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シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
シュガーアップルフェアリーテール第2期。銀砂糖師の称号を得たアンヌの前にシャルが突然姿を消す。シャルを取り戻すため決意を新たにするアンヌ。彼女の次なる冒険が幕を開ける。
作品概要・あらすじ
あらすじ
亡き母と同じ銀砂糖師を志してきた少女アンは、数々の試練を乗り越え、ついにその称号を手にします。喜びも束の間、彼女のそばにいたはずの戦士妖精シャルが、何の前触れもなく姿を消してしまいます。手元に残された羽根だけを頼りに、アンはシャルの行方を追う決意を固めます。銀砂糖師として歩み始めた彼女を待ち受けるのは、妖精と人間をめぐる新たな謎と、これまで以上に過酷な旅路。大切な存在を取り戻すため、アンの次なる冒険が静かに、しかし確かに幕を開けます。みどころ・魅力
① 称号を得た先に描かれるアンの成長
第1クールが「銀砂糖師を目指す物語」だったのに対し、第2クールは称号を手にした先の重圧と責任が主題になります。職人としての誇りを背負いながら前へ進むアンの姿は、より大人びた説得力を帯びていきます。② シャルとの絆と切ない距離感
突然姿を消したシャルを追う展開は、本作のラブコメ要素を一気に引き締めます。人間と妖精という決して対等ではない関係の中で、二人が互いをどう想い合うのか。すれ違いと再会の予感が、物語の大きな牽引力になります。③ 砂糖菓子に込められた美しい世界観
繊細な砂糖菓子の描写と、妖精が当たり前に存在する幻想的な世界づくりは引き続き健在です。職人の技と祈りが込められた作品が物語のカギを握る場面も多く、ファンタジーとしての奥行きをじっくり堪能できます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 鈴木洋平 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 水上清資 |
| 原作 | 三川みり |
| 原案キャラデザ | あき |
| キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
| 音楽 | 椿山日南子 |
| 美術監督 | 鈴木朗 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 中島怜「サプライズ」 |
| ED | 東山奈央「door」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1クール目はなんとなく流し見していたクチで、正直なところ砂糖菓子の作画がきれいだったのと、小さい妖精がやたらかわいかった記憶しか残っていなかった。第2クールも「続きをやるなら一応」くらいの温度で再生したら、わりとすぐにシャルが消える。あの軽い気持ちでボタンを押した自分が、気づいたら前のめりになっていた。2回目に見返すと、アンが「銀砂糖師」の称号を手に入れた直後にこの展開を持ってくる構成の意地悪さがよくわかる。手に入れたものと、手放したくないもの。順番が逆なんだよな、と一人でつぶやいた。所有することと、隣に立つこと——人と妖精のあいだの一歩の話
この世界では妖精は売り買いされる「もの」で、羽根を奪われることがそのまま所有の証になっている。そしてアンはシャルの羽根を持っている。つまり制度の上では、アンはシャルを所有している側だ。ここがこの作品のいちばん厄介で、いちばんおもしろいところだと思っている。好きだ、対等でいたい、と願う相手を、自分は法的に所有してしまっている。この矛盾から目をそらさずに第2クールは進む。 シャルが姿を消すという展開は、ラブコメのすれ違いとして軽く処理することもできたはずだ。でもこの作品はそこに「自由」という別の重さを乗せてくる。シャルが離れることは、アンの手の届かない場所へ行くことであると同時に、誰の所有物でもなくなる可能性でもある。取り戻したい、というアンの願いは、裏を返せばもう一度所有しようとすることでもあって、その後ろめたさをアン自身がちゃんと抱えている。だから彼女の旅は、奪われた恋人を救い出す勇者の話には見えない。隣に立つ資格を、自分の足で確かめにいく話に見える。 単なる砂糖菓子職人のサクセスストーリーではなく、誰かを大切に思うときに生まれる「持つ/持たない」の非対称をまっすぐ描いている。やわらかい絵柄の下にこれを仕込んでくるあたり、1クール目を流し見していた自分を軽く反省した。特に刺さったシーン
個人的にいちばん効いたのは、アンが落ち込んでいる横で、ミスリル・リッド・ポッドが空元気に騒いでみせる場面だ。高橋李依の声は、ふだんは小生意気でうるさいくらいなのに、ここぞというところで急に芯のある優しさを出してくる。あの切り替えで、ただのマスコットだと思っていた小さい妖精が、アンの旅を支える感情の重心なんだとわかる。序盤の、アンが一人で前を向こうとする場面で思わず画面に近づいた。 脇を固める声も贅沢で、岡本信彦のオーランドが入ると場の温度がすっと変わるし、寺島拓篤のキャットがいるだけで会話に湿度が出る。前野智昭のヒュー、興津和幸のエリオットと、ひとことふたことのやりとりにいちいち含みがあって、2回目はそっちの芝居ばかり追っていた。派手な見せ場より、こういう余白の演技でこの作品は持っていると思う。読んで見たくなったら——『シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- やわらかい絵柄の奥に、人と人ならざるものの関係の重さを読みたい人
- すれ違いラブコメに、自由や尊厳といった一段重いテーマが乗っているのが好きな人
- 砂糖菓子という地味な題材を、作画で丁寧に見せられるとうれしくなる人
合わない人
- テンポよく事件が片づいていく冒険活劇を期待している人
- 主人公とヒロインがさっさとくっつく、分かりやすい恋愛だけが見たい人
- 1クール目を見ないまま、いきなりここから入ろうとしている人
次に見るなら
人ならざるものに買われ、所有される関係から始まる物語が刺さったなら魔法使いの嫁。売られた少女と人外の魔法使いの距離が少しずつ縮まっていく描き方が近くて、こちらのほうが影は濃い。
手に職を持つヒロインがファンタジー世界で自分の足で立とうとする話が好きなら赤髪の白雪姫。薬師として働くシラユキの、媚びない強さとまっすぐな恋愛のバランスが気持ちいい。
「もの」として扱われた存在が自分の心を見つけていく過程に惹かれたならヴァイオレット・エヴァーガーデン。道具として生きてきた少女が言葉と感情を取り戻していく、作画も含めて静かに殴ってくる一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール」は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。アニメ専門で楽しみたい方にはdアニメストア、幅広い作品とあわせて観たい方にはU-NEXTが向いています。第1クールから続けて一気に追いかけたい方は、どちらかのサービスに登録すればスムーズに視聴できます。




