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ぼくたちは勉強ができない!
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Silver |
奨学金を得るため、成績優秀な成也は、3人の問題児女生の家庭教師を引き受ける。美術好きの少女を数学好きに、文学の天才を科学者に、トップアスリートを合格レベルの生徒に変える必要がある。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
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| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
特待生として高校に通う唯我成也は、推薦枠を得るための条件として、3人の天才少女たちの家庭教師を引き受けることになる。数学の天才だが文学を志す古橋文乃、文系の才媛ながら科学者を夢見る緒方理珠、そしてスポーツ万能ながら学力が壊滅的な武元うるかの3人だ。それぞれが「苦手分野」で志望校合格を目指すという無謀な挑戦に、成也は全力で向き合っていく。勉強を通じて育まれる、不器用でにぎやかな青春ラブコメディ。みどころ・魅力
① 三者三様のヒロインが織りなす賑やかなラブコメ展開
天才肌だからこそ「苦手」を認められない文乃、論理的なのに恋愛だけは計算できない理珠、ひたむきすぎてとぼけた魅力全開のうるか。個性豊かな3人が成也をめぐってくり広げるドタバタな日常は、毎話笑えてほんのり切ない。誰か一人には絶対に共感できるキャラクター設計が秀逸。② 「努力と才能」をテーマにしたさわやかな青春描写
得意分野を捨て、苦手な道を歩もうとするヒロインたちの姿は、ラブコメの枠を超えて胸に刺さる。「好き」と「向いている」の葛藤は普遍的なテーマで、笑いの合間に真剣に夢と向き合うシーンが物語に深みを与えている。③ 選択式エンディングが話題を呼んだユニークな構成
第2期ではヒロインごとに異なるルートのエンディングが放送される「マルチエンディング形式」を採用。同じ作品でヒロインによってまったく異なる結末が描かれ、推しによって見終わった後の感情がガラッと変わる。アニメ史でも珍しい試みとして話題になった。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岩崎良明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 雑破業 |
| キャラクターデザイン | 佐々木政勝 |
| 音楽 | 中山真斗 |
| 美術監督 | 松本浩樹 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | Study「Can now, Can now」 |
| ED | Study「放課後のリバティ」 |
| ED | 白石晴香「関係≧方程式」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「勉強系ハーレム」というジャンルが存在することを、この作品で初めて意識した。きっかけは深夜の惰性で、他に見るものがなかったという身も蓋もない理由だ。最初の数話は「ああ、ラブコメのテンプレ通りだな」と半分流しながら見ていた。ところが2周目に入ると、各ヒロインの「苦手科目に向き合う理由」がちゃんと描かれていることに気づく。美術と数学、文学と理系、スポーツと勉強——どれも「才能のある場所から外れて踏み出す怖さ」の話であって、ハーレムの衣を着た成長物語として読めるんだと。そこに気づいてから、見え方がすこし変わった。
得意を捨てて苦手に踏み込む、それが本当の「勉強」だという話
表面的にはラブコメだし、ハーレムものとして消費することもできる。でも何度か見ていると、この作品が繰り返し描いているのは「自分の得意なフィールドから降りること」の怖さと尊さだと思えてくる。
緒方理珠は数学の天才で、本人も数学者になりたいと信じている。ところが実は文学が好きで、でもそれを認めると「自分が積み上げてきたもの」を否定するような気がしてしまう。古橋文乃は文才があり、周囲もそれを期待している。だから「私は文系でいい」と言い続けることが、ある種の逃げになっている。
主人公の唯我成幸も同じ構造にいる。奨学金のために教えているだけのはずが、3人それぞれの「踏み出せない理由」に向き合っていくことで、自分自身の選択にも向き合わざるをえなくなる。
「勉強ができない」というタイトルは、成績の話だけじゃない。自分が苦手だと思っていることに、それでも手を伸ばす行為そのものを指しているんじゃないか。得意なことで評価されてきた人間が、不得意な場所に立つとき感じるあの居心地の悪さ——この作品はそこをちゃんとすくい取っている。ラブコメの包み紙の中にしれっと入っているのが、少し意地悪で、でもちゃんと誠実だと感じる部分だ。
特に刺さったシーン
緒方理珠が初めて数学以外の選択肢を口に出す場面。富田美憂の演技が絶妙で、普段の論理的で淡々とした声のトーンがほんの少しだけ揺れる。そのわずかな揺れが「この子、ずっと自分に嘘ついてたんだ」と一瞬で伝えてくる。セリフの内容より声の変化で全部説明してしまうあの感じは、2回目に見て初めて気づいた。
逢坂良太の成幸は、基本的にツッコミ側として振り回される役回りが多いけれど、終盤で自分の進路に迷い始めるあたりから声の質が変わる。それまでの「まあなんとかなるでしょ」感が少しずつ削れていく演じ方で、キャラクターの変化を台本より先に声で受け取れる。
阿澄佳奈が演じる海原智波は、教師という立場とかつての後輩という関係性が混在するキャラクターで、そのアンバランスさをコメディとシリアスの間でうまく操作している。特に笑いの場面での間の取り方が心地よく、気づくとそのシーンの尺が長く感じない。
読んで見たくなったら——『ぼくたちは勉強ができない!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- 「ながら見」できるラブコメが欲しい人。作業しながらでも話の流れが追える構成になっている
- ハーレムものでもキャラクターの掘り下げが欲しい人。各ヒロインにちゃんと「なぜその夢を持つのか」の背景がある
- 声優の芝居をつまみ食いするのが好きな人。キャスト陣が手堅く、セリフ以外のところで情報を出してくる
合わない人
- ハーレムの構図自体が受け付けない人には、テーマを拾う前に離脱する可能性がある
- 恋愛の進展をしっかり追いたい人には、テンポが緩くてもどかしく感じるかもしれない
- ギャグ主体の回とシリアス回の温度差が気になる人には少し引っかかる作りになっている
次に見るなら
五等分の花嫁は同じ「勉強×ラブコメ×複数ヒロイン」の構造で、こちらはよりミステリー的な仕掛けが強い。誰と結ばれるかを引っ張りながら見せる構成なので、結末への牽引力が欲しい人に向いている。
かぐや様は告らせたいはラブコメのガワを使いながら心理戦とキャラクター成長を同時に描く作品。「ながら見には向かないがちゃんと見ると面白い」という方向で、本作より一段ギアが上がった密度がある。
とらドラ!は「不器用な人間が不得意な感情に踏み込む」という本作のテーマと近い場所にいる。ラブコメとして消費できるが、見終わったあとに残るものが少し重い。
よくある質問
まとめ
『ぼくたちは勉強ができない!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。第1期・第2期ともに主要サービスで視聴できるため、どのプラットフォームのユーザーでも手軽に全話まとめて楽しめます。無料トライアルを活用すれば、まず1話だけ試してみることも可能です。



