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ジュエルペット マジカルチェンジ
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 39話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio DEEN |
ウサギの姿をしたジュエルペットのルビーと仲間たちは、人間の魔法への信仰喪失により空から町に落ちてきたジュエルキャッスルを復活させるという使命を担っている。人間の「魔法を信じる心」を取り戻すため、ジュエルペットたちは人間に姿を変えて地上に降り、人間について学ぶ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ウサギの姿をしたジュエルペット・ルビーたちは、人間が魔法を信じなくなったことで空から落下したジュエルキャッスルを復活させるという使命を背負う。人間の「魔法を信じる心」を取り戻すため、ジュエルペットたちは人間の姿に変身して地上に降り立ち、人間社会に溶け込みながら奮闘する。ドタバタコメディあり、感動ありの賑やかな日常が描かれる。みどころ・魅力
① ジュエルペットたちの「人間変身」ギャップが笑える
魔法の生き物たちが人間に変身して地上生活に挑むコンセプトは、シリーズ随一の新鮮さ。人間文化に戸惑うキャラクターたちのリアクションがコメディの核になっており、子どもから大人まで楽しめるテンポの良いギャグが続く。② シリーズを通じて磨かれたキャラクター造形
2010年スタートの長寿シリーズ第6作にあたる本作は、ルビーをはじめとするジュエルペットたちのキャラクターが確立された状態で描かれる。各キャラクターの個性が活かされたエピソード展開が魅力で、シリーズファンも初見の視聴者も楽しみやすい構成になっている。③ 「魔法を信じる心」をテーマにした温かいメッセージ
子ども向け魔法少女ファンタジーでありながら、「信じることの大切さ」という普遍的なテーマが全編を通じて描かれる。ほのぼのとした雰囲気の中に心温まるメッセージが込められており、ファミリーで視聴するのにぴったりの作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 原田大基 |
| 音楽 | 百石元 |
| OP | マジカル☆どりーみん「マジカル☆チェンジ」 |
| ED | GEM「Tell Me! Tell Me!」 |
| ED | Dorothy Little Happy「Baby, Love Me!」 |
| ED | X21「Magical☆Kiss」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ジュエルペット、何作あるんだろ——と思って調べたら6作あって、しかもシリーズごとに色がまったく違うと知ったのが入口だった。2015年の『マジカルチェンジ』は「ジュエルペットたちが人間に変身して地上に降りる」という逆転設定で、読んだ瞬間「またこのパターンか」と思った。非人間キャラが人間社会を学ぶ話は枚挙にいとまがない。ところが実際に見始めると、そのリテラルな逆転がわりとちゃんと機能している。初見では絵のかわいさと軽いテンポだけが印象に残ったが、2周目に気づいたのは、ジュエルペットたちの「人間の行動への素直な驚き」が、じわじわと効く文明批評として機能しているということだった。
「信じる心を失ったのは人間のほうだ」という、この設定のひねくれた意地悪さ
この作品の出発点は「人間が魔法を信じなくなったせいでジュエルキャッスルが落下した」という設定だ。一見ファンタジーの定番に見えるが、よく考えるとこれは相当意地悪な問いを立てている。魔法を信じなくなったのは「大人になったから」なのか、「世界がつまらなくなったから」なのか、それとも「最初から魔法などなかったから」なのか——作品はその答えをあえてぼかしたまま進む。
ジュエルペットたちは人間の姿に変身して地上に降り、人間社会を内側から観察する。彼女たちが目撃するのは、魔法と無関係に日常を生きている人間たちの姿だ。悩んで、笑って、恋して、失敗する。彼女たちの目には「魔法なしでこんなにがんばれるのか」と映る。この視点の面白さは、ジュエルペット側の驚きが、ほぼそのまま「非日常の存在から見た人間の日常礼賛」として機能している点にある。
単なる「魔法生物が人間を守る話」ではなく、「魔法を持たない人間の日常に宿る別種の奇跡」を描こうとしている——そう読むと、2015年という時期の選択が少し浮かんでくる。スマートフォンが当たり前になり、何でもネットで説明がつく時代に「信じる心を取り戻す」テーマをあえて選んだのは、子どもたちへのメッセージであると同時に、大人の視聴者に向けた小さな皮肉でもある。ジュエルペットシリーズが6作続いた理由の一端が、この作品で見えた気がした。
特に刺さったシーン
沢城みゆきがラブラとオパールの二役を演じているという事実を知ったのが2周目の直前で、それを意識して見直したら耳の使い方がまるで変わった。同じ声優が別キャラを演じると「似てる」と思いがちなのに、ラブラとオパールでは声のテクスチャがまったく違う。385本という出演数が証明しているとはいえ、同じ作品内で同時に二役やれる人間がそうそういない、という事実を改めて実感する。
特に刺さったのは、ジュエルペットたちが人間の「当たり前」に戸惑う序盤の一連の流れだ。ルーア役の井口裕香の演技が、天然なのか計算なのかわからない絶妙なふわつきで、あの不思議な存在感は彼女にしか出せない。ガーネット役の平野綾は強気キャラの一皮むけた弱さを自然に乗せていて、初見では気づかなかった息継ぎの細かい処理に2回目で気づいた。ラリマー役の高垣彩陽はキャスト陣の中では比較的落ち着いたトーンを守っていて、それが他の声優陣との対比として地味に効いている。人間社会で「普通とは何か」を問うシーンのたびに、声優陣それぞれのアプローチの差が際立つ構成になっている。
読んで見たくなったら——『ジュエルペット マジカルチェンジ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ジュエルペットシリーズを1作でも見たことがある人(シリーズが「毎回全部違う」という前提を楽しめる素地がある)
- 子ども向けアニメに、大人が引っかかれるテーマが欲しい人
- 沢城みゆきの二役・高垣彩陽との掛け合いを聴くだけで価値を見出せる声優ファン
- 魔法少女ものの本流より傍流・変形版が好きな人
合わない人
- シリーズ未見で前知識ゼロから本作だけ見ようとしている人(キャラクターへの愛着がないと薄く感じる可能性がある)
- テーマをきっちり解決してほしい人(この作品は問いを立てたまま軽く着地するタイプ)
- 1話完結の緩いテンポが合わない人、強いドラマや物語の縦軸を求める人
次に見るなら
「異質な存在が人間社会に溶け込もうとする」という構造が好きなら、フレッシュプリキュア!が近い。マスコットキャラが地上に降りて人間社会を学ぶモチーフが本作と重なりつつ、こちらは全話通じてのドラマも太い。緩い1話完結に慣れたあとで見ると、縦軸の強さがより際立って感じられる。
「信じる・信じないをテーマにしたファンタジー」という切り口なら、魔法使いプリキュア!も一つの選択肢だ。こちらは人間が魔法の世界に入り込む逆方向だが、「魔法の存在意義を問い直す」という問いの立て方が本作と地続きの感覚がある。
声優目当てで本作を見たなら、沢城みゆきの全く別の顔が見たくなるはずで、そのときはゴーストハントを勧める。ジャンルは全然違うが、本作の柔らかいトーンとの落差で改めてその守備範囲の広さを実感できる一本だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ジュエルペット マジカルチェンジ』はU-NEXTで配信中です。ジュエルペットシリーズの第6作として、変身コメディと温かいテーマを楽しめる本作を、ぜひU-NEXTでご覧ください。
