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境界のRinne 3
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
『境界のRINNE』第3シーズン。 六道りんねと真宮桜は、引き続き幽霊トラブルに対処していく。りんねの貧乏生活は相変わらずで、様々な怪異現象に立ち向かいながら、黒猫の助言を受ける。二人は事件を解決するたびに絆を深め、恋愛関係も進展していく。ミステリアスなキャラクターの登場や複雑な人間関係のなか、新たな謎が次々と明かされていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生の真宮桜と半妖の六道りんねが、霊的なトラブルを解決していく人気シリーズの第3シーズン。相変わらずの極貧生活を送るりんねは、相棒の黒猫とともに様々な怪異事件に立ち向かう。新たなキャラクターの登場や複雑な人間模様が絡み合うなか、桜とりんねの距離は少しずつ縮まっていく。笑いあり感動ありの超自然系ラブコメディ、待望の続編。みどころ・魅力
① 笑いが止まらない霊界ドタバタコメディ
りんねの貧乏エピソードを軸に、毎話テンポよく展開するドタバタ劇が第3シーズンも健在。幽霊や妖怪が巻き起こすトラブルをシリアスになりすぎず軽快に描くバランスは、高橋留美子作品ならではの絶妙な味わいです。② じれったくも甘いりんねと桜の関係の進展
奥手な二人のすれ違いと小さな歩み寄りが積み重なる恋愛描写が本作の核心。3シーズンを経て関係性に深みが増しており、シリーズを通して追いかけてきたファンにはひときわ感慨深い展開が待っています。③ 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
黒猫・鳳・乱馬シリーズを思わせる個性的なサブキャラクターが次々と登場し、物語に彩りを添えます。それぞれのキャラクターが持つ独自の事情や過去が明かされる回も多く、飽きのこない群像劇として楽しめます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 石踊宏 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | たむらかずひこ |
| OP | 「SHINY」 |
| OP | KEYTALK「セツナユメミシ」 |
| ED | 上白石萌音「スキナノカナ」 |
| ED | 上白石萌音「パズル」 |
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アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
高橋留美子作品だから、という理由だけで見始めてしまうのは昔からの癖で、RINNEも1期の途中で一度止まっている。理由はない。つまらなかったわけでも忙しかったわけでもなく、ただ止まった。そういう作品がある。
3期になってようやく追いついたのは、石川界人のりんねが気になったからだった。貧乏で不憫で、それでも妙に誠実な主人公を、声の圧で押し切らずにやっているのが不思議で、そこから引っ張られるように見続けた。2回目を見てから気づいたのは、桜との会話がほとんど「金の話か幽霊の話か」のどちらかなのに、二人のあいだには確かに何かが積み上がっているということだった。高橋留美子が描く関係性の上手さが、3期ではいちばんきれいに出ている気がする。
「好きです」より先に「お金ありませんでした」が来る関係性の話
境界のRINNEを貧乏コメディだと思って見ていると、3期あたりでちょっとした引っかかりを覚える。りんねの貧乏は笑いのネタとして機能しているのは確かだが、それだけで済ませてしまうにはあまりに一貫していて、構造的すぎる。
りんねは貧乏なので、桜に何かしてやれない。ご飯に誘えない、プレゼントを渡せない、連絡手段にも事欠く。恋愛における「次の一手」を打つためのリソースが、ほぼ常に欠けている。高橋留美子はそれをギャグとして描いているが、よく見るとこの設定は「好きだとわかっているのに前に進まない」という状態を、キャラクターの性格ではなく構造として作り出している。
普通のラブコメなら「告白できない理由」はキャラクターの内面に置かれる。臆病、すれ違い、誤解。でもRINNEの場合、りんねが動けない理由の大部分は「銭がない」だ。これはむしろ、キャラクターへの言い訳を極力排除した設計だと思う。状況が邪魔しているのだから、人物として責めようがない。でも状況が変わらない限り何も動かない。高橋留美子はそのじれったさを延々と描き続ける。
3期では架印(斉藤壮馬)や朧(松岡禎丞)といったキャラクターが桜への感情を明確に示す場面が増える。外からの圧力がかかったとき、りんねと桜の関係がかすかに揺れる瞬間がある。そのかすかさが、この作品の温度感だ。劇的には何も起きないが、2回見ると微妙なやりとりのなかに「積み上がっているもの」が見えてくる。
特に刺さったシーン
沢城みゆきが複数の役をこなしている——姉祭・アネット・瞳という、それぞれ毛色の違うキャラクター——のが3期の聴き所のひとつで、同じ声なのに場面が変わると別人に聞こえるという意味では、声優の技術を純粋に楽しめる作品でもある。コミカルな場面でのテンションの置き方が独特で、笑いを「作る」のではなく「置く」ような間があって、それがRINNEの乾いたコメディ感と合っていた。
刺さったのは、桜がさらっと異常な状況に対処するくだりだった。幽霊や怪異に対して驚かず、淡々と関与していく真宮桜というキャラクターを、井上麻里奈がほとんど感情の振れ幅を大きくせずに演じているのが面白い。騒がないヒロインというのは珍しくないが、騒がない理由が「慣れ」ではなく「元からそういう人」というのがRINNEのツボで、2回目を見ているとそのニュートラルさが逆に際立ってくる。石川界人との掛け合いも、互いに感情を抑えているぶん、たまに滲み出る温度差がやけに刺さる。
読んで見たくなったら——『境界のRinne 3』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- 1話完結型の繰り返しに飽きやすい人(3期まで基本構造は変わらない)
- ラブコメなら関係が明確に進展することに期待している人
- 伏線回収やシリアス展開を求めている人
- 1期を見ずに3期から入ろうとしている人(やめておいた方がいい)
次に見るなら
うる星やつら(2022年版)が好きなら、同じ高橋留美子の原作として見ておきたい。あちらの方がテンポが速く、キャラクターの感情表現も激しいが、「進まない関係性を延々と描く」という骨格は同じ。新版はビジュアルが現代的なので入りやすく、RINNEと見比べると高橋留美子的なラブコメの型がよくわかる。
夏目友人帳は雰囲気が全く異なるが、「人間が霊と関わり続ける日常」という構造が近い。こちらは笑いより静けさが前に出ていて、RINNEの貧乏コメディに疲れたときに切り替えると口直しになる。妖の扱い方も対照的で、両方見ると霊・妖の描き方の幅が面白い。
らんま1/2(2024年版)も高橋留美子原作のリメイクで、格闘ラブコメとしてRINNEより騒がしいが、「主人公がなかなか素直になれない」という中心部分は同じ血筋。石川界人がりんねを演じているのを知った上でらんまを見ると、またちょっと違う聴き方ができる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『境界のRINNE』第3シーズンは、U-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで視聴できます。シリーズ第1作から順に追える環境が整っているため、未視聴の方も第1シーズンからまとめて楽しめます。高橋留美子らしいテンポの良いコメディとほのかな恋愛描写を、ぜひお好みのサービスでご覧ください。



