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夜は猫といっしょ
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 30話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio PuYUKAI |
フータが疲れて帰宅すると、新しい猫と過ごすことだけが望みです。猫の神秘的な習性や仕草が丁寧に再現されており、かわいい毛玉と一緒に暮らす日常を描いたほのぼのとしたコメディです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
毎日仕事で疲れ果てて帰宅するフータにとって、愛猫と過ごす時間だけが心の支えです。本作は、そんな猫との静かな日常を丁寧に切り取ったほのぼのコメディ。猫が見せる謎めいた習性や独特の仕草がリアルに再現されており、猫を飼ったことがある人ならきっと共感できるシーンが随所に詰まっています。かわいい毛玉との生活がもたらす小さな幸せを描いた、癒し系の短編アニメです。みどころ・魅力
① 猫の「あるある」な仕草の忠実な再現
深夜に突然走り回る、狭い場所にぴったりはまる、じっとこちらを見つめる――猫が実際に見せる不思議な行動や仕草が細やかに描かれています。猫オーナーには「うちの子と同じ!」と思わず笑ってしまう場面が続出し、リアリティのある描写が大きな魅力です。② テンポよく楽しめる短編フォーマット
1話数分の超短編スタイルにより、隙間時間にサクッと視聴できるのが嬉しいポイント。各話完結のエピソードが続くため、途中から見ても楽しめます。忙しい日でも気軽に猫のかわいさを補給できる、現代のライフスタイルに合ったフォーマットです。③ 疲れた日に寄り添う癒しの空気感
仕事帰りのフータの疲労感と、それをほぐしてくれる猫の存在感が絶妙なバランスで描かれています。大きな事件も激しいドラマも起きないからこそ、見終わった後に静かな幸福感が残る作品です。日々の疲れを忘れてゆったりした気持ちになれる一本です。キャスト・声優一覧






スタッフ
| 監督 | 芦名みのる |
|---|---|
| キャラクターデザイン | たけはらみのる |
| 音楽 | うたたね歌菜 |
| 音響監督 | 郷文裕貴 |
| ED | 伊藤 Kashitarou「ひなたの国」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルで選んだ。「夜は猫といっしょ」、それだけで内容がわかるし、気持ちもなんとなくわかった。しかもTVショートということで、失敗してもダメージが少ない。そういう軽い気持ちで1話つまみ食いするつもりが、気づいたら同じ週に何周もしていた。
最初は「猫好き向けの、ほっこり系」だと思っていた。ところが作中の猫の動き——狭いところに無理やり入ろうとしたり、深夜に突然走り出したり——が妙にリアルで、「このアニメ、ちゃんと猫を観察して描いている」と気づいたのは2周目のあたり。そこから見方が変わった。
フータくん役の日野聡の声が、疲れたサラリーマンの「もう何も考えたくない」感をのせていて、それが猫の気ままな行動と衝突するたびに微妙に笑えるリズムが生まれている。短編だからこそのテンポで、長尺だと逆に成立しないかもしれない。
疲れて帰った夜だけが持っている、あの「何も考えなくていい時間」の話
この作品を「猫かわいい系」として分類すると、たぶん本質を見逃す。フータくんが帰宅するシーンが毎回ある——くたびれた顔で玄関を開けて、そこにキュルガがいる。それだけの話なのに、そこに描かれているのは「仕事をして帰ってきた人間が、動物に会った瞬間だけ素になれる」という、かなり具体的な経験だと思う。
猫は、今日の会議がうまくいったかどうかを気にしない。疲れているかどうかも関係ない。ただそこにいて、気が向いたら近づいてくるし、気が向かなければ知らんぷりしている。その非対称性が、疲れた人間にとってなぜか安心感になる——というのは猫と暮らしたことがある人間なら体感でわかる話だけど、このアニメはそれを説明するのではなくそのまま映像にしている。
高垣彩陽が声を当てているキュルガのセリフというか鳴き声に近い表現が面白くて、猫としての論理で動いているのがわかるのに、どこかに感情の手触りがある。種﨑敦美のピーちゃんも含めて、この作品の「猫たちの声」は単に可愛らしいだけでなく、生き物としての質感があった。出演作163本の種﨑敦美が、ほぼセリフらしいセリフのない役でも存在感を持たせているのは地味に技術の話だと思う。
タイトルの「夜は猫といっしょ」という言葉も効いている。昼じゃなくて夜、というのが重要で。夜というのは仕事が終わった後の時間、もう何かを達成しなくていい時間だ。その時間に猫といっしょにいること——それ自体がこの作品のテーマであり、それ以上でも以下でもない。何かを訴えようとしていないし、感動させようともしていない。ただそこにある、あの夜の感じ。
この構造は単純に見えて、実はかなり作るのが難しい。「何も起きないけど面白い」は「何かが起きる面白さ」より難度が高い。猫の行動観察の精度と、フータくんの反応の温度感と、声優の音の乗せ方が、三つ揃って初めて成立している。
特に刺さったシーン
猫が深夜に突然走り出す、あの「夜の運動会」が丁寧に描かれている場面——見た瞬間に「あ、これ完全にあれだ」となった。実際に猫と暮らしている人間には説明不要の、深夜に突然スイッチが入る例のやつ。あのシーンの作画は、猫の重心の移動と着地のタイミングが妙に正確で、どこかのスタッフが相当観察したんだろうなというのが伝わってくる。
日野聡のフータくんが猫の行動に「なんで……」と低温でつぶやく声の温度が好きだった。大げさに反応しない、でも気になっている、というあの感じ。声のトーンだけでキャラクターの性格が全部わかるタイプの演技で、1話数分しかないにもかかわらずフータくんという人間の疲れ感とおかしみが確実に積み上がっていく。出演作227本のベテランが短編でやることの密度、という感じがあった。
高垣彩陽のキュルガが、何気ない場面で短く鳴くタイミングがいい。要求でも甘えでもない、ただそこにいますという存在確認みたいな鳴き声で、妙にリアルだった。ここで思わず「猫……」と口に出した記憶がある。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 猫を飼っている、または飼ったことがある人
- 仕事帰りに「何も考えたくないけど誰かそこにいてほしい」と感じたことがある人
- 1話5分以内のショートアニメを日常的に流している人
- 猫の動きの作画が正確かどうか気になってしまう人
- 日野聡・種﨑敦美・高垣彩陽の声が好きな人
合わない人
- ストーリーの起承転結を求める人(ほぼない)
- 1話が短すぎて物足りなさが勝ってしまうタイプ
- 猫にまったく興味がなく、日常系コメディも好みでない人
- 「何かが起きること」を前提にアニメを見る人
次に見るなら
猫の行動観察を軸にした日常系ショートアニメとして、「うちの猫がまた変なことしてる。」が直接的に近い。猫の「なんでそうなるの」という行動を淡々と追う姿勢が似ていて、こちらも1話数分で見やすい。
「何も起きないのに見続けてしまう空気感」という意味では「ゆるキャン△」も通じるものがある。猫は出てこないが、疲れた夜に流すアニメとしての機能が似ている。頑張ることを一切要求してこない作品という意味で。
日常の解像度を上げた描写が好きなら「スキップとローファー」もおすすめ。こちらは学園もので毛色が違うが、「観察して丁寧に描く」という姿勢の近さを感じる。夜は猫といっしょで作画や演技の細部を拾いながら見ていたなら、たぶん合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現在、『夜は猫といっしょ』の主要な配信サービスでの配信は確認されていません。視聴方法については、最新情報を各プラットフォームや公式サイトにてご確認ください。短編アニメながら猫好きの心をしっかりつかむ作品ですので、視聴の機会があればぜひチェックしてみてください。










