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ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
ルパンと彼のチームは、有名な怪盗を獄中から救出するため、ドルエンテ王国に潜入する。世界中の巧みな盗賊たちが集まる中、ルパンは王国に隠された秘密を明かそうとする。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ルパン三世と次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部ら仲間たちは、伝説の怪盗を牢獄から救出すべく、謎多きドルエンテ王国へ潜入する。王国には世界各地から腕利きの盗賊たちが集結しており、それぞれが己の技と知恵を武器に複雑な思惑を絡ませる。厳重な警備をかいくぐりながら作戦を進めるなか、ルパンはやがて王国の奥深くに眠る歴史的な秘密の存在に気づく。真相に近づくほど危険は増し、物語は予想外の展開へと進んでいく。
みどころ・魅力
① 世界中の猛者が集う豪華な怪盗競演
世界各国から選りすぐりの個性豊かな盗賊たちが一堂に会し、ルパン一味との丁々発止のやり取りが新鮮な緊張感をもたらす。それぞれが独自の技を持つキャラクター同士の駆け引きは、シリーズ屈指の見応えを誇る。
② 謎めいたドルエンテ王国に隠された秘密
欧州の古城を思わせる重厚な世界観のなかで、王国が抱える歴史的な秘密の解明が物語の核心を担う。アクションだけでなくミステリー要素が加わることで、最後まで飽きさせない重層的なストーリーが展開される。
③ ルパン一味の連携が光る痛快な作戦劇
次元・五ェ門・不二子それぞれに見せ場が用意されつつ、チームとして動くシーンはスパイ映画さながらの爽快感がある。緻密な計画と予期せぬアクシデントが絡み合う展開が、テンポよく観客を引き込む。
キャスト・声優一覧
























トレーラー・MV
スタッフ
| 監督 | 辻初樹 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 丸藤広貴 |
| 音楽 | 大野雄二 |
| OP | 松崎しげる「ルパン三世のテーマ 2019」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ルパン三世のSPというだけで「まあ見るか」というのが正直なところで、「プリズン・オブ・ザ・パスト」というタイトルから何かを読み取ろうとしても全然わからなかった。「過去の牢獄」って何、という感じ。でも逆にそのとっつきにくさが気になって、2019年放送時にリアルタイムで見た記憶がある。 最初の印象は「ルパンが世界中の怪盗たちと絡む話か、シリーズでよくあるパターンだな」というもの。でも見終わってから少し時間をおいて2回目を見たとき、序盤に散りばめられていた伏線の置き方に気づいた。ルパンのSPは、初見はアクションの流れで追いがちだけど、2周目でキャラクターの視線や言動の意味がやっと整理される作りが多い。これもそのタイプだった。「過去の縁」に縛られた人間が、それでも自分のやり方で動く話
タイトルの「プリズン=牢獄」は物理的な刑務所だけを指していない、というのが2回見てからの解釈だ。 ドルエンテ王国という架空の国家が舞台で、そこには世界中から腕利きの怪盗たちが引き寄せられている。表向きは投獄された伝説の怪盗を救出する作戦だけど、この話の芯にあるのは「過去の縁・義理・因縁に縛られた人間たちが、それでも自分のやり方で動こうとする」という構造だと思う。 ルパン三世という作品が長く支持される理由のひとつは、ルパンが「自由」の象徴として機能し続けることだ。法も組織も縛れない人間。でも今回の話では、そのルパンが同じ泥棒業界の義理や過去の因縁に引っ張られる場面が出てくる。この「引っ張られつつも自分のペースで動く」バランスが、単発SPとしてのルパンらしさになっている。 そして「プリズン・オブ・ザ・パスト」という言葉の射程は、刑務所に入れられた怪盗だけでなく、王国の秘密を守り続ける者、過去の行いから逃れられない者、すべてにかかってくる。終盤で初めてこのタイトルが腑に落ちる仕掛けになっていて、派手な爆発より「ああ、そういうことか」という静かな納得のほうが印象に残る。 2019年制作だからCGと手描きの混在が少し目立つ部分もあるけれど、作品の骨格は堅実で、ルパンシリーズの「冒険と人情のバランス」がきちんと機能している。単発SP として完成度は高い。特に刺さったシーン
世界中の怪盗たちが一堂に会する序盤は、「オーシャンズ」シリーズみたいな空気があって、それだけで楽しい。それぞれの個性が短時間で提示されるので、キャラクター紹介のテンポが心地よい。 個人的に引きずられたのは峰不二子が絡む場面で、沢城みゆきの演技が安定して色気と計算高さの両方を出してくる。不二子というキャラクターは「どこまで本気か読めない」ことがすべてで、声の抑揚ひとつでそのバランスが変わる。沢城みゆきがやるとその揺れが心地よく制御されていて、見ながら「また騙されそうだな」という気分になれる。不二子に対してそう思えないと、物語の緊張感が薄れる。その点で今回は機能していた。 山寺宏一の銭形は今回も熱量が高く、ルパンを追う執念がコメディに転がる匙加減は長年このキャラクターをやってきた人間の体に染みついたリズムだと思う。浪川大輔の五ェ門は台詞の数こそ多くないが、出てくるたびに存在感が締まる。「寡黙で正確な」演技は逆に難しい。 終盤で「過去」の意味が明かされる展開は、タイトルの意味と静かに接続する作りになっていて、その一瞬のほうがアクション場面よりも記憶に残った。読んで見たくなったら——『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ルパン三世のTVシリーズを複数見ていて、メインキャストの呼吸そのものが好きな人
- 単発SPとして「ルパンの世界観に2時間浸りたい」という気分のとき
- 沢城みゆき・山寺宏一・浪川大輔の演技に注目して見るタイプ
- 「過去」「因縁」をテーマにしたクライム・冒険ものが好きな人
合わない人
- ルパンシリーズに「毎回新鮮な衝撃」を求める人(これはシリーズの安定感が強みの作品)
- CGと手描きが混在するアニメの質感が気になるタイプ
- タイトルから作品の内容が想像できないと手が伸びにくい人
次に見るなら
ルパン三世 血の刻印〜永遠のMermaid〜(2011年SP)も「一人の人物をめぐる過去と因縁」が軸の話で、こちらのほうが感情的なトーンが強い。プリズン・オブ・ザ・パストでSP作品の構成感に慣れた後に見ると、SPとしての作り方の違いが比較できておもしろい。 カリオストロの城は今さら言うまでもないが、「国家の秘密と怪盗」という軸はプリズン・オブ・ザ・パストと重なる部分がある。2019年SPを入口にして遡ってみると、ルパン三世の「国家と個人」テーマの系譜が見えてくる。 ルパン三世 PART5(2018年TVシリーズ)はプリズン・オブ・ザ・パストの直前に作られた作品。同じキャスト・スタッフ体制の連続性の中でSPを位置づけて見ると、また印象が変わる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』は、NetflixおよびHuluで配信中です。どちらのサービスでも追加料金なしで視聴できますので、加入中の方はすぐに楽しめます。シリーズ単体作品として完結しているため、ルパン三世を初めて見る方にもおすすめです。
よくある質問
まとめ
『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』は、NetflixおよびHuluで配信中です。どちらのサービスでも追加料金なしで視聴できますので、加入中の方はすぐに楽しめます。シリーズ単体作品として完結しているため、ルパン三世を初めて見る方にもおすすめです。
