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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~OVA
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
かぐや姫は白玉楼の地下に囚われた。白玉楼の管理人・小町は、かぐや姫を解放する条件として、白玉楼に来た者たちと恋愛心理戦を仕掛けることを命じる。かぐや姫は、藤原書記や四宮かぐや、石上優らと心理戦を繰り広げ、相手を落とそうと必死に作戦を立てる。やがて、すべての登場人物の思惑が絡み合い、予想外の展開へと進んでいく。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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作品概要・あらすじ
あらすじ
生徒会室を舞台に、会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやによる告白回避の恋愛頭脳戦はOVAでも健在。藤原千花や石上優も交え、いつも以上にドタバタ感が増したエピソードが展開される。恋心を悟られまいとする二人の攻防と、周囲のキャラクターたちが巻き起こす騒動が絶妙に絡み合い、笑いと甘さが混在する特別なひとときをお届けする。
みどころ・魅力
① 本編さながらの恋愛頭脳戦とドタバタ笑い
OVAでもかぐやと白銀の「先に告白した方が負け」という緊張感はそのまま。むしろ本編では描ききれなかった脱力系ギャグや過剰なリアクションが全面に出ており、本編ファンほど笑えるシーンが随所に詰め込まれている。
② 藤原千花・石上優ら脇役キャラの存在感
本編でも人気の高い藤原書記や石上が、OVAならではの自由な尺の中でのびのびと活躍。メインの二人を翻弄するコメディリリーフとしての役割を十二分に果たしており、キャラクターへの愛着がさらに深まる内容になっている。
③ 本編では見られないキャラの一面とファンサービス
OVAならではの少し大人なシチュエーションや、普段クールなキャラが崩れる場面など、ファンへのサービス精神あふれる演出が光る。本編を見終えた後の”ご褒美”的な位置づけとして、シリーズファンに特に刺さる一作。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 小俣真一 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 八尋裕子 |
| 音楽 | 羽岡佳 |
| 美術監督 | 若林里紗 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | Masayuki Suzuki「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」 |
| ED | Haruka Fukuhara「風に吹かれて」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
かぐや様の本編は3期まで全部追っていた。アニメ終わったあと原作も読んで、あの熱量がOVAでどこまで出るか半信半疑で再生したのが正直なところ。OVAって往々にして「本編好きなら買ってね」な薄い後日談か、何も起きないファンサービスで終わるので、期待値は意図的に低く設定していた。
ところが再生して数分で、あの感覚が戻ってきた。古川慎の白銀の声——あのちょっと鼻につくプライド高い感じと、照れを隠してる感じが同居した演技。2回目見たとき、序盤の台詞回しで気づいたんだけど、本編より微妙に柔らかくなってるんだよな。成長した白銀御行が出てる。そこに気づいてから、また最初から見直してしまった。
これは本編の「補完」というより、恋愛頭脳戦のフォーマットを使って違う角度から回してみた「外伝」という感覚が近い。TVシリーズを見ていることが前提のつくりで、キャラクターの関係性が既知であること込みで設計されている。未視聴で飛び込むのはかなりきつい。
恋愛に「勝ち負け」を持ち込む人間が、一番ひどく負ける話
かぐや様という作品の根っこにあるのは、ずっとこれだと思っている。二人とも「相手に告白させる」という戦略を立てる。主導権を渡さない、弱みを見せない、先に折れたほうが負け——そういうルールを自分で設定して、自分でがんじがらめになっている。
OVAはその構造を、より極端なシチュエーションに放り込むことで浮かび上がらせる。本編の積み重ねがあるから、登場人物それぞれが「勝ちたい」「でも本当は……」という二層構造で動いているのが分かる。分かるからこそ、序盤の心理戦の滑稽さが笑えるし、終盤の展開でじわっと来る。
藤原書記役の小原好美は、こういう「空気を読んでいないようで実は読み切っている」キャラクターをやらせると本当に上手い。天然に見える台詞のひとつひとつに、微妙な間と声のトーンで「気づいてないわけじゃないよな……」という含みを持たせてくる。本編でもそれが好きで、OVAでも健在だった。
そして早坂愛。花守ゆみり演じるこのキャラクターが、OVAの中で密かに一番素直なんだよなと2回目に気づいた。主人に仕える立場でありながら、感情がちょっとだけ漏れ出す瞬間がある。花守ゆみりはその「漏れ出し方」の調整が巧みで、声を荒げるでも台詞で説明するでもなく、息の使い方でそれをやる。
頭脳戦というフォーマットで包みながら、結局描いているのは「うまく気持ちを伝えられない人間の、不器用なあがき」だ。OVAというフォーマット上、本編より短く凝縮されているぶん、そのテーマが雑味なく出てくる。本編3期分見てきた人間には、刺さる密度がある。
特に刺さったシーン
伊井野ミコが何かを我慢しながら真面目に対処しようとする場面——あそこが一番好きだった。富田美憂の演技で、声のトーンが「平静を装う声」になっている。力が入っているのに入っていないように聞こえる、あの感じ。本編から継続してこのキャラクターを見てきているから、その「背伸びしてる感」に余計反応してしまった。
あと、子安武人が声を当てている白銀の父が出てくるシーン。出番は短いのに、あの存在感。子安さんが長年積み上げてきた「胡散臭いけど憎めない大人」の系譜がそのまま出てくる。本編でも毎回そうなんだけど、登場するだけで画面の空気が変わる。白銀御行との関係性のおかしさも、父親の声優がこの人だから成立している部分がある。
最初に見たときは流してしまった終盤の小さなやり取りを、2回目で見直したらちゃんと伏線だったと気づいて「やられた」となった。シナリオの組み方がちゃんとしていて、笑いで包みながら最後にスっと抜いてくる構成が気持ちいい。
読んで見たくなったら——『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- かぐや様本編(TVシリーズ3期)をすべて見終えた人。キャラクターの関係性の積み重ねありきで設計されているので、そこが前提になる
- 恋愛コメディの「すれ違い」や「ツンデレの外側」にある人間のおかしさが好きな人
- 声優の演技に耳を寄せながら見るタイプ。古川慎・小原好美・富田美憂それぞれの芝居に見どころがある
- 短時間でテンポよく笑いたい人。OVAとして完結した密度がある
合わない人・注意が必要な人
- 本編未視聴でこれだけ見ようとしている人。前提知識なしだとキャラクターの関係性が分からず、笑いどころも半減する
- 本編の恋愛進展の続きを期待している人。OVAという性質上、メインストーリーは動かない
- ジャンル表記にある「セクシー」要素が苦手な人は一応確認してから視聴を
次に見るなら
かぐや様と同じく「素直になれない人間の恋愛コメディ」を探しているなら、ヲタクに恋は難しいは確実に刺さる。オタク同士の付き合いという設定が、感情の迂回路の描き方に独特の色を出している。心理戦ではなく「察してほしい」方向での不器用さで、かぐや様とは別の角度から似たテーマを掘っている。
頭脳戦とキャラクター同士の掛け合いの密度を求めるなら、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。を。笑いの比重は低く、かなりシリアスになるが、「勝ち負けで感情を管理しようとする人間」という根っこは共鳴する部分が多い。全3シーズンある。
OVAというフォーマットでキャラクターを掘り下げる作りが好きなら、五等分の花嫁∬本編と合わせて関連OVAを見るのも悪くない。メインヒロインが複数いる群像劇の中で、短尺でキャラクターの解像度を上げるという構造が近い。
よくある質問
まとめ
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~OVA」は、現在dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオの3サービスで視聴できる。サブスクに加入済みであれば追加料金なしで楽しめるケースが多いため、まずは利用中のサービスを確認してみよう。本編シリーズと合わせてイッキ見するのがおすすめだ。







