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ルパン三世 イタリアン・ゲーム
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
イタリアを舞台に、サンマリノ共和国の有力一族に属するレベッカが誘拐される。彼女はイタリア最大級のホテルチェーンを経営するロッシェリーニ・グループのCEOだ。危機から彼女を救ったルパンに興味を持つレベッカは、彼とすぐに結婚する。一方、ルパンは書かれた挑戦状を受け取る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
イタリアを舞台に、サンマリノ共和国の有力一族の令嬢にして大手ホテルチェーン「ロッシェリーニ・グループ」のCEO・レベッカが誘拐される。危機を救ったルパン三世に一目惚れしたレベッカは、電撃的に彼と結婚してしまう。新婚生活もつかの間、ルパンのもとには謎の挑戦状が届き、イタリアの裏社会を巻き込んだ争奪戦が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 強烈な個性を放つヒロイン・レベッカの存在感
今作の鍵を握るのは、富も地位も兼ね備えた才媛レベッカ。ルパンを翻弄するほどのキャラクター性を持ち、単なる保護対象に留まらない。彼女とルパンの駆け引きがテンポ良く描かれ、コメディとしても楽しめる絶妙なバランスが光る。
② イタリアの風景と洗練されたアクション演出
実在の街並みを思わせるイタリア各地の美しい景観を舞台に、ルパン一味の華麗なアクションが展開する。追跡・変装・ドライブシーンなど盛りだくさんで、TVスペシャルとしての豪華な映像クオリティが随所に感じられる。
③ ルパンvs謎の敵──緊張と笑いが交差するストーリー展開
謎めいた挑戦状から始まるサスペンス的な構造に、コメディとアクションが絶妙に織り交ぜられている。先読みできない展開と、シリーズ定番の軽快なテンポが合わさり、見始めたら止まらない仕上がりになっている。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 矢野雄一郎 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 横堀久雄 |
| 美術監督 | 山子泰弘 |
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アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
またルパン、と思いながら再生した。ルパンのSPは何本見てきたかわからないけど、毎回「またか」と言いながら結局最後まで見ている。イタリアン・ゲームも同じような入り方をした。2016年、確かリアタイで見たはずなのに記憶がぼんやりしていて、後で配信で見直したときに「あ、レベッカってこんなキャラだったんだ」と思い直した。ルパンのSPはだいたい新キャラの女性が核になる構造で、その子がどういう立ち位置になるかで面白さが変わる。レベッカは最初から「只者じゃない」という予感があって、それが良い意味で裏切られなかった。
ルパンに振り回されない女が、初めてルパンを揺さぶった話
ルパン三世という作品の中で、峰不二子は長年「ルパンを翻弄する女」として機能してきた。裏切り、利用し、時に助け、また裏切る。あの関係性がシリーズの核にあることは誰も否定できないけれど、イタリアン・ゲームで面白いのは、そこに全く別の文法で動く女性が投入されたことだ。
レベッカ・ロッセリーニは、ルパンに助けられた次の瞬間に「結婚しましょう」と言い放つ。この展開を「ギャグ」として処理することもできるし、「現代的な女性像」として読むこともできる。ただ、何度か見て気づいたのは、彼女がルパンに対して恋愛感情よりも好奇心で動いているという点で、これはかなり珍しいキャラクター設計だということだ。不二子はルパンを道具として使いながらも感情的な縛りがある。対してレベッカは純粋に「おもしろい男だ」という知的な興味で動いていて、だからルパンが対処しにくい。
藤井ゆきよの演じるレベッカは、ふわっとした口調の中にCEOとしての芯の強さがあって、声だけでキャラクターの多層性を出している。出演57本という段階でこれだけ強いヒロインを任されているのは、彼女の声質がただ可愛いだけじゃないからだと思う。
そして沢城みゆきの不二子は今作でも盤石だ。レベッカという存在に対して表立って焦る素振りを見せないあたりが不二子らしい。でも微妙な間や語尾の揺らぎで、何かを測っているように聞こえる。あの演技を「不二子が動じていない」と読むか「動じているのを隠している」と読むかで、作品全体の解釈が変わってくる。個人的には後者で見るほうが断然おもしろい。
特に刺さったシーン
終盤、ルパンが挑戦状に応じて動くくだりで、五ェ門が剣を抜く場面がある。浪川大輔の五ェ門は寡黙で重いんだけど、あの短い台詞の中に「仕方ない、付き合ってやる」という義理と愛着が全部乗っている。五ェ門って毎回「またつまらぬものを斬ってしまった」以外の感情をほとんど見せないキャラなのに、浪川さんの声だとちゃんと人間くさく聞こえる。それが不思議で、少しうれしい。
それとは別に、レベッカが初めて「ルパンが本気を出す瞬間」を目撃するシーンが刺さった。彼女はそれまでゲームとして楽しんでいたのに、あのシーンで初めて「本物の怪盗を見た顔」になる。藤井ゆきよの芝居がここで一段変わって、その変化が今作のハイライトだと感じている。山寺宏一の銭形は今作も安定していて、追いかけながら空回りするシーンの軽さが絶妙だ。シリーズを通じて役割がほぼ変わらないのに毎回新鮮に見えるのは、山寺さんのコントロールがきいているからだと思う。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ルパン三世のSPを複数見てきて、新ヒロインの出来で評価する習慣がある人
- 峰不二子の多層的な感情表現に敏感な人
- 藤井ゆきよの声域と芝居の幅に興味がある人
- イタリアを舞台にした軽快なアクションとスタイリッシュな絵作りを楽しめる人
- 「ルパンが一枚上手」より「ルパンが手こずる」展開が好きな人
合わない人
- ルパン三世をほぼ見たことがない状態でSPから入ろうとしている人(TVシリーズを先に見たほうがいい)
- 重厚なストーリーや伏線回収を期待している人(あくまでSP単発の軽さ)
- 新キャラより不二子・ルパン・五ェ門のいつもの関係性だけ見たい人
次に見るなら
ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~(2011年SP)はイタリアン・ゲームと似たトーンで、新ヒロインを中心にした謎解き構造が面白い。レベッカが気に入ったならこちらのヒロインも刺さる可能性が高い。
カウボーイビバップは「スタイリッシュな賞金稼ぎもの」のジャンル的な文脈を共有していて、ルパン的な乾いたユーモアが好きならほぼ確実に合う。制作年が古くても全く気にならないはず。
シティーハンター(2019年劇場版)は美女と主人公の掛け合いがルパンのコメディとアクションのバランスに近く、ルパンSPの軽さで楽しんだ人の入口として最適だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サービスで手軽に楽しめるため、好みのプラットフォームから視聴するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サービスで手軽に楽しめるため、好みのプラットフォームから視聴するのがおすすめです。




