。1994年当時の作画技術を駆使したメカ描写は、ハードSFファンにも満足度の高い仕上がりだ。

② 活発で魅力的な女性主人公・タイタ

17歳にして船長を務めるタイタは、豪快さと優しさを兼ね備えた個性派キャラクター。彼女を中心に展開する仲間との絆や人情味あふれるやり取りが、90年代OVAらしい熱量で描かれており、見る者を引き込む。

③ テンポよく展開するアクション・アドベンチャー

約50分の作品ながら、追跡劇・銃撃戦・クルーの連携プレーなど見せ場が凝縮されている。コメディタッチのシーンと緊張感ある場面のバランスが良く、短時間でも充実した冒険活劇として楽しめる。

キャスト・声優一覧

イリーズ・アルト・モーディッシュ
イリーズ・アルト・モーディッシュ
メイン
椎名へきる
ティータ・ミュウ・越ヶ谷
ティータ・ミュウ・越ヶ谷
メイン
渕崎ゆり子
ロジャー・ロジャース
ロジャー・ロジャース
サブ
中尾隆聖
メイ・リン・ジョーンズ
メイ・リン・ジョーンズ
サブ
横沢啓子
ニコル・ホーキング
ニコル・ホーキング
サブ
山口勝平
サブ
若本規夫
サブ
秋元羊介
サブ
大塚周夫
サブ
中博史

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スタッフ

監督よしもときんじ、うるし原智志
キャラクターデザインうるし原智志
音楽寺嶋民哉
ED峠恵子「You Are Everything」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見て「なんだこれ」と思った94年のOVA。プラスチックとリトルを並べただけで、何の情報も与えてくれない不思議なタイトルだ。知人に「90年代OVAの空気感が残ってる一本」と言われて手を伸ばしたのがきっかけで、TVシリーズとの関連もない完全スタンドアローンの作品。最初はあまり期待していなかった。

ところがオープニングで惑星イエッタの液体ガス海洋が映し出された瞬間、「あ、これはちゃんと作ってある」と思い直した。17歳の船長タイタが当たり前のように船を動かし、当たり前のように戦う。その「当たり前感」が90年代OVA特有の文法で、バブル期後半の空気を今に伝えてくる。2回目は声に集中して見たが、中尾隆聖が演じるロジャー・ロジャースの存在感がまるで別物に聞こえた。こういうのがあるから繰り返し見るのをやめられない。

自分の船を持つ17歳——「強い女の子」が自明だった時代の話

この作品が面白いのは、タイタの「強さ」をわざわざ説明しないところだ。17歳の船長として乗組員と宇宙船チャチャ丸を率いて、惑星イエッタの液体ガス海洋で稼いでいる。その事実に対してドラマはあまりコメントしない。親の仕事を継いだのか、自力で立ち上げたのか、細かい説明はない。ただ、彼女はそこにいる。

これは1994年というOVA全盛期が持っていた特有の感覚だと思う。女性キャラが強くてセクシーで有能であることに、誰も疑問を呈さなかった時代。「なぜこの女の子がリーダーなのか」という問いそのものが存在しなかった。良い悪いは別として、キャラクターが社会的文脈に引っ張られずに動けるという点では、ある種の自由さがあった。

銀河連邦への借金返済をめぐる政治的な陰謀が絡んでくるが、物語の核心はそこではない。タイタが仲間と一緒に、自分の船で、自分のやり方で問題に立ち向かう——その一点に尽きる。複雑な心理描写はない。葛藤もそこまで掘り下げない。でもそれがOVA1本の尺に完璧に収まっている。

若本規夫が演じるキャラクターの重みが物語の「悪意」を担保していて、その圧力があるからこそタイタの能動性が映える構造になっている。山口勝平のニコル・ホーキングが軽さのアクセントとして機能している点も含めて、声のキャスティングが黄金期OVAに属する一本であることを示している。

特に刺さったシーン

終盤、タイタが状況を打開するために動き出す場面の畳み掛け方が好きだ。それまでの展開で積み上げた「この人たちは本当にこの惑星で生きている」という実感が、アクションの中でちゃんと機能している。90年代OVAのアクション作画は枚数こそ限られているが、動かすべき瞬間の選び方が上手い。

中尾隆聖のロジャー・ロジャースは、声だけで「この人が動けば話がひっくり返る」という種類の存在感を作り出している。長台詞でなくても、短い一言の間合いで「ただの悪役じゃない」とわからせる。2回目に見て序盤の台詞回しを注意して聞いたら、伏線の置き方が見えて別の作品のように感じた。こういう演技を聞くと、改めてキャスティングの重さを思い知る。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 90年代OVAの空気感をそのまま体験したい人
  • 説明しすぎない「ぶっきらぼうな世界設定」が好きな人
  • 能動的な女性主人公が当たり前にそこにいる話が見たい人
  • 中尾隆聖若本規夫山口勝平の演技を1本完結でまとめて堪能したい人
  • 1時間以内で完結するOVAを探している人

合わない人

  • キャラクターの内面描写や心理的な掘り下げを期待する人
  • 90年代基準のセクシー表現に抵抗がある人
  • 世界設定の詳細な説明がないと入れない人
  • サブスクで手軽に見たい人(現在Amazon等でのDVD購入のみで配信はなし)

次に見るなら

「90年代OVAの女性主人公×宇宙×アクション」という文法が刺さったなら、ダーティペアは外せない。能動的な女性コンビが宇宙を舞台に暴れまわる作品で、プラスチックリトルと同時代の空気を共有している。長いシリーズだがOVA版から入るのが良い。

コンパクトな1本完結の質感が良かったなら、メガゾーン23も候補になる。SF設定・アクション・当時のOVA作画クオリティという点で重なる部分があり、80年代末〜90年代初頭のOVA文化を知る上でも価値がある。

タイタの「自分の船で生きる」感覚に惹かれたなら、ブラック・ラグーンが次の選択肢になる。時代は違うが、アウトロー的な生き方を選んだ人間たちが組織と対峙する構造は近い。TVシリーズなので腰を据える必要があるが、完成度は高い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現在、プラスチックリトルは国内の主要VODサービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDや中古ソフトなどパッケージメディアでの入手をご検討ください。1994年発表の希少なOVA作品として、コレクターズアイテムとしての価値も高い一作です。

よくある質問

Q. プラスチックリトルはどこで視聴できますか?
A. 現時点では主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。DVDや中古ソフトなどのパッケージメディアでの視聴をお試しください。
Q. プラスチックリトルの上映時間はどのくらいですか?
A. 約50分の単巻OVA作品です。1994年に発表されたアニメで、一話完結型のため気軽に楽しむことができます。
Q. どんな人に向いている作品ですか?
A. 90年代OVAの雰囲気が好きな方、メカ・SFアクションが好きな方におすすめです。女性主人公が活躍する冒険活劇として、幅広いアニメファンが楽しめる作品です。
Q. 原作はありますか?
A. 本作は漫画家・サトウヒロシ(雅亜公)によるオリジナルキャラクターをベースにしたOVA作品です。キャラクターデザインも独自の魅力として評価されています。

まとめ

現在、プラスチックリトルは国内の主要VODサービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDや中古ソフトなどパッケージメディアでの入手をご検討ください。1994年発表の希少なOVA作品として、コレクターズアイテムとしての価値も高い一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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