劇場版「紅の豚」配信状況・作品紹介

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1992紅の豚

紅の豚

★ 3.9 / 5.0アクション冒険コメディドラマラブコメ
放送年1992年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Studio Ghibli

第一次世界大戦の飛行士「ポルコ」ロッソの冒険を描く。神秘的な魔法で豚の顔に変えられた彼は、空賊団に空中戦で対抗する。宮崎駿による作品で、アドリア海の tropical な舞台で展開する華麗な空中戦闘、ユーモア、勇敢さと騎士道精神に満ちたアクション冒険譚である。

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目次

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U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

名作だよね。飛行艇のロマン、わかる気がする。配信で見られないのが惜しい。

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公式PV・トレーラー

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

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キャスト・スタッフ

キャスト・声優一覧

フィオ・ピッコロ
フィオ・ピッコロ
メイン
岡村明美
岡村明美
ドナルド・カーチス
ドナルド・カーチス
メイン
大塚明夫
大塚明夫
ポルコ・ロッソ
ポルコ・ロッソ
メイン
森山周一郎
森山周一郎
ジーナ
ジーナ
サブ
加藤登紀子
加藤登紀子
マンマユート・ボス
マンマユート・ボス
サブ
上條恒彦
上條恒彦
サブ
桂文枝
桂文枝
フェラーリン
フェラーリン
サブ
辻村真人
辻村真人

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スタッフ

監督宮崎駿
音楽久石譲
美術監督久村佳津
音響監督浅梨なおこ
EDTokiko Kato「時には昔の話を; Once in a While, Talk of the Old Days」

マンガ

感想・考察

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

たしか中学生のときに深夜のテレビ放送で見たのが最初だった。「豚が主人公のアニメ」という情報だけで見始めたら、開幕から大人の映画の空気が漂ってきて、正直最初は「子供向けじゃないな」と戸惑った。飛行艇が舞い散る海の青さと、ポルコがうまそうにワインを飲む姿を見て、「あ、これは宮崎駿が自分のために作ったやつだ」と直感的に思ったのを覚えている。2回目に見たのは大人になってからで、そのときはじめて「なぜ豚になったのか」という問いが、作品全体に静かに漂っていることに気づいた。最初は飛行シーンに目を奪われていたのが、2度目では会話の間合いや、登場人物の言わないセリフに耳を傾けるようになっていた。32年前の劇場版なのに、今見ても全然古びていない。

「豚のまま生きる」という、これ以上ない自由の話

ポルコが豚の姿でいることを、作中で誰も根本的には責めない。そこが面白い。フィオもジーナも、「なぜ豚なの」とは聞くが、「早く人間に戻れ」とは言わない。ポルコ自身も、呪いを解こうとする意志がどこまであるのか、最後まではっきりしない。

この映画は表向きアドリア海の空賊と飛行艇の話だが、核心にあるのは「恥と誇りを背負って、それでも飛び続けるか」という問いだと思っている。第一次大戦の生き残り、友人たちの死、ファシズムが台頭するイタリア——ポルコが「人間をやめた」背景には、そういう重さが積み重なっている。豚の顔は自罰なのか、それとも世界への拒絶なのか。明示されないまま物語は進む。

カーチス(大塚明夫)が対極として機能しているのが巧い。陽気で俗っぽく、夢を語り、女性に好かれ、成功を目指す——いかにも「人間らしい」男だ。大塚明夫の声は低く温かみがあって、カーチスの軽薄さと憎めなさを絶妙に両立させている。あの声でセリフを言われると、カーチスを単純な悪役にできない。ポルコとカーチスの対比は、「人間として社会に生きること」と「自分のルールで空を飛ぶこと」の対比でもある。

フィオ(岡村明美)の声は、当時の岡村さんが若手だったこともあって、フィオの無邪気な生命力がそのまま乗っている。技術者としての誇り、ポルコへの敬意、怖いもの知らずの度胸——あの声でなければ、フィオはここまで魅力的にならなかったと思う。フィオがいることで、ポルコの「豚のまま生きる」という選択が、悲劇でなく一種のスタイルとして映る。

ラストシーンが意図的にぼかされているのも、この映画らしい誠実さだ。答えを出さないことで、観客それぞれがポルコの「その後」を持ち続けられる。飛行艇のロマンとはつまり、目的地より飛ぶこと自体に意味がある、ということだ。そういう生き方を、豚の顔をした中年男がどこまでも格好よく体現している。

特に刺さったシーン

終盤の空中決闘シーンで、観客が固唾を飲んで見守る中、ポルコとカーチスが互いの意地だけで殴り合いに突入するあの流れ。飛行艇同士の技術的な駆け引きから、最終的には「男の意地の殴り合い」に落ちるの、正直笑っちゃうんだけど、笑いながらちゃんと熱くなってしまう。あそこでカーチスがフィオに告白するくだりも含めて、全体のトーンが「真剣なのにどこかズレてる」という絶妙なバランスを保っている。

もうひとつは、ポルコが昔を語る回想シーン。雲海から仲間たちが浮かび上がるあの映像と、静かなBGM。ここだけで、この映画が「楽しい冒険活劇」の皮をかぶった戦争の傷跡の話だと理解する。久石譲の音楽がここでは特に効いていて、映画館の音響で聴いたら確実に泣く自信がある。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 飛行機・飛行艇・空へのロマンがある人(これは必修レベル)
  • 「格好よさ」より「格好悪いのに格好いい」キャラが好きな人
  • 台詞でなく間と映像で語る映画が好きな人
  • 宮崎駿の「個人の趣味全開」作品を楽しめる人
  • 恋愛を主軸にせず、ひっそりと気持ちが伝わる演出が好きな人

合わない人

  • 物語にはっきりした結末や答えを求める人(この映画は意図的にぼかす)
  • 主人公に感情移入できないと楽しめない人(ポルコは終始つかみどころがない)
  • 子供向けジブリ作品を期待して見ると、テンポや雰囲気のギャップがある

次に見るなら

カリオストロの城——宮崎駿が「格好いい大人の男」を描くとこうなる、という作品。ルパンの飄々とした生き方とポルコのそれは、根っこが似ている。飛行シーンの疾走感も共通していて、紅の豚の雰囲気が好きなら間違いなくはまる。

風立ちぬ——飛行機への純粋な愛と、時代の悲劇が交差するという意味で、紅の豚と対になる宮崎作品。こちらはより重く静かだが、「飛ぶことへの執着」を持った男の話として繋げて見ると、宮崎駿が飛行機に込めてきたものの全体像が見えてくる。

ハウルの動く城——「呪いをかけられた主人公」「戦争の影」「それでも自分のやり方で生きる」というテーマが重なる。ハウルとポルコは全然違うキャラクターだが、「変えられてしまった自分」を抱えて生きる人間の話として、セットで見ると面白い。

まとめ:TSUTAYA DISCASが唯一の視聴方法

「紅の豚」は現在、主要な動画配信サービスのいずれでも視聴できません。配信解禁の際は随時情報を更新します。DVD・Blu-rayでのレンタル・購入が現在の視聴方法です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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