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モモキュンソード
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | project No.9 |
桃から生まれた女性剣士モモコが、犬神、猿神、雉神の3柱の神々と平和な楽園で暮らしていた。しかし魔王率いる鬼軍が楽園に襲来し、襲撃を開始する。モモコと仲間たちは故郷を守るため、鬼退治の旅に出ることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
桃から生まれた女性剣士・モモコは、犬神・猿神・雉神の3柱の神々とともに平和な楽園で暮らしていた。しかし、ある日突然、魔王率いる鬼軍団が楽園に襲来。大切な故郷と仲間を守るため、モモコたちは鬼退治の旅へと踏み出す。日本の昔話「桃太郎」をモチーフに、剣士モモコと個性豊かな神々の活躍を描くアクションファンタジー。みどころ・魅力
① 「桃太郎」を大胆アレンジした女性主人公の活躍
誰もが知る昔話「桃太郎」の世界観を下敷きにしつつ、主人公を女性剣士に置き換えるという斬新な設定が特徴。犬・猿・雉の神が人型の神々として登場し、個性豊かなキャラクターがモモコとともに戦う姿はオリジナリティあふれる展開を生み出している。② 3柱の神との合体変身アクション
本作最大の見せ場のひとつが、モモコと神々が合体して戦う「神合体」システム。それぞれ異なる能力を持つ犬神・猿神・雉神と組み合わさることで、バリエーション豊かな戦闘スタイルが展開される。派手なエフェクトとともに繰り広げられるバトルは見ごたえ十分。③ 明快な勧善懲悪とキャラクターの魅力
ストーリーは一話完結に近い軽快なテンポで進むため、気軽に楽しめる構成となっている。賑やかで前向きなモモコを中心に、個性の立った仲間キャラクターたちの掛け合いが物語に華を添え、ファンタジーアクションとして爽快感のある視聴体験を提供している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 柳伸亮 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 玉井豪 |
| キャラクターデザイン | 冨岡寛 |
| 音楽 | 岩崎文紀 |
| 美術監督 | 柴田千佳子 |
| 音響監督 | 菅原輝明 |
| OP | 千菅春香「桃色ファンタジー」 |
| ED | 百子「モモキュンソード」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「桃太郎を女の子にして、なんかセクシーにしたやつ」という情報だけで見始めた2014年の夏。そのままのやつだった。いや、それ以外の何者でもなかった、という意味で言っている。最初は冗談半分に1話だけ見るつもりが、竹達彩奈演じるモモコの声の温かさに少し引き留められた。ああ、この人の声でこういうキャラクターをやるのか、と思って気づいたら完走していた。2014年のサマーアニメには選択肢がいくつかあったわけで、これを選んだ自分の判断がどうだったかは今でも微妙なところだが、見返してみると序盤の楽園での日常シーンに、不思議な牧歌感があって悪くない。サービス描写で盛ろうとしている作品の合間に、こういう間が入ってくるのが2014年という時代の空気感でもあった。
「守る」ではなく「一緒にいたい」から戦う、という話
この作品を単なるサービス系ファンタジーとして消費すると、見えてこないものがある。モモコと犬神・猿神・雉神の三柱との関係性は、主人公と仲間、というよりもほとんど家族の構造をしている。楽園で共に暮らし、笑い、飯を食い、そこに鬼軍が来る。旅に出る動機が「正義」でも「強さへの渇望」でもなく、「あの場所とあの人たちを失いたくない」という、かなり素朴なところに置かれている。
桃太郎という説話は本来、「鬼ヶ島へ征伐に行く」という能動的な侵攻の物語だ。それを女の子にして、仲間の神々と一緒に動く形に変えたとき、物語の重心が「倒す」から「取り戻す」にずれている。これは意図的かどうかは分からないが、結果として全体のトーンが攻撃的でなく、どこかのんびりしている。羽多野渉の犬神が憑依するシーンの声の切り替わりや、森久保祥太郎の猿神の軽妙な掛け合いが、戦闘パートでもどこか和やかな温度を維持しているのは、この「家族の話」という土台があるからだと思う。
加藤英美里のトウテツも、鬼側の存在として出てくるが、単純な悪役に収まらない空気を声に宿している。彼女の演技は「悪意より欲望」という色が出やすい人で、その解釈がこのキャラクターとそれなりに噛み合っていた。セクシー路線という外皮の下に、「場所と仲間を守りたい」というシンプルな核がある作品だというのが、複数回見てからの印象だ。
特に刺さったシーン
序盤、楽園に鬼軍が初めて侵攻してくる場面。それまでのんびりした日常が続いていたぶん、急に戦闘モードに切り替わる落差がある。竹達彩奈がここで声のトーンを上げる瞬間があって、ふだん柔らかい演技をする人が緊張を帯びると、意外なほどちゃんと響く。「あ、この人はこういう声も出るんだ」と思ったのを覚えている。小松未可子演じるかぐやが物語の後半に絡んでくる場面も印象に残っていて、あの人は芝居に「含み」を乗せるのが巧い。声優と夜あそびのMCとしてのイメージが強い人だが、演技としての引き出しの広さを改めて感じた。作画はTVアニメとして2014年水準の仕事をしていて、戦闘の動きには力が入っている回とそうでない回の差がはっきりしているが、終盤の決着前後は見応えがあった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2014年前後のサマーアニメの空気感が好きな人
- 竹達彩奈・小松未可子・加藤英美里のファンで未視聴作品を掘りたい人
- 日本神話・桃太郎モチーフのゆるいアレンジに耐性がある人
- 戦闘もあってサービスもあって、どちらもそこそこあればいいという人
- 配信がないのでDVDを手に取る文化圏の人(実質そういう層向けの作品だと思う)
合わない人
- シリアスな世界観とキャラクターの成長を期待して見る人
- 桃太郎原典への敬意が強くて改変にストレスを感じるタイプ
- 配信で手軽に見たい人(現状どこにもないので諦めるしかない)
- ストーリーの密度と伏線回収に重きを置いて作品を評価する人
次に見るなら
同じ2014年の夏に放送されていたハイスクールDxD NEWは、こちらよりもキャラクターの掘り下げとバトル描写の両立が上手く、サービス路線のなかで作品としての強度を求めるなら先にこちらを見たほうがいい。神話・神様モチーフと戦闘の組み合わせという意味では構造が近い。
日本の神様と女の子の組み合わせで、もう少し物語寄りの作品が見たいなら神様はじめましたがある。サービス描写はほぼなく、代わりに妖狐・神使との関係性の描写が丁寧で、こちらが好きならモモキュンソードの「仲間との絆」部分だけを純粋に引き伸ばしたような感触を味わえる。
竹達彩奈の演技をもっと追いたいならソードアート・オンラインのアスナという選択肢もある。声優としての幅を確認するという意味で、モモコとアスナを並べると面白い対比になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『モモキュンソード』は現在、主要な定額配信サービスでの配信は確認されていません。視聴の際はDVD・Blu-rayのレンタルや購入をご検討ください。配信状況は今後変わる可能性もあるため、各サービスで随時確認されることをおすすめします。
