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2020

いわかける! -Sport Climbing Girls-
★ 3.0 / 5.0コメディドラマスポーツ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | BLADE |
高校1年生の笠原このみは、中学時代にパズルゲームで鍛えた思考力を活かし、花宮女子高校でスポーツクライミングという競技に出会う。このスポーツは人工的に構築された壁を登る競技であり、彼女はこれに夢中になっていく。物語は、このスポーツで競い合う少女たちの青春を描く。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校1年生の笠原このみは、中学時代に熱中したパズルゲームで観察力と先読みの思考力を培ってきた少女。花宮女子高校に入学した彼女は、ある日スポーツクライミング部の存在を知ります。人工的に造られた壁(ウォール)に取り付けられたホールドを頼りに頂を目指すこの競技に、このみは一瞬で魅了されていきます。壁を一つのパズルとして読み解く彼女の才能は、クライミングの世界でも輝きを放ち始めます。個性豊かな仲間やライバルたちと出会い、競い合いながら、少女たちはそれぞれの「登る理由」を見つけていく——青春とスポーツが交差する、熱く爽やかな物語です。みどころ・魅力
① パズルとして壁を読み解く新感覚の競技描写
スポーツクライミングを「身体能力」だけでなく「思考力」の競技として描く点が本作最大の魅力。ホールドの配置を読み、最適なルートを組み立てるこのみの頭脳プレーは、まるで知的パズルを解くような爽快感があります。競技を知らない視聴者でもルールが自然に頭へ入る、丁寧な演出も見事です。② 個性豊かな花宮女子クライミング部の面々
主人公このみを取り巻く部員たちが、一人ひとりしっかり立っているのも見どころ。それぞれ異なる得意分野・性格・登る動機を持ち、彼女たちの掛け合いや成長が物語に厚みを与えます。ライバル校の選手たちも魅力的で、競い合いを通じて生まれる友情とリスペクトが胸を打ちます。③ 迫力の壁とスピード感あふれる作画
垂直の壁を駆け上がる緊張感、指先一本に込められた力、落下の恐怖——クライミングならではの臨場感を、躍動的なカメラワークと作画で表現。スポーツアニメとしての見応えは十分で、手に汗握るシーンの連続です。競技の盛り上がりは、ぜひ映像で体感してほしいところ。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | アミノテツロー |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 渡邊義弘 |
| 音楽 | 伊藤翼 |
| 美術監督 | 細井友保 |
| 音響監督 | 濱野高年 |
| OP | 鈴木愛奈「もっと高く」 |
| ED | 石川由依「LET’S CLIMB↑」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
スポーツものの棚を眺めていて、タイトルだけで「これは知らない競技だ」と引っかかって再生した。最初はよくある部活ものだろうと高をくくっていたら、壁を前にした主人公が指先で空中をなぞって、登る前にルートを“解いて”いる。あ、これ頭で登るやつだ、と姿勢が変わった。中学でパズルゲームをやり込んだ設定が、ただの後付けじゃなく競技の中身と噛み合っているのが見えてくる。2回目に見たときは、1話の壁の課題が後の伏線みたいに効いていることに気づいて、もう一度頭から見直すはめになった。野球でもサッカーでもない競技でここまで青春を成立させてくるとは思っていなかった。競技の幅、本当に広がったなと素直に感心した。筋力じゃなく「壁を読む力」で登る——思考が競技になる話
この作品は単なる体育会系の根性ものではなく、「考えることがそのまま競技力になる」スポーツを正面から描いている。スポーツクライミングは握力や体幹がものを言う世界に見えて、その手前に「オブザベーション」という、登る前に壁を読む時間がある。どのホールドをどの順で、どっちの手で掴むか。体を動かす前の頭の中の手数で、勝負のかなりの部分が決まってしまう。笠原このみがパズルで鍛えたのは指じゃなくて、この「先を読む頭」だった。だから彼女が壁の前で静止して、観客にも仲間にも見えない最短ルートを組み立てている数秒が、いちばん熱い。動かないのに熱い、という不思議な競技性がこの作品の核にある。 そしてこの「読む力」は、そのまま人間関係のメタファーにもなっている。彼女たちは相手の登りを見て、その人の思考の癖を読む。岩峰一愛のような強者は、フィジカルだけでなく相手の手順を見抜いてくる。小松未可子の、余裕と凄みが同居した低めの声がそこに説得力を与えていて、「この人は壁も人も読める」と一発で納得させられる。勝つために必要なのは相手より強い腕じゃなく、相手より深く読める頭だ——という価値観が、競技シーンの一手一手に染みている。スポーツアニメの汗と根性の文脈を借りながら、実際にやっているのは静かな読み合いの物語なのだ、というズレが面白い。特に刺さったシーン
序盤、このみが初めて本気でリードの壁に向き合う場面。掴むはずだったホールドを直前で見送って、誰も選ばないルートに手を伸ばす。あそこで彼女の頭の中だけに見えていた「正解」が現実になった瞬間、思わず声が出た。落ちるか登り切るかの前に、もう一段「読みが当たるか」の勝負があるのが効いている。富田美憂が演じる杉浦野々華が壁の下から見上げてハッとする間の取り方も良くて、見ている側の驚きと完全に同期していた。 それと終盤の競り合いの展開で、上坂すみれの笠原好が放つ一言。普段の軽さが消えて声の温度が落ちるところで、姉妹というか、近しい者だからこそ言える厳しさが滲む。子安武人の後藤十三が要所で見せる、突き放すようでいて筋の通った言葉も含めて、大人側の声の置き方がうまい。田村ゆかりの来栖アンネのふわっとした声質が、競技の張り詰めた空気をいい具合に緩めてくれるのも、見返すたびにありがたみが増す。読んで見たくなったら——『いわかける! -Sport Climbing Girls-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- マイナー競技を題材にしたスポーツものを開拓するのが好きな人
- パズルや詰将棋みたいな「先読み」の快感が好きな人
- 女子たちの部活青春を、汗だけじゃなく頭脳戦として味わいたい人
- 声優の芝居でキャラの強さや余裕を読み取るのが楽しい人
合わない人
- 競技ルールの説明パートを「テンポが止まる」と感じてしまう人
- 派手な必殺技や逆転よりも、静かな読み合いが地味に見える人
- 実在競技の正確さより、フィクション全開の熱さを求める人
次に見るなら
壁と山つながりならヤマノススメ。登る対象は自然の山だが、少女たちが一歩ずつ高い場所を目指す感触はよく似ていて、達成の瞬間の息づかいが地続きに感じられる。あの「登り切った景色」が好きなら間違いなくハマる。 ニッチな部活ものとしては放課後ていぼう日誌。釣りという地味に見える題材を、知識と工夫の積み重ねで面白く転がしていく構造が近い。専門用語が競技の手触りになる楽しさを共有している。 頭脳戦としての競技を味わいたいならちはやふる。かるたという、体より読みがものを言う世界で、一瞬の判断に青春を全部乗せてくる。動かない数秒がいちばん熱い、というこの作品の快感をもっと濃く味わえる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「いわかける! -Sport Climbing Girls-」は、dアニメストアとU-NEXTの2つのサービスで配信されており、どちらでも全話を視聴できます。アニメ専門で月額料金が手頃なdアニメストアは、スポーツアニメをまとめて楽しみたい方にぴったりです。一方のU-NEXTは見放題作品数が豊富なので、他のジャンルもあわせて楽しみたい方におすすめです。
