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シャーマンキング
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 5話 |
| 原作 | 漫画 |
シャーマンキングの放映中、霊に関連する特別な日に多くのショートコンテンツが制作された。オマケは主にユーモア目的の短編だった。これらのオマケはすべてシャーマンファイト2回戦前のストーリーに組み込まれている。シャーマンファイトの記録は正月のオマケとともに提示された。
作品概要・あらすじ
あらすじ
シャーマンキング放映当時、霊にまつわる特別な日にあわせて制作された短編スペシャル集。シャーマンファイト第2回戦が始まる前のストーリーに位置づけられており、ユーモアあふれる内容が中心。正月スペシャルとして公開されたシャーマンファイトの記録映像なども収録されており、本編とは一味違う軽やかな雰囲気でキャラクターたちの素顔を楽しめる。みどころ・魅力
① 本編では見られないキャラクターたちのコミカルな一面
短編ならではの自由な演出で、シャーマンファイトの緊張感から解き放たれたキャラクターたちが登場。葉やモルタは本編とはひと味違うゆるいやりとりを見せてくれる。ファン向けのサービス精神が詰まったコンテンツだ。② シャーマンファイト前夜の世界観をサイドから補完
第2回戦前という時間軸に設定されており、本編の流れをよく知るファンが見ると「あの時期の話か」と納得できる細かな設定が散りばめられている。本編と並行して楽しむと作品への理解が深まる。③ 正月スペシャルに凝縮されたファンサービス
年明けに公開されたシャーマンファイト記録映像は、試合のハイライトを改めて振り返れる構成。当時リアルタイムで楽しんだ視聴者には懐かしく、初めて触れる視聴者には入門的な役割も果たす。キャスト・声優一覧




















スタッフ
| キャラクターデザイン | 高見明男 |
|---|---|
| 音楽 | 大森俊之 |
| OP | 林原めぐみ「Over Soul」 |
| OP | 林原めぐみ「Northern Lights」 |
| ED | 林原めぐみ「trust you」 |
| ED | 林原めぐみ「おもかげ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
シャーマンキングと聞いて、まず頭に浮かぶのが2021年のリメイク版か、2001年のオリジナル版か——そこで一瞬止まる。たぶん今の若いオタクはリメイクから入っていて、オリジナルを掘り返しているのが自分みたいな層だと思う。このSP群を見たのも、そのオリジナル堀り返し作業の延長線上でだった。
最初は「おまけ映像でしょ」と軽い気持ちで再生したら、思ったより作りが丁寧で驚いた。放送中の霊にちなんだ特別な日に合わせて作られた短編集、というコンセプトが面白くて、当時のスタッフの遊び心がにじんでいる。シャーマンファイト2回戦前という絶妙なタイミングに挿入されているから、本編の緊張感を知っていると笑える部分の解像度がぐっと上がる。2回見て気づいたのは、本編へのさりげないリンクがいくつか仕込んであること。「おまけ」と侮るとそこを見落とす。
シャーマンキングという作品の「息抜き」は、本編の哲学と地続きだった
このSP集を見る前は、ギャグ短編なんて本編とは切り離された息抜きコンテンツだろうと思っていた。ところが繰り返し見ると、そうじゃないことがわかってくる。
シャーマンキングという作品の根底にあるのは、「霊と人間はどう共存するか」というテーマだ。本編では命がけのシャーマンファイトという形でそれが描かれるが、このSP群はその同じテーマをコメディのフォーマットで扱っている。霊がいることが当たり前の世界で、キャラクターたちが日常的にどう生きているか——その「日常の顔」を見せるのがこれらの短編の役割だったんじゃないかと思う。
恐山アンナはいつも通り厳しく、ホロホロはいつも通り軽くて、阿弥陀丸はいつも通り武士的にまじめだ。その「いつも通り」がコメディになる。つまりキャラクターをコメディに合わせて崩しているわけではなく、キャラクターが本来持っている個性を極端にしたらコメディになった、という感じ。この構造は意外と丁寧だと思う。
2001年のオリジナル版は全体的に「間」が独特で、武井宏之のマンガが持っていた独自のテンポをアニメでどう再現するかに苦労した跡がある。このSPはその間の問題を逆手に取って、短い尺でテンポ良くギャグを畳み掛けることで解決している。本編で気になった「もたつき感」がSPでは消えていて、むしろSPのほうがスムーズに見られるという逆転現象が起きている。
お正月のおまけとして収録されたシャーマンファイトの記録映像的な部分も、単なる総集編ではない。当時の視聴者へのファンサービスとして機能しながら、物語の空気感を維持しようとする意識が感じられる。おまけを作るにしても、作品の世界観を壊さない——その職人的な姿勢がこのSP全体を通じて一貫している。
特に刺さったシーン
林原めぐみのアンナは、本編でもSPでも本当にブレない。コメディパートに入っても声のトーンが一切緩まないところが林原めぐみの凄さで、アンナのキャラクターとして完全に成立している。「笑いのために声を作っていない」感じ——アンナ自身が至って本気だからこそ周囲とのギャップが笑いになる、という構造を声だけで作り出している。
小西克幸の阿弥陀丸は、短いシーンでもずっしりした存在感がある。武士キャラとしての様式美をSPでも崩さないのに、場面のトーンに合わせて微妙に抜け感を出してくる。このバランスが絶妙で、阿弥陀丸というキャラクターへの愛着がSPを通じてじわじわ増す感じがした。
うえだゆうじのホロホロはSPの空気感に一番フィットしていた。軽快さと温度感が短編のテンポに自然に馴染んで、気づくとホロホロのシーンを目当てに繰り返し見ていた。水樹奈々のたまおは出番こそ少ないが、声の明るさが短編の雰囲気全体を引き上げていて地味に効いている。
読んで見たくなったら——『シャーマンキング』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2001年版シャーマンキングをリアルタイムまたは後追いで通しで見た人
- 本編のキャラクターたちの「日常顔」が気になっている人
- 20分かからず見られる軽いアニメを探している人
- 林原めぐみのアンナが好きな人(SPでも全力でアンナしている)
- 当時のジャンプアニメの空気感・作りを懐かしみたい人
合わない人
- 2021年リメイクから入ってオリジナルに慣れていない人(キャラのビジュアルと声が違うので最初は戸惑う)
- ストーリーの続きが気になってSPを見ている人(話は動かないので要注意)
- 短編コメディに価値を感じないタイプ(おまけはおまけ以上のものを求めると落胆する)
- 高山みなみのハオを目当てに見る人(SP段階ではハオの比重は薄め)
次に見るなら
シャーマンキング(2021年リメイク版)——オリジナルSPを見た後に改めて見ると、同じ原作をどう解釈したかの違いが鮮明になる。キャラの造形や演出のテンポが別物で、どちらが好みかは人によって完全に分かれる。両方見てから判断するのが正直一番いい。
幽☆遊☆白書——霊と人間が共存する世界観、少年マンガ的な熱量、そして当時のジャンプアニメの文法が共通している。こちらも本編の合間に挟まれたコメディ回の空気感がシャーマンキングのSPに近い。林原めぐみのボイスワーク目当てでも見る価値はある。
うしおととら——妖怪・霊との共存というテーマ軸でつながっていて、コメディと真剣な場面の切り替えが似たリズムを持っている。シャーマンキングのSPみたいな「抜け感のあるギャグ」が好きな人には2015年版のうしおととらが特にはまりやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
シャーマンキングSPは現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスをそのままご利用いただけます。本編と合わせてチェックしてみてください。