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2009

ティアーズ・トゥ・ティアラ
★ 3.4 / 5.0アクション冒険ファンタジー
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | WHITE FOX |
中世のような世界で、少女リアノンは復活した魔王アーウェンをなだめるため生贄にされる。兄アーサーが救出を試みるが、アーウェンは自分を復活させた者たちに逆らい、リアノンを救出する。これによりリアノンはアーウェンに好意を抱くようになる。やがてアーウェンを指導者とする冒険の仲間たちが集められていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
中世を思わせる剣と魔法の世界。少女リアノンは、復活した魔王アーウェンを鎮めるための生贄として捧げられようとしていました。兄アーサーは妹を救うべく動き出しますが、よみがえったアーウェンは自らを蘇らせた者たちの思惑に反旗を翻し、リアノン自身を救い出します。やがてリアノンはアーウェンへ淡い想いを寄せるようになり、彼を旗頭として個性豊かな仲間たちが集っていきます。種族や立場を超えて結ばれた一行は、訪れる戦乱と陰謀に立ち向かいながら、それぞれの運命を切り拓いていきます。みどころ・魅力
① 神話を下敷きにした重厚なファンタジー世界
ケルト神話を想起させる地名や種族設定が物語に厚みを与えています。剣と魔法だけでなく、神々や古の伝承が絡む世界観が丁寧に描かれ、王道ファンタジーとしての骨太な手応えを楽しめる作品に仕上がっています。② 魔王アーウェンを中心とした群像劇
「魔王」でありながら仲間思いで頼れるアーウェンの人物像が魅力です。彼を慕って集う仲間たちとの掛け合いや、それぞれが抱える事情が少しずつ明かされていく展開で、戦いの合間に描かれる絆の物語が見ごたえを生んでいます。③ 迫力ある戦闘と戦記要素
個人の剣戟だけでなく、軍勢同士がぶつかる戦記的なスケールも本作の見どころです。仲間たちが力を合わせて強大な敵に挑む構図が繰り返し描かれ、アクションと冒険、ファンタジーの要素がバランスよく組み合わさっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 小林智樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| 原案キャラデザ | 甘露樹 |
| キャラクターデザイン | 中田正彦 |
| 音楽 | 服部隆之 |
| 美術監督 | 保木いずみ |
| 音響監督 | 明田川進 |
| OP | スゥ「Free and Dream」 |
| ED | 巽明子「Blue sky, True sky」 |
| ED | 結城アイラ「Weeping Alone」 |
| ED | スゥ「memory」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ケルト系のファンタジーを誰かにすすめようとリストを作っていて、記憶の底からふっと名前が浮かんだのがこれだった。で、どこで配信してるか調べて——なかった。どこにもない。配信なし。存在ごと忘れていたところに「観たくても気軽には観られない」のおまけ付きで、軽く笑ってしまった。結局DVDを借り直すことになる。最初に観たのは放送当時で、Leaf原作と聞いていたから正直「またハーレム物か」と斜に構えて再生したのを覚えている。ところが戦の重さと部族の手触りが思っていたより硬派で、2回目に通したときには、あの第一印象を持っていた自分のほうが軽率だったと認めるしかなかった。「魔王」と呼ばれた男が、いちばん人の世を手放さなかったという話
この作品をハーレム系ファンタジーの棚に入れて済ませると、たぶん芯を取り落とす。物語の出発点は、神聖を名乗る側が少女リアノンを生贄に捧げ、封じられていた存在を都合よく蘇らせようとする——その手つきにある。蘇ったアロウンは、自分を呼び出した者たちに従わない。むしろ背を向けて、捧げられかけた娘のほうを救う。「魔王」と札を貼られた者が人を救い、「神聖」を掲げた側が人を薪にする。この反転が、最後まで作品の背骨として通っている。 名前の選び方も効いている。アロウン、リアノン、アーサー——ウェールズ神話の語彙を引いてきているのは明らかで、本来なら神話の住人であるはずの名前を背負った連中が、土を耕し、税を考え、誰を仲間に入れるかで揉める。神話が地に降りて、生活の話になる。そこが好きだ。蘇った力でドカンと敵を薙ぎ払う物語ではなく、ばらばらの部族をどう一つの民にまとめ、どんな国を立てるかという、ひどく地味で人間くさい工程を延々やる。魔王という看板を掲げた男が、誰よりも人の世の面倒くささを引き受けていく。単に「異世界で無双する話」ではなく、肩書きと中身がどれだけ食い違うかをずっと描いている作品だと、観るたびに思う。特に刺さったシーン
序盤、アロウンが目を覚ます場面。蘇らせた側が勝ち誇る空気のなかで、彼が静かにそれを裏切る——大川透の、底のほうで鳴っているような低い声が、ここで効く。声を張らないのに従わせる重さがあって、「ああ、この男は脅して人を動かすタイプじゃないんだな」と最初の数分で伝わってくる。あの落ち着きが作品全体のトーンを決めていた。 もう一人、終盤にかけて立場を変えていくオクタヴィアの線も忘れがたい。田中理恵が、剣を握る側の硬さと、ふとした隙に出る素の体温を行き来させていて、敵として出てきたはずの人物にいつの間にか肩入れしている。植田佳奈のラスティやうえだゆうじの加わる賑やかさが、戦の合間の生活感を支えていて、重い話なのに不思議と息が詰まらない。2回目で気づいたのは、刺さるのが大きな決戦より、こういう人が宗旨替えする小さな場面のほうだということだった。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 部族をまとめて国を立てていく、地味で泥くさい過程をじっくり追うのが好きな人
- ウェールズ・ケルト神話の名前や世界観のにおいにピンとくる人
- 「魔王」「神聖」みたいな肩書きがひっくり返る構図に弱い人
- 2009年のTVアニメの絵の手触りを、欠点ではなく当時の体温として受け取れる人
合わない人
- 今どきの緻密な作画とスピード感を最優先したい人
- ギャルゲー原作のハーレム的な座組みに入口で引っかかってしまう人
- 序盤の世界説明のもたつきを待てない、テンポ重視の人
次に見るなら
肩書きを背負った男が部族を束ねていく構図がはまったなら、うたわれるものがいちばん近い。仮面の男が寄せ集めの民をまとめて国を作る話で、戦と日常の配合がよく似ている。神話のにおいと地に足のついた旅を両取りしたいなら精霊の守り人。世界の作り込みと水の質感が段違いで、ファンタジーの背景を本気で組む作品が観たい人向け。もっと古典の王道に寄せたいならロードス島戦記で、剣と魔法のどっしりした手触りはこの系統の原点として外せない。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
2009年放送のTVアニメ『ティアーズ・トゥ・ティアラ』について、現時点で配信が確認できる動画サービスはありません。視聴を検討している方は、各配信サービスやレンタル・ソフトでの取り扱い状況を改めてチェックしてみてください。配信状況は今後変わる可能性がありますので、最新の情報をご確認いただくのがおすすめです。
