まほろまてぃっく~もっと 美しいもの

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2002まほろまてぃっく~もっと 美しいもの

まほろまてぃっく~もっと 美しいもの

★ 3.4 / 5.0コメディドラマセクシーラブコメSF
放送年2002年
フォーマットTVアニメ
話数14話
原作漫画
制作Gainax

真琴と優が他のクラスメイトとの関係を深める中、新たなアンドロイド少女が彼らの生活に現れ、真琴に執着するようになる。その一方で、真琴がシャットダウンするまでの残り日数は着実に減り続けている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

元戦闘アンドロイドの真琴は、かつての主人のひとり息子・優の家政婦として働きながら、穏やかな日常を送っている。真琴と優がクラスメイトたちとの絆を深めていく中、新たなアンドロイド少女が突如として彼らの生活に割り込み、真琴に強い執着を見せ始める。笑いと騒動が絶えない毎日の裏で、真琴のシャットダウンまでの残り日数は静かに、しかし確実に刻まれ続けている。

みどころ・魅力

① 笑いと切なさが同居する独特の空気感

日常コメディとして繰り広げられるドタバタ劇の裏に、真琴の「残り時間」という重いテーマが静かに流れている。笑えるシーンほど、その後の切なさが際立つ独特のバランスが本作最大の魅力で、シリーズ前作から続くファンほど感情が揺さぶられる構成になっている。

② 新キャラクターがもたらすかき回し要素

真琴に執着する新たなアンドロイド少女の登場により、前作とは異なる人間関係の緊張感と笑いが生まれる。彼女の奇妙な行動と目的が物語全体のテンポを引っ張り、視聴者を飽きさせない展開が続く。既存キャラとの絡みも見どころのひとつ。

③ 優と真琴をめぐる関係性の深化

クラスメイトとの交流を通じて、優と真琴の関係がより丁寧に描かれるのが続編ならではの見どころ。前作で描ききれなかったサブキャラクターの掘り下げもあり、世界観への没入感が増す。シリーズを通じた感情の積み重ねが、終盤に向けて効いてくる。

キャスト・声優一覧

安藤まほろ
安藤まほろ
メイン
›
川澄綾子
美里優
美里優
メイン
›
瀧本富士子
安藤みなわ
安藤みなわ
メイン
›
清水愛
浜口俊也
浜口俊也
サブ
›
荻原秀樹
川原清巳
川原清巳
サブ
›
私市淳
スラッシュ
スラッシュ
サブ
›
野田圭一
佐倉深雪
佐倉深雪
サブ
›
菊地由美
等々力凛
等々力凛
サブ
›
水野愛日
大江千鶴子
大江千鶴子
サブ
›
真田アサミ
式条沙織
式条沙織
サブ
›
高田由美
流河濤
流河濤
サブ
›
子安武人
帆風みなと
帆風みなと
サブ
›
川田紳司

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スタッフ

監督山賀博之
シリーズ構成花田十輝、山賀博之
原案キャラデザぢたま(某)
キャラクターデザイン高村和宏
音楽増田俊郎
美術監督小坂部直子、菱沼由典
音響監督岩浪美和
OP川澄綾子「そ・れ・い・ゆ (Soreiyu – Soleil)」
EDトリオマティック「Triomatic Ran!Ran!」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言う。「まほろまてぃっく」を見たきっかけは、エッチだと聞いたからだ。2002年当時、深夜アニメといえばそういうものを求めて見るものだという空気があって、このタイトルもそのカテゴリで記憶に入ってきた。川澄綾子さんのまほろが「えっちなのはいけないと思います」と言うたびに逆の意味でエッチな方向に進む、あの構造を笑って見ていた。

ところが2周目に入ったとき、画面右上のカウントダウンが気になり始めた。まほろの残り稼働日数。毎話着実に減っていくあの数字は、笑えるコメディのふりをしながら、ずっと死を数えていた。最初の視聴では完全に見逃していたか、見ていても笑いに紛れて流していた。それに気づいた瞬間、この作品が別の顔を持っていることを知った。

「いつか終わる」とわかっていても、今日を全力でふざける話

まほろまてぃっくのシリーズを通して、1期よりもこの2期「もっと美しいもの」でより強く感じるのは、終わりへの覚悟と日常のギャップだ。まほろには明確な期限がある。それを本人も知っていて、守りたい人間も知っていて、視聴者も知っている。それでも物語は毎話、コメディをやる。お風呂シーンをやる。真琴のクラスメイトとの騒ぎをやる。

これを「ちぐはぐ」と読む人もいると思う。でも2周目を経た目で見ると、これは意図的な構造に見えてくる。「終わりを知りながら今日を笑う」ということの、かなり正直な描写なのではないか。人間だってそうだろう。何かを失うとわかっていても、飯は食うし、くだらない話で笑う。まほろはその「ふつうの日々」を人間の隣で体験したくて、戦闘アンドロイドから家政婦に転じた。

この2期で登場する新キャラクター・みなわ(清水愛さんが演じる、あの独特の不安定さが見事にはまっている)もまた、別の形で「居場所を求めるアンドロイド」として機能する。まほろが「限られた命を与えられた存在」なら、みなわは「自分の存在理由を探している存在」だ。二人が同じ屋根の下にいることで、テーマが二重に照射される。

子安武人さんが演じる流河濤という存在も、コメディリリーフ兼シリアスな影として絶妙に配置されている。あの声のトーンが持つ独特の「軽さと重さの同居」は、子安さんにしか出せない質感で、場面の空気を一人でひっくり返す力がある。

タイトルの「もっと美しいもの」という言葉は、何を指しているのか。戦い続けることよりも、誰かのために日常を守ることの方が美しい——まほろが選んだ生き方の話として読めば、このタイトルはかなり正直な宣言だと思う。

特に刺さったシーン

終盤に向けて、まほろの残り日数がふた桁を切るあたりの空気の変わり方がある。それまでのコメディのテンポが微妙に変化して、日常の何気ないシーンに妙な重さが乗ってくる。川澄綾子さんの演技がここで急に変わるわけではなく、逆に「変わらない」ことによって効いてくる。いつも通りのまほろの声が、いつも通りじゃない文脈の中に置かれることで、見ている側がざわつく。

真田アサミさんの千鶴子が、一見するとギャグキャラとして扱われながら、ふとした瞬間に人間的な弱さを見せる場面も印象に残っている。特定のセリフというより、その手前の間の取り方。ああいう「笑いの直後の静けさ」の演技は、2002年のアニメとは思えないくらい丁寧だった。

川田紳司さんのみなとも、帆風家のシーンで独特の存在感を出している。男子キャラの中では珍しく「普通っぽいのに微妙にズレている」バランスで、真っ当な台詞を言うほど逆に不思議な空気が出る。

読んで見たくなったら——『まほろまてぃっく~もっと 美しいもの』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2000年代初頭の深夜アニメを懐かしめる人
  • ラブコメ・ギャグの外皮に哀愁が染み込んでいる構造が好きな人
  • 川澄綾子さん・子安武人さんの演技を改めて聴き直したい人
  • 「エッチなシーンはあるけど泣けるアニメ」という矛盾が成立すると信じている人
  • 残り時間が決まっている存在の話に弱い人

合わない人

  • コメディとシリアスの落差が激しいと冷める人
  • 当時の深夜アニメ特有の作画・演出テイストが苦手な人
  • ハーレム的な構図そのものを受け付けない人
  • 1期を飛ばして2期から入ると登場人物の関係が把握しにくいため、順番に見る気がない人

次に見るなら

ちょびっツと交互に見るのが個人的なおすすめだ。同じ2002年、アンドロイドと人間の感情を扱った作品で、こちらはより「感情とは何か」という問いに傾いている。まほろの「期限付きの命」と、ちぃの「感情が芽生える過程」は補完し合う。

灰羽連盟は毛色が違うと思われるかもしれないが、「自分の存在理由と残り時間を問いながら日常を生きる」という構造がよく似ている。こちらはギャグ一切なし、全編静かな叙情詩だが、まほろのシリアス部分を気に入ったなら刺さる可能性が高い。

DearSは2004年作品で、ロボット・異星人的な存在が人間と生活を共にする設定のラブコメ。まほろほどの奥行きはないが、同時代のテイストを求めるなら見やすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『まほろまてぃっく~もっと 美しいもの』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。前作と合わせて一気見するのがおすすめです。

よくある質問

Q. 前作を見ていなくても楽しめますか?
A. 続編のため、前作「まほろまてぃっく〜自動的に〜」を先に視聴することを強くおすすめします。キャラクターの背景や人間関係を把握した上で見ると、本作の魅力がより深く伝わります。
Q. どんな視聴者に向いている作品ですか?
A. ラブコメ・日常系が好きな方に加え、笑いの中に切ない余韻を求める方にも刺さる作品です。2000年代初頭のアニメらしい温かみのある作画と雰囲気も、当時を懐かしむファンに親しまれています。
Q. 全何話ですか?
A. 全14話構成です。前作の「まほろまてぃっく〜自動的に〜」も同じく14話で、合わせると全28話でシリーズを完走できます。1話あたりの尺も短めなので、まとめて視聴しやすい作品です。
Q. 原作はありますか?
A. はい、中山文十郎(原作)・武富智(作画)によるコミックが原作です。ガンガン系で連載され、アニメはガイナックスが制作を担当しました。原作ファンからも高く評価されている作品です。

まとめ

『まほろまてぃっく~もっと 美しいもの』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、ご利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。前作と合わせて一気見するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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