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学園ベビーシッターズ
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
両親が飛行機事故で亡くなった高校生の竜一と幼い弟・小太郎は、同じ事故で息子夫婦を失った森ノ宮学園の理事長に引き取られる。しかし理事長は兄弟が学園に住むための条件として、学園の生徒たちの世話をすることを求める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
両親を飛行機事故で亡くした高校生・鹿島竜一は、幼い弟・小太郎とともに、同じ事故で息子夫婦を失った森ノ宮学園の理事長に引き取られる。住む場所と引き換えに理事長が出した条件は、学園内に設けられた「保育ルーム」で、教職員の幼い子どもたちの世話をすること。竜一は弟の面倒を見ながら、個性豊かな園児たちと向き合う日々を送ることになる。やんちゃな子どもたちに振り回されつつも、竜一と小太郎は新しい家族のような温かなつながりを育んでいく。みどころ・魅力
① 園児たちの破壊力抜群の可愛さ
保育ルームに集まるのは、双子のいたずらっ子から泣き虫、しっかり者の女の子まで、個性豊かな園児たち。予測不能な行動や無邪気な笑顔は、観ているだけで頬がゆるむほどの可愛さ。子どもならではのリアルな仕草が丁寧に描かれ、癒し効果は抜群です。② 竜一と小太郎の兄弟愛
両親を失いながらも弟・小太郎を支える兄・竜一の優しさが、物語の芯になっている。まだ幼い小太郎が見せる健気さや、兄を一途に慕う姿には何度も胸を打たれる。喪失を抱えながら前を向く兄弟の姿が、温かくも切なく描かれているのが魅力。③ 笑いと涙の絶妙なバランス
基本はほのぼのとしたコメディだが、随所に家族や別れをテーマにしたエピソードが織り込まれている。クスッと笑えるシーンの合間に、ふと涙腺を刺激される展開も。日常系ならではの安心感と、心温まる感動を両立させた構成が見どころ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 森下柊聖 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン | 大沢美奈 |
| 音楽 | 川田瑠夏 |
| 美術監督 | 渋谷幸弘 |
| OP | 小野大輔「Endless happy world」 |
| ED | 西山宏太朗「おしえてョ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は配信リストを消化するつもりで、深夜にぼんやり再生した一本だった。赤ちゃんが出てくる癒し枠、くらいの雑な前提で。ところが冒頭、両親を飛行機事故で亡くした兄弟、という前提が淡々と置かれて、コーヒーを一度テーブルに戻した。これは「かわいい赤ちゃんアニメ」の皮をかぶった、別の何かだぞ、と。2回目に見て気づいたのは、笑っている場面ほど後からじわっと効いてくること。竜一が弟の小太郎をあやす手つきが妙に手慣れているのは、もうそうやって生きるしかなかったからで。初見では素通りした細部のほうに、この作品の本体がある気がしている。
世話をしているつもりで、いちばん世話をされていたのは竜一だった
学園ベビーシッターズは、表向きは保育ルームのドタバタコメディだ。赤ちゃんが転ぶ、泣く、変なものを口に入れる、それを高校生が必死で追いかける。笑える。実際よく笑った。でもこの作品は単なる赤ちゃん成分の供給装置ではなくて、喪失を抱えた人間がどうやってもう一度日常へ戻っていくか、という話だと思っている。
竜一は両親を一度に失っている。その重さを、彼はほとんど言葉にしない。代わりに弟・小太郎の世話をする。ミルクを作り、おむつを替え、泣けばあやす。与える側、世話をする側に回り続ける。けれど見ているうちに分かってくるのは、その世話が竜一自身を支えているということだ。手を動かしている間は、立ち止まらずに済む。守るべき小さい存在がいることが、彼をかろうじて地面につなぎとめている。
兄弟を引き取った理事長もまた、同じ事故で息子夫婦を失っている。だからこの家は、欠けた者どうしが寄り集まってできている。誰かが誰かを一方的に救うのではなく、互いに世話をし合うことで全員がどうにか立っている。赤ちゃんたちは何も知らずに泣いて笑っているだけなのに、その無防備さが、大人と高校生の崩れかけた部分を少しずつ埋めていく。
だからこの作品の癒しは、ふわふわした無菌の癒しではない。痛みの上に辛うじて成り立っている癒しだ。そこが、ただ赤ちゃんがかわいいだけの作品と決定的に違うところだと思っている。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な見せ場ではなく、なんでもない世話の場面だった。序盤、竜一が泣きやまない赤ちゃんを抱えたまま途方に暮れるくだり。どうしていいか分からないまま体だけ動かしている、あの感じが妙にリアルで、画面の前でこちらまで肩に力が入った。
声まわりも丁寧だ。狼谷隼を演じる梅原裕一郎が、生意気なのに根は寂しい男の子の温度をきちんと出していて、低めの作品トーンによく馴染む。個人的にうなったのは種﨑敦美で、母親役の熊塚弥生と、言葉になる前の幼い狸塚数馬を一人で行き来している。大人の声と、あの「あー」「うー」を同じ喉から出しているのかと思うと、声優という仕事の異常さに改めて頭が下がった。大人組も良くて、犬井博幸の細谷佳正、狸塚恒介の日野聡あたりの、力の抜けたおじさん芝居が場を地に足つかせている。
終盤、竜一がふと感情の堰を切るような展開があって、初見では普通に見ていたのに、2回目はそこへ来るまでの全部が伏線だったと分かって、しばらく黙った。泣かせにかかってこないぶん、かえって効く。
読んで見たくなったら——『学園ベビーシッターズ』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 日常系・癒し枠が好きで、でもただ甘いだけだと物足りない人
- 喪失や再生のテーマにめっぽう弱い人
- 赤ちゃんや子どもの理不尽なかわいさに耐性がない人
- 声優の演技、とくに幼児芝居の妙技をじっくり味わいたい人
合わない人
- 明確なストーリーの起伏や大きな事件を求める人
- 子ども・赤ちゃん成分が生理的に苦手な人
- ギャグのテンポが速くないと退屈してしまう人
次に見るなら
うさぎドロップ——独身の男が、なりゆきで幼い子を育てることになる話。血のつながりや覚悟の輪郭を、押しつけがましくなく描く。世話をする側の戸惑いが好きならこっち。
甘々と稲妻——妻を亡くした父が、娘とごはんを作る。喪失の上に成り立つ穏やかさの手ざわりが、ベビーシッターズと地続きだ。食べる場面の作画もいい。
のんのんびより——大きな事件は起きない。ただ田舎で時間が流れるだけ。テンション低めの癒しが肌に合った人なら、この何もなさが後から効いてくるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『学園ベビーシッターズ』は、現在DMM TVで配信中です。見放題サービスの対象作品となっているため、全話をまとめて視聴できます。園児たちの可愛さや兄弟の絆に癒されたい方は、ぜひDMM TVでチェックしてみてください。
