スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-

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2006スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-

スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-

★ 3.1 / 5.0アクションメカSF
放送年2006年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作ゲーム

宇宙時代開始から200年後、人類は地球から宇宙へ拡大していた。しかし21世紀初頭、2つの隕石が地球に衝突し、人類は混乱に陥る。宇宙時代179年、地球に衝突した3番目の隕石から、地球連邦政府は秘密技術「エクストラ・オーバー・テクノロジー」(EOT)を発見した。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

宇宙時代が始まって200年、人類は地球から宇宙へと版図を広げていた。しかし21世紀初頭、2つの隕石が地球に相次いで衝突し、世界は未曾有の混乱に陥る。さらに宇宙時代179年、地球に落下した3番目の隕石の中から、地球連邦政府は「エクストラ・オーバー・テクノロジー(EOT)」と呼ばれる謎の超技術を発見する。その技術をめぐり、人類の命運をかけた戦いの幕が上がる。

みどころ・魅力

① 人気ゲームシリーズを忠実にアニメ化した重厚なストーリー

本作はバンプレストの人気SRPGシリーズ「スーパーロボット大戦OG」を原作とするアニメ化作品。ゲームのシナリオを丁寧に映像化しており、原作ファンはもちろん、初見のロボットアニメファンも引き込まれる骨太な軍事SF世界観が展開される。

② ゲーム版デザインをそのまま動かす迫力のメカアクション

アルトアイゼンやヴァイスリッター、ヒュッケバインといった人気オリジナル機体が大画面で激突する戦闘シーンは圧巻。ゲーム上の必殺技演出が忠実に再現されており、スパロボファンにとって感涙ものの映像が随所に散りばめられている。

③ リュウセイ・ダテを中心に描かれる個性豊かなキャラクター群像

主人公リュウセイをはじめ、無口なクールキャラのキョウスケ・ナンブ、快活なな女性パイロット・ラトゥーニなど、バラエティ豊かなキャラクターが登場。各キャラクターの背景や人間関係が丁寧に掘り下げられ、ドラマとして読み応えがある。

キャスト・声優一覧

アヤ・コバヤシ
アヤ・コバヤシ
メイン
冬馬由美
リュウセイ・ダテ
リュウセイ・ダテ
メイン
三木眞一郎
ライディース・F・ブランシュタイン
ライディース・F・ブランシュタイン
メイン
置鮎龍太郎
イングラム・プリスケン
イングラム・プリスケン
メイン
古澤徹
ブルックリン・ラックフィールド
ブルックリン・ラックフィールド
サブ
杉田智和
ヴィレッタ・バディム
ヴィレッタ・バディム
サブ
田中敦子
スレイ・プレスティ
スレイ・プレスティ
サブ
長沢美樹
ガーネット・サンデイ
ガーネット・サンデイ
サブ
佐久間紅美
リョウト・ヒカワ
リョウト・ヒカワ
サブ
小林由美子
テンペスト・ホーカー
テンペスト・ホーカー
サブ
中博史
ユーリア・ハインケル
ユーリア・ハインケル
サブ
手塚ちはる
エイタ・ナダカ
エイタ・ナダカ
サブ
田中大文

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スタッフ

音楽平野義久
音響監督高寺たけし
OPJAM Project「Break Out」
OPジャム プロジェクト「Rising Force」
EDあき 美郷「Yell!」
ED美里アキ「Mou Ai Shika Iranai」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

スパロボといえばゲームだと思っていた。PSの画面越しに見ていたあのドット絵のユニットが動いているという認識しかなく、まさかアニメ版があるとは知らずに成人した。見るきっかけは「dアニメで見つけた」という身も蓋もない理由で、タイトルに「OG」が付いているのを見て「これゲームのやつじゃないのか」と半信半疑で再生ボタンを押した記憶がある。

1話を見た瞬間の感想は「思ったよりちゃんと作られている」だった。失礼な言い方だが、正直なところそれ。隕石衝突という大きめのSF設定をかなり落ち着いたトーンで積み上げていく序盤の空気が、ゲーム原作アニメ特有の「キャラ紹介ラッシュで置いてかれる」感と違って、妙に腰が据わっていた。2周目に入ったとき、それがゲームプレイヤー向けのサービスではなく、アニメとして別物を作ろうとした意思の産物だと気づいた。

「守るために作った兵器」が、守る側に牙を剥くまでの話

表向きのあらすじは「隕石からエイリアンテクノロジーが発見されて、地球連邦がそれを元にスーパーロボットを開発しました」という話だ。でもこの作品が本当に描いているのは、その「発見と開発」のプロセスそのものが孕む腐敗の話だと思う。

EOT(エクストラ・オーバー・テクノロジー)は未来の侵略者に備えるための切り札として扱われる。理屈は正しい。脅威は実在する。だから連邦政府が秘密裏に技術を押さえ、軍事転用し、パイロットを「兵器の部品」として扱っても、誰も正面から否定できない。緊急事態の論理は免罪符として機能する。三木眞一郎が演じるリュウセイ・ダテのような人間は、その構造の中で「お前は駒だ」と言われ続けながら、それでも自分の意志で戦うことを選ぼうとする。

置鮎龍太郎のライディースが背負っているものも、この「組織の論理と個人の意志」の衝突だ。置鮎の声は低く、常に何かを堪えているような質感があって、それが「正しい側にいると信じながらも疑念を持ち続けるキャラクター」にぴったり噛み合っている。あの声でセリフが乗ると、単純な善悪ではない何かが滲み出てくる。

冬馬由美演じるアヤ・コバヤシは、このドラマの軸のひとつを担いながら、感情の表出を最小限に抑えた演技をしている。抑えているからこそ、ここぞという場面で感情が漏れたとき、視聴者側がずっと待っていたものが来た、という感覚になる。

「守るための兵器が、守る側を傷つける」という逆説は、SFでは使い古されたテーマかもしれない。ただこの作品はそれを大げさに叫ばない。静かに積み重ねて、最後に爆発させる。ゲーム原作という出自があるせいで「世界観消費コンテンツ」に見えがちだが、その皮の下にある問いかけは意外と鋭い。

特に刺さったシーン

終盤、リュウセイが自分のパーソナルトルーパーで単独突出するシーン。三木眞一郎の「行かせてくれ」の言い方が、叫びでも懇願でもなく、静かな確認に近いトーンで来るのが妙に刺さった。感情が高ぶっているはずなのに声が落ちる、あの演技の選択が「このキャラクターが何者か」を一瞬で更新した。

田中敦子のヴィレッタが命令を下す場面も、思わず手を止めて見直した。田中敦子の声には「この人は本当のことを全部言っていない」という感触がある。ヴィレッタというキャラクター自体が情報を秘匿する立場にいるので、声のテクスチャーと役の性質が完全に一致している。あれは配役の勝利だと思う。

杉田智和のブルックリンは出番が少ないながら、いる場面の密度が高い。クールに見えて内側に何かを抱えているキャラクターに杉田の声は定評があるが、このブルックリンも例に漏れず、短い台詞量でキャラクターの奥行きを作ることに成功している。

読んで見たくなったら——『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • スパロボのゲームをプレイしたことがあり、「あの世界に肉声が付いたらどうなるか」を一度でも想像したことがある人
  • 宇宙世紀ガンダムのように「戦争の構造と個人の意志の摩擦」を描くロボットアニメが好きな人
  • 三木眞一郎置鮎龍太郎田中敦子のファンで、彼らが同じ作品に揃っているというだけで見る理由になる人
  • 序盤の世界観構築が丁寧でも辛抱できる、腰の長い視聴者

合わない人

  • スパロボのゲームを一切知らず、大量のオリジナルキャラクターを一から把握する余力がない人
  • ロボット戦闘のカタルシスを序盤から求める人(立ち上がりはかなりじっくり)
  • キャラクターの関係性・掛け合いより、とにかくメカ描写とアクションを優先したい人

次に見るなら

機動戦士ガンダム 第08MS小隊——地球連邦軍という組織の中で、命令と個人の意志の間で引き裂かれる兵士たちの話。「戦争の道具として扱われながら人間として生きる」というテーマが近く、ディバイン・ウォーズのトーンが好きならこちらも確実に刺さる。

フルメタル・パニック!——軍が生み出した少年兵が、ロボット兵器を操りながら「普通の人間」として生きようとする話。組織に作られたキャラクターが自分の意志を持つまでの過程が、リュウセイのドラマと構造的に近い。テンポは軽快なので口直しにも使える。

蒼穹のファフナー——人類が外敵から生き延びるために子供を兵器として育てる、という設定の重さがディバイン・ウォーズと通じる。こちらはより感情的な振れ幅が大きく、消耗するが、見終わったあとの密度は高い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』は、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも会員登録後すぐに視聴できますので、ご自身の利用中のサービスでお気軽にお楽しみいただけます。スパロボシリーズの世界観をアニメで堪能したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズはどこで見られますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらも見放題プランに対応していますので、加入済みの方はすぐに視聴を開始できます。
Q. ゲームをやったことがなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。アニメ単体として視聴しても世界観・キャラクター・ストーリーが丁寧に描かれているため、スパロボ未経験の方でも十分に楽しめる内容になっています。
Q. 全何話ありますか?
A. 全25話です。2006年10月から2007年3月にかけてTBSほかで放送されました。1クール強のボリュームで、テンポよく視聴できます。
Q. 続編はありますか?
A. 本作の後続として『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』(2010年)が制作・放送されています。ディバイン・ウォーズを楽しんだ方は続けて視聴することをおすすめします。

まとめ

『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』は、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも会員登録後すぐに視聴できますので、ご自身の利用中のサービスでお気軽にお楽しみいただけます。スパロボシリーズの世界観をアニメで堪能したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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