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レディ ジュエルペット
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 52話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Comet |
モモナは憧れの兄の結婚式に参加していたが、かわいいウサギ型のジュエルペット・ルビーに連れ去られてしまう。気づくと、レディ候補が集まるジュエルパレスにいた。ルビーに選ばれたモモナは、ジュエルランドの女王になるための最高のレディジュエル候補者だったのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
普通の女の子・モモナは、憧れのお兄さんの結婚式でかわいいウサギ型のジュエルペット・ルビーと出会い、突然ジュエルパレスへと連れ去られてしまう。そこはジュエルランドの女王「レディジュエル」を目指す候補生たちが集う、夢のような乙女の宮殿。ルビーに見初められたモモナは最高のレディジュエル候補者として認められ、個性豊かな仲間たちとともに、最高の淑女を目指す特訓の日々を送ることになる。みどころ・魅力
① 魔法少女×ラブコメ×宮廷生活が一度に楽しめる
ジュエルパレスという華やかな舞台を舞台に、レディを目指すお稽古シーンとほのかな恋愛要素が同時進行で描かれます。魔法少女アニメの王道ワクワク感と、少女マンガ的なドキドキが絶妙に混ざり合っており、どちらのジャンルが好きなファンでも引き込まれる作りになっています。② キャラクターとジュエルペットのペアが個性豊か
候補生それぞれに対応するジュエルペットがおり、主役コンビのモモナ×ルビーだけでなく、ライバルや仲間キャラとそのパートナーの関係性も見どころのひとつです。かわいいデザインのジュエルペットが物語に絡むことで、シリアスな展開もやわらかく包まれる温かみがあります。③ コメディで笑わせつつ、成長と絆のドラマも丁寧に描く
ギャグ色の強いシーンと、レディとしての成長や友情・恋心を描くシーンがバランスよく配置されており、日常的な気軽さで見始めても、いつの間にかキャラクターに感情移入してしまう構成になっています。全年齢層が楽しめる作りが本作の大きな魅力です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川崎逸朗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋ナツコ |
| キャラクターデザイン | ワダアルコ、中西彩 |
| 音楽 | 市川淳 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | Mスリー「Your Love」 |
| ED | フェアリーズ「Run With U」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ジュエルペットのレディ版か。ジュエルペットはいくつあるんだ」と思いながら再生ボタンを押した。2014年放送、シリーズ6作目に当たるこの作品、正直に言うと最初は「どうせいつもの路線だろう」という気持ちが半分あった。ウサギが可愛くて、女の子がキラキラして、で終わるやつだと。
ところが見始めてすぐ、「あ、これはちょっと違う」と気づいた。レディ候補が集まる学院もので、しかも主人公のモモナは完全に巻き込まれ型。兄の結婚式の場からいきなり攫われて気づいたらジュエルパレスにいる、という導入が想像以上にコメディとして機能していて、失礼な言い方だけど「ちゃんと笑えるアニメ」だった。2回目に見たとき気づいたのは、序盤の雰囲気作りの丁寧さで、一見お約束に見えるシーンのひとつひとつが後半の感情的な布石になっていること。
「レディ」になることと、自分のままでいることは、本当に矛盾するのか
この作品を一言で切るなら「レディ教育もの」だが、実際にやっていることはもう少し捻れている。ジュエルパレスという場所は表向き”最高のレディ”を育てる場所なのに、選ばれたモモナは明らかにレディっぽくない。礼儀正しいわけでも、気品があるわけでも、特別な才能があるわけでもない。それでも選ばれた——というのが、この作品が実はずっと問い続けているテーマだと思う。
「レディとは何か」を作中のキャラクターたちは各自の解釈で持っている。育ちの良さを体現したような候補者がいて、ストイックな努力型がいて、打算的な子もいる。その中でモモナが何者かといえば、正直なところ「普通の女の子」でしかない。ところがそこに茅野愛衣が演じるローサの存在が絡んでくることで、「優雅さ」と「素直さ」が実は別のベクトルではないのかもしれない、という問いが浮かび上がってくる。茅野さんの声は、感情を制御しているような落ち着きの中に、時折どうしても抑えきれない何かが滲む瞬間があって、ローサというキャラクターの内側の葛藤をセリフ以上に伝えてくれる。
ラブコメ要素として絡んでくるカイエン(野島健児)との関係も、単純な「お姫様と王子様」では終わらないのがこの作品の誠実なところで、「好かれること」と「認められること」の違いを、ファンタジーの文法を使いながらちゃんと描こうとしている。魔法少女ものとして見るより、「外部の期待に応えようとする過程で本当の自分が何かを知っていく成長譚」として見ると、ずいぶん深みが出る作品だ。
特に刺さったシーン
終盤、モモナが「自分はレディ候補に相応しくないかもしれない」と揺らぐ場面がある。そこでルーア(井口裕香)が放つ一言が、ものすごく地味に、でも確実に刺さった。井口さんの演技はこういうとき「励ます」じゃなくて「肯定する」トーンになるのが特徴で、大げさに盛り上げずに、ただそこにいるような声の乗せ方をする。「あ、この子はちゃんとモモナの友達なんだな」とわかる瞬間だった。
あとは平野綾が演じるガーネット。序盤は「高飛車なライバルキャラ」として出てくるが、平野さんが棘のあるセリフをどう発するかで、単なる嫌味ではなく「この子なりの正直さ」に聞こえてくる。平野綾という人の声は、感情の表面に出ているものと内側にあるものを同時に乗せる技術が高くて、ガーネットのツンとした言動の裏にある種の孤独みたいなものが、音だけで伝わってくる場面があった。2回目に見ると特にそこが面白い。
読んで見たくなったら——『レディ ジュエルペット』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ジュエルペットシリーズをどこかで見たことがある人(特に「サンシャイン」「きら☆デコ!!」あたりのシリーズ進化を追っている人)
- 学院ものが好きで、でも主人公が完璧すぎないほうが見やすいと感じる人
- 茅野愛衣・平野綾・井口裕香の演技目当てで作品を掘る習慣がある人
- ラブコメにある程度の感情的な解像度を求める人(ただし「誰と誰がくっつくか」だけを楽しみたい人向けではない)
- 女の子向けアニメを「恥ずかしい」と思わずに見られるタイプのオタク
合わない人
- ジュエルペットキャラクター(ルビーたち)への愛着がまったくない人には、世界観の導入がやや重い
- 魔法少女ものに戦闘・成長・ダークな展開を期待している人
- 1クールで明確な結末を求める人(シリーズもののフォーマットに慣れていないと消化不良になりやすい)
- 学院ものの「お約束」展開に今さら付き合えないと感じている人
次に見るなら
ジュエルペット サンシャインは同シリーズの中でも特に評価が高く、ギャグとシリアスの温度差が激しいのに成立しているという意味では別種の面白さがある。レディを見て「ジュエルペットってこんなに幅があるのか」と思ったなら、一本挟む価値がある。
プリティーリズム・レインボーライブは同時期の女の子向けアニメの中で、「外部の評価と自己肯定のズレ」をもっとも真剣に扱った作品のひとつ。レディジュエルペットのテーマ面に引っかかりを感じたなら、こちらはかなり刺さる可能性が高い。
カードキャプターさくらとの比較で言うと、「選ばれた理由が最初はよくわからない主人公が、成長の過程でその理由を証明していく」という構造が共通している。古い作品だが、レディを通して女の子向けアニメの文法に興味が出たなら、入り口として今でも機能する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『レディ ジュエルペット』はU-NEXTで配信中です。魔法少女×ラブコメという欲張りな組み合わせをひとつの作品で楽しみたい方に特におすすめです。U-NEXTの無料トライアルを利用すれば、初回は追加料金なしで視聴を始めることができます。
