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六門天外モンコレナイト
| 放送年 | 2000年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Studio DEEN |
科学者ヒイラギイチロウベエが、モンスターと強力な秘宝「モンモンアイテム」に満ちた異次元世界「六門」の存在を発見。娘のロクナと彼女のクラスメイト・モンドと共に冒険を始める。しかし、両世界を征服するためモンモンアイテムを狙うコレクション伯爵と部下たちに次々と阻まれながらも、彼らはヒーローとなり立ち向かっていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
天才科学者・ヒイラギ一郎兵衛は、モンスターと強力な秘宝「モンモンアイテム」が存在する異次元世界「六門」を発見する。娘のロクナとそのクラスメイト・モンドを巻き込み、家族ぐるみの冒険が幕を開ける。しかし、六門と地球両方の征服を目論むコレクション伯爵一味がモンモンアイテムを狙い立ちはだかる。ふたりの子どもたちは次第にヒーローとして成長し、仲間のモンスターとともに強大な敵へ立ち向かっていく。みどころ・魅力
① カードゲームの世界観をそのままアニメに落とし込んだ独自設定
原作はテーブルトップカードゲーム「モンコレ」。「六門」という異次元世界とモンスターたちのルールは原作に忠実で、ゲームファンにはなじみ深く、アニメ単体としても完結したファンタジー世界観を楽しめます。モンスターたちの多様なデザインも見ごたえ十分です。② ギャグと冒険のバランスが絶妙な2000年代テイスト
シリアスな敵との対決がありながら、ヒイラギ一郎兵衛をはじめとするキャラクターたちのコメディ描写が随所に挟まれます。緊張と笑いのテンポが心地よく、子ども向けながら大人が見ても楽しめる娯楽作に仕上がっています。③ 子どもたちの成長を軸に描かれる熱いヒーロー物語
普通の小学生だったロクナとモンドが、冒険を通じて仲間や絆の大切さを学びながらヒーローへと成長する王道ストーリー。コレクション伯爵との対決に向けてふたりの覚悟が高まっていく過程が、シリーズを通じた見どころです。キャスト・声優一覧























スタッフ
| シリーズ構成 | 長谷川勝己 |
|---|---|
| OP | 米倉千尋「Just Fly Away」 |
| OP | 米倉千尋「Return to Myself」 |
| ED | 米倉千尋「Sweet True Love」 |
| ED | 米倉千尋「サンバ da バッチグー (Samba da Bacchiguu)」 |
| ED | 米倉千尋「Just Fly Away」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「モンコレナイト」という文字列を目にした瞬間、脳の奥のどこかでランプがついた。知ってる、でも何の話だったか全然出てこない。2000年、夕方〜夜にテレビをつけっぱなしにしていた時代に、なんとなく画面に映っていたやつ。そういう「見たことはある気がする」枠として20年以上ほったらかしにしていた作品だった。
配信を探したら全プラットフォームで全滅。なんとかして視聴環境を整えて見直した。最初は「確認作業のつもりで」見始めたはずが、堀江由衣の声でロクナが動き出した瞬間に引っ張り込まれた。ああ、この声、この軽さ、こういう話だったのかと。2回目で気づいたのは、このアニメ、ギャグと冒険の配合比率が地味に計算されている、ということだった。
親が開けた扉を、子どもたちが自分の足で歩いていく話
表面上は「モンスターがいる異次元世界を冒険する子どもたち」という話だが、その構造をよく見ると、異次元「六門」への扉を最初に開けたのはロクナの父・柊一郎兵衛だという点が重要になってくる。科学者である父が発見して、入口を切り開いた。でも実際に六門を歩いていくのは娘のロクナとクラスメイトのモンドだ。
これは「親の背中を見て育った子どもがいつの間にか親を超えていく」という定番パターンに似ているが、モンコレナイトの場合、もう少し軽い。悲壮感がない。父親が「扉を開けた人」として明確に存在しているからこそ、子どもたちの冒険が「勝手に始まったもの」ではなく「受け継いだもの」として機能している。
コレクション伯爵という敵が「モンモンアイテムを集める」という動機で動いているのも面白い。伯爵はあくまでコレクターであって、使い方よりも所有に価値を見出している。一方でロクナたちは最初からアイテムを「使うもの」として扱う。この対比が、子どもの冒険心と大人の執着心の違いをさりげなく描いている。
ヒーローとして立ち向かっていく、という骨格は王道そのものだ。でも「科学者の父が発見した世界で、その娘が自分なりのやり方で戦う」という構造は、単なる子ども向け冒険物語よりも一枚、奥行きがある。父が正面から戦えるキャラクターじゃないからこそ、ロクナとモンドの立ち位置が際立つ。見た目は軽いのに、設計がきちんとしているアニメだった。
特に刺さったシーン
コレクション伯爵の部下たちが登場するシーンで、檜山修之の芝居が一瞬で場の空気を変えるところがある。大げさとわかっていて大げさにやっている、という感じの演技で、ギャグとして成立させながらも不気味さを残している。子どもの頃に見たら「怖いけど笑える」と感じたやつだ、というのが2回目で改めてわかった。
ロクナが本気で六門の世界に向き合い始める序盤のある場面。堀江由衣の声が、それまでのやや受け身な感じから少し前に出てくる瞬間がある。台詞の内容もそうだが、声のトーンが変わったことで、このキャラクターが「誰かに連れてきてもらった子」から「自分の足で立っている子」に変わったのがわかる。川澄綾子の芝居もそれに呼応するように温度が上がって、2人のやり取りがいきなり本物になる瞬間がある。
三木眞一郎と井上和彦が同じ場面に出てくると、声の密度が一段上がる感覚があった。どちらも声のバリエーションを自在に使う人なので、コメディ場面でも緊張場面でも軸がブレない。今見ると「このキャスティング、普通にすごかったな」と思う。当時の小学生にはわからなかったやつだ。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年前後の夕方〜夜アニメをリアルタイムで見ていた世代で、記憶の底にある作品を掘り起こしたい人
- ギャグとファンタジー冒険が混在している軽い作品が好きで、重い感情的展開を求めていない人
- 堀江由衣・川澄綾子・三木眞一郎・井上和彦・檜山修之が活躍していた時代のアニメを追っている人
- 「子ども向けだけど大人が見ても普通に面白い」という時代のアニメのリズムが好きな人
合わない人
- 複数クールかけてキャラクターを深く掘り下げていくタイプの物語を求めている人
- 映像・音楽のクオリティに現代的な水準を求める人(2000年のTVアニメとして見る必要がある)
- 配信で気軽に見たい人(現時点では全プラットフォームで未配信のため、視聴手段の確保が別途必要になる)
次に見るなら
子どもたちが異世界でパートナーと共に成長していく構造が近いのはデジモンアドベンチャーだ。こちらはより感情的な重さがあり、キャラクターの掘り下げも深い。モンコレナイトの軽さが物足りなくなってきたタイミングで見るのにちょうどいい一本。
「アイテム集め・バトル」という軸に引っかかったなら遊☆戯☆王デュエルモンスターズがある。コレクション伯爵の執着心と似た構造の敵が出てくるし、特殊能力を持つアイテムで戦うという骨格も重なる。ギャグ寄りではないが、同じ時代のバトル冒険ものとして空気感が近い。
同じ2000年前後のファンタジー×コメディとしてまもって守護月天!も雰囲気が近い。異世界の存在と日常が交わる設定と、シリアスになりきらない温度感がモンコレナイトと似ている。こちらも入手難易度が高めなので、掘り起こし組には親近感があるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では『六門天外モンコレナイト』の定額動画サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDなどのパッケージメディアをご利用ください。2000年放送の作品ですが、今でも根強いファンに支持されている一作です。