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宇宙戦艦ヤマト2199「追憶の航海」
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
アニメシリーズの再編集版です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
放射能汚染により滅亡の危機に瀕した地球。人類に残された時間はわずか1年余り。14万8000光年の彼方に位置する星「イスカンダル」から届いたメッセージを頼りに、伝説の宇宙戦艦ヤマトへ乗り込んだ古代進たちは、地球を救う装置「コスモリバースシステム」を求めて未知の宇宙へと旅立つ。ガミラス帝国の脅威と戦いながら続く壮大な航海を描いたTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」の再編集劇場版作品。みどころ・魅力
① 現代技術で蘇る宇宙戦艦ヤマトの圧倒的映像美
オリジナル版「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクした本シリーズは、精緻なCGと緻密なメカニック描写で宇宙空間の壮大さを鮮やかに表現している。劇場版としてまとめられた本作では、TVシリーズのハイライトシーンを高品質な映像で堪能できる。② シリーズ未視聴でも楽しめるダイジェスト構成
全26話のTVシリーズを凝縮した本作は、ヤマトの旅の要点をテンポよく体感できる構成になっている。長編シリーズへの入口として最適であり、物語の流れとキャラクターの魅力を短時間で把握したい視聴者にとって理想的な作品だ。③ 極限状況が生む乗組員たちの絆と人間ドラマ
古代進と森雪をはじめとする個性豊かな乗組員たちの関係性や葛藤が丁寧に描かれている。命がけの旅の中で芽生える友情と成長は、SF作品の枠を超えた感動を生み出し、ヤマトシリーズが世代を超えて愛され続ける理由のひとつとなっている。キャスト・声優一覧






スタッフ
| 監督 | 加戸誉夫 |
|---|---|
| OP | 葉加瀬太郎「Uchuu Senkan Yamato」 |
| ED | 水樹奈々「BLUE」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——「ヤマトって、あのヤマト?」から始まった話
正直に言う。ヤマトは通ってきていない。松本零士も、さらば宇宙戦艦ヤマトも、リアルタイムどころか追いかけようとしたこともなかった。なんとなく「古い世代のアニメ」という棚に分類していて、触れる機会がないまま来てしまった。
それが劇場に足を運んだのは、連れていかれたから、というのが正確なところだ。2014年、2199シリーズの集大成として上映された総集編。「見てない人でも入れるから」と言われて、半信半疑で席に座った。
スクリーンに広がった宇宙の暗さと、あの主砲の発光シーンを見た瞬間、「ああ、これは映画館で見るものだ」と思った。知識ゼロでも映像の密度で引っ張られる。それが最初の印象だった。ただ、総集編ゆえのカットと圧縮も随所にあって、初見で感情がついていけない場面もあった。もう一度見れば、たぶん違う。
「絶対に帰還する」という意志が、戦争の悲劇を超えていく話
宇宙戦艦ヤマト2199という作品を総集編という形で見たとき、まず感じたのは「これ、戦争アニメじゃないな」ということだった。いや、戦争は描かれている。ガミラスとの戦闘、無数の死、地球の壊滅的状況。でもその全部が「帰る」という一点に収束していく。
イスカンダルへ向かうヤマトの乗組員たちは、帰還を前提に出発している。往路に何が起きても、それは「帰るための過程」として機能する。この構造が、普通の戦争ものと決定的に違う。「勝つこと」ではなく「生きて帰ること」「地球を救う装置を持ち帰ること」が目的なのだ。
古代進という主人公が体現しているのは、この「帰還への意志」だと思う。兄を失い、地球そのものが瀕死の状態で、それでも前に進む。感傷に浸る余裕もないまま、次の戦闘、次の宙域へ。その不格好な前進が、どこか胸に刺さる。
総集編という形式はある意味、このテーマに合っている。2時間という制約の中で、ヤマトは目的地へ向かって圧縮された時間を突き進む。寄り道も詳細な心理描写もそぎ落とされた結果、残るのは「進む」という運動だけだ。それが粗さになっているシーンもあるが、逆に作品の骨格が際立っているとも言える。
ガミラスが「単純な悪役」として描かれていないこともポイントで、彼らにも論理がある。自分たちの星を救うために地球を犠牲にした、という構図は、視点次第で「ヤマト側」と「ガミラス側」が入れ替わりうることを示している。帰る場所を守ろうとしている点では、どちらも同じなのだ。この対称性が、単純な勧善懲悪から作品を一段上に引き上げている。
特に刺さったシーン
波動砲の初発射シーン。劇場の音響で聞くと、発射前のチャージ音から違う。「溜める」という演出設計が映画館前提でできているとしか思えないほど、空間を使っている。ああ、これが「宇宙の孤独」の音だ、と思った。
森雪の声が変わっていること(2199ではキャスト刷新されている)を後から知って、改めてそのシーンを思い返した。感情の乗せ方が現代的で、古参ファンには賛否あるらしいが、初見の自分には違和感がなく、むしろ静かな強さのある演技だと感じた。「このキャラクターはこういう人だ」と自然に腑に落ちる芝居だった。
終盤、イスカンダルを目前にして乗組員が疲弊しきっているシーン群の積み重ねも印象に残っている。ここは総集編ゆえに駆け足だが、それでも「長旅の果てに人間がどうなるか」というリアルは伝わってくる。英雄的な宇宙旅行ではなく、消耗していく人間たちの話なのだと、ここで実感した。
読んで見たくなったら——『宇宙戦艦ヤマト2199「追憶の航海」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 宇宙を舞台にした骨太なSFドラマが好きで、キャラクター数が多くても追える人
- 映画館の音響・スクリーンで体験する「大きな絵」を求めている人
- 古典的な冒険譚の構造(出発・試練・帰還)に素直に乗れる人
- ヤマト2199本編を見た後、劇場でもう一度その世界に浸りたい人
- 戦争もの・SFものに触れてきたが、なぜか旧ヤマトだけ未通過だった人
合わない人
- 総集編と知らずに入ると、キャラクターの関係性が唐突に感じられて乗れない可能性がある
- 心理描写や人間関係の細部をじっくり追いたい人(2時間への圧縮でその部分は薄い)
- 「なぜその決断をしたのか」の積み重ねを大切にする視聴スタイルの人(本編を先に見ることを強く勧める)
- 現代的なテンポ感を求めている人(演出リズムはあくまで2012〜2013年の本編に準拠)
次に見るなら
この作品を気に入ったなら、まず宇宙戦艦ヤマト2199の本編全26話を見てほしい。当然の話だが、総集編はあくまで入口に過ぎない。本編でしか描かれていないキャラクターの掘り下げ、サブプロットの細部が加わることで、同じシーンがまったく違う重みを持って見えてくる。
SF的な孤独感と「帰還」というテーマが刺さったなら、機動戦士ガンダム THE ORIGINも合う。宇宙での戦争を、個人の選択と歴史の大きな流れの交差点として描く作品で、映像クオリティと音響設計の丁寧さはヤマト2199に通じるものがある。劇場版シリーズなのでスクリーンで見た体験が生きる。
壮大な宇宙旅行とドラマの融合という点では、銀河英雄伝説 Die Neue Theseも挙げておく。こちらはより政治・軍事ドラマ寄りだが、「宇宙を舞台にした人間の話」という軸は共通している。登場人物が多くても群像劇として整理されているので、ヤマトのような大人数キャストに慣れた人なら入りやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「宇宙戦艦ヤマト2199「追憶の航海」」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数の主要サービスで視聴できるため、すでにご利用中のサービスからすぐにお楽しみいただけます。劇場版ならではのテンポで宇宙戦艦ヤマトの世界を体験してみてください。






