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メルティランサー THE ANIMATION
| 放送年 | 1999年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | GONZO |
メルティランサーは、それぞれ特殊なスキルと才能を持つ6人の少女で構成された銀河警察機構のユニットである。ユニット解散から1年が経過したが、新たな脅威により銀河警察機構はすべてのメンバーを召集せざるを得なくなる。新しい司令官と新しい補佐官とともに、メルティランサーは再び配備される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
銀河警察機構に所属する精鋭ユニット「メルティランサー」は、それぞれ異なる特殊スキルを持つ6人の少女たちで構成されている。一度は解散を余儀なくされたユニットだったが、解散から1年が経過したころ、銀河規模の新たな脅威が浮上。銀河警察機構はメンバー全員を緊急召集し、新指揮官・新補佐官のもとでメルティランサーは再始動する。個性豊かな6人が再集結し、宇宙の平和を守るために再び戦いへと臨む。
みどころ・魅力
① 個性派ヒロイン6人が織りなすチームケミストリー
それぞれまったく異なる特殊能力と性格を持つ6人の少女たちが、再びチームとして機能していく過程が最大の見どころ。バラバラだったメンバーが絆を取り戻しながら成長していくさまは、チームものの醍醐味が凝縮されている。
② 冒険・コメディ・SFが絶妙にブレンドされた世界観
宇宙を舞台にしたSF設定の中に、ほどよいコメディ要素が散りばめられており、シリアスになりすぎない軽快なテンポが心地よい。1999年制作ならではのレトロな宇宙アクション演出も、当時の雰囲気を楽しむポイントのひとつ。
③ 「再始動」という王道の熱さ
一度解散したヒロインたちが新たな脅威に立ち向かうため再集結するという構図は、王道ながら燃える展開。新司令官との関係構築や、仲間との再会シーンなど、感情移入しやすいエピソードが随所に盛り込まれている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | もりたけし |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 平田智浩 |
| 音楽 | 天野正道 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 松浦由紀「Flying High」 |
| ED | アヤ「夢見たわたしのそばへ」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
存在自体を知らなかった。1999年のOVAで、ゲーム原作で、銀河警察の女の子6人組。「あ、この時代のこの系譜ね」と思って再生ボタンを押したら、思ったより引っかかってしまった。最初の印象は「典型的な90年代ハーレム寄りSFアクション」で、実際その側面はある。ただ2回目を見たときに気づいたのは、この作品の空気感が意外と丁寧に作られているということで——1年の空白期間、解散していたユニットが再召集される、という入り口の設定が、キャラクターたちに妙な奥行きを生んでいる。
「解散」から始まる話だからこそ描けた、帰属と義務の引力
この作品を単なる「銀河警察の女の子チームが活躍するOVA」として見ると、たぶん半分しか受け取れない。核心は解散後の1年間にある、と思っている。
ユニットはすでに一度終わっている。メンバーはそれぞれの場所に戻り、別の生活を持っていた。それが「新たな脅威」によって再召集される——この構造は、「はじめて集まる物語」ではなく「もう一度だけ集まる物語」だ。この違いは思いのほか大きい。初集結の物語ならキャラクターの関係性は白紙から書ける。だが再集結では、1年間の空白と、そこで生まれた距離と温度感を背負って動かなければならない。
ゆかなが演じるシルビア・ニムロッドと、緒方恵美が演じるメルビナ・マクガーレンの関係は、この「間」を象徴的に体現している。緒方恵美のキャリアを知っているオタクなら分かると思うが、彼女が演じる役は「表に出した感情の裏に、もっと大きな感情が走っている」ように聴こえる瞬間がある。このメルビナも例外ではなく、再召集に応じる声のわずかな揺れに、1年間の何かが乗っている。
大塚明夫と大塚芳忠が同作品に出ているというのも、この作品をもう一度画面から目を離せなくさせる要素で——聞き分けようとするあまり、1周目より集中して見ることになる。大塚芳忠が演じるコリンズ・ワンセヴンは「新しい司令官」という立場で、ここに大塚明夫のコリンズが対置される構造は、ベテランのオタクへのサービスと言えなくもないが、機能している。
「呼ばれたら戻る」という行為が何を意味するのか。義務か、習慣か、あるいは解散を受け入れきれていなかっただけなのか。この作品はその答えをはっきりとは言わない。1999年のOVAに深読みしすぎかもしれないが、そこが引っかかりとして残る。
特に刺さったシーン
再召集の連絡が届いたとき、メンバーが一人ずつそれに応えていく流れがある。全員が即答しないのが良かった。「はい行きます」で揃ってしまったら、1年の空白はただの設定になってしまう。少し間があって、それでも戻ってくる——この「間」を声優陣が乗せている箇所が、このOVAで一番記憶に残っている。
中井和哉が演じるグリアノスは敵側の存在として機能しているが、中井和哉という俳優がもつ「静かに圧力をかけてくる声」が、SF的な脅威に妙なリアリティを与えている。2回目に見たとき、序盤の彼の登場シーンで、もうすでに「このキャラクターは本物だ」という感覚があった。脅威の説得力は声だ、と改めて思う場面。
90年代OVAとしての作画の質感——今の基準で見れば当然古い——が、逆にこの作品の時代の重力を感じさせる。知らなかった作品を今見るというのは、タイムカプセルを開ける行為に近い。
読んで見たくなったら——『メルティランサー THE ANIMATION』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 90年代SFアニメの空気感を愛している人(作画・音楽・テンポ含めて)
- 緒方恵美・大塚明夫・中井和哉のファンで出演作を掘っている人
- 「チームの再集結」という設定が持つドラマ性に反応できる人
- ゲーム原作OVAの「原作ファン向けのノリ」が嫌いではない人
- DMM TVで深夜に何か発掘したい気分のとき
合わない人
- ストーリーの深みや世界観の説明を求める人(OVAなのでそこは薄い)
- キャラクターを掘り下げる時間を重視する人(6人いる割に尺が短い)
- ゲーム未プレイで前情報ゼロで見ると置いてけぼり感がある場面がある
- 現代の作画クオリティを基準にしている人
次に見るなら
同じ年代の銀河警察・特殊部隊系で引っかかったなら、トライガン(1998年)は外せない。砂漠の星で賞金首と追跡者が交わる話で、こちらも「再会と過去の清算」が軸になっている。90年代SF的な空気を共有しつつ、キャラクターの掘り下げはこちらのほうが深い。
「解散した組織の再起動」という構造に惹かれたなら、トップをねらえ!(1988年OVA)も視野に入る。時代はさらに遡るが、女性パイロットたちが使命と感情の間で引き裂かれる話として、メルティランサーと同じ引力がある。こちらはガイナックス初期の本気を全編で浴びる体験。
緒方恵美目当てで見るなら、同時期の少女革命ウテナ(1997年)を並走させると面白い。声域・演技の振れ幅の大きさがよく分かる。メルビナとの対比で聞くと、同じ声優がまったく別の人間に聴こえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『メルティランサー THE ANIMATION』はDMM TVで視聴できます。懐かしのOVA作品をお探しの方や、1990年代の宇宙アクションアニメに興味がある方は、ぜひDMM TVでチェックしてみてください。
