五等分の花嫁

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2019五等分の花嫁

五等分の花嫁

★ 3.8 / 5.0コメディドラマラブコメ日常系
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Tezuka Productions

貧困家庭出身の高校二年生・上杉風太郎は、好条件の家庭教師アルバイトの話を受ける。ところが生徒は同じクラスの五つ子姉妹だった。全員美人だが成績は危機的で、勉強を嫌っている。風太郎の最初の課題は、五姉妹全員の信頼を勝ち取ることだ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

貧乏だが成績優秀な高校2年生・上杉風太郎は、好条件の家庭教師アルバイトに飛びついた。ところが依頼人の屋敷で待っていたのは、同じクラスに転入してきたばかりの五つ子姉妹だった。長女・一花、次女・二乃、三女・三玖、四女・四葉、五女・五月——全員が美人揃いでありながら、成績は全科目赤点寸前。しかも家庭教師など誰も必要としていないと反発する彼女たちを、風太郎は高額報酬を糧に次第に変えていく。はたして五人との絆は深まるのか——やがてひとりの花嫁が決まるまでの、賑やかなラブコメディが幕を開ける。

みどころ・魅力

① 個性豊かな五つ子それぞれの「推しキャラ」論争

一花・二乃・三玖・四葉・五月と、5人が全員主役級の個性を持っている。クールな三玖、強気な二乃、天然な四葉など、見るたびに「推し」が変わるファンが続出。誰が最終的に花嫁になるのかという謎が物語を牽引し、最後まで目を離せない構造になっている。

② 勉強嫌いの五姉妹が少しずつ変わっていく成長の描写

風太郎との関係を通じ、単なるラブコメ以上の「成長物語」としても機能している。勉強を拒絶していた姉妹たちがそれぞれの理由で前を向き始める瞬間には、思いがけず感情を揺さぶられる。笑いの中にじんわりとした感動が混じるのが本作の持ち味だ。

③ 「花嫁は誰か」という謎から逆算して読める伏線の多さ

物語冒頭で「風太郎はのちにひとりの花嫁と結婚した」と明かされており、どのエピソードにも伏線が潜む。2周目視聴で回収できる細かい演出や台詞の使い回しが多く、繰り返し視聴に耐える丁寧な脚本構成が評価されている。

キャスト・声優一覧

上杉風太郎
上杉風太郎
メイン
›
松岡禎丞
中野一花
中野一花
メイン
›
花澤香菜
中野二乃
中野二乃
メイン
›
竹達彩奈
中野三玖
中野三玖
メイン
›
伊藤美来
中野四葉
中野四葉
メイン
›
佐倉綾音
中野五月
中野五月
メイン
›
水瀬いのり
上杉勇也
上杉勇也
サブ
›
日野聡
上杉らいは
上杉らいは
サブ
›
高森奈津美
中野マルオ
中野マルオ
サブ
›
黒田崇矢
前田
前田
サブ
›
伊東隼人
ホンゴー
ホンゴー
サブ
›
鈴木愛奈
織田
織田
サブ
›
赤澤涼太

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スタッフ

監督桑原智
シリーズ構成大知慶一郎
キャラクターデザイン中村路之将、雅楽雅
音楽櫻井美希、中村巴奈重、田渕夏海
美術監督斉藤雅巳
音響監督平光琢也
OP中野家の五つ子「五等分の気持ち」
ED内田彩「Sign」
ED中野家の五つ子「ごぶんのいち」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「五つ子全員が同じ顔で、誰が花嫁かわからない」という設定を聞いたとき、正直なところ「そういう系か」と思って後回しにしていた。ハーレムものは疲れる、というのが当時の感想だ。実際に見始めたのは周囲の声に負けた形で、2019年の放映から少し遅れて。

で、蓋を開けてみたら、予想していたものとかなり違った。五つ子それぞれにちゃんと輪郭がある。外見が同じだからこそ、性格や声の使い方の差が際立つ設計になっていて、1話の時点で「あ、これは作り手がちゃんと考えてるやつだ」と気づいた。

2周目に入ると、序盤の何気ないシーンに後半への伏線が仕込まれているのが見えてきて、1周目とは別の楽しみ方ができる。結末を知っていても、各キャラクターの動きを追う見方に切り替わる感じ。それが意外と悪くない。

全員が「正解」だったのに、一人しか選べない——それが五等分の核心だ

よくある誤解として、この作品を「誰が選ばれるか当てるゲーム」として消費した人は多いと思う。放映当時のSNSを見ていればわかる。三玖派、二乃派、それぞれの陣営が毎週数値で主張していた。

ただ、2周目以降で見えてくるのはそこではなくて、「選ばれなかった四人がちゃんと前を向いて終わる」という着地の誠実さだ。ハーレムものの多くは「選ばれなかった側」の処理が雑になる。傷ついたまま画面の外に消えるか、急に別の相手が出てきて丸く収まるか。このアニメはそうじゃなかった。

五つ子という設定が効いているのはここで、五人は同じ顔を持ちながら、まったく違う人生の選択をしていく。一花は女優の道を歩み、二乃は自分の感情に正直になることを学び、三玖は過去への執着を手放す。四葉は——ここが特に刺さるところだけど——ずっと「誰かのために」動いてきた子が、初めて自分のために何かを選ぶ瞬間がある。五月は勉強を通じて、自分が何者であるかを問い直す。

個人的に五月派だったのは、彼女の変化が一番「遅い」からだ。最後まで頑固で、素直じゃなくて、でもだからこそ変わった瞬間の重さが違う。結末を知ってから見ると、五月の行動の意味が全部ひっくり返る回がある。あれは構成の妙だと思う。

この作品が単なる「誰を選ぶか」のラブコメではなく、「五人それぞれの成長譚」として読める理由はここにある。風太郎というキャラクターも、「成績最優先・感情後回し」から少しずつ変わっていく過程が描かれていて、恋愛だけを動力にしていない。松岡禎丞の演技がそのあたりをよく支えていて、序盤の突き放した感じと終盤の柔らかさのトーン差が地味にうまい。

特に刺さったシーン

終盤、五月が風太郎に対してある問いを投げかけるシーン。あのとき、花澤香菜が一花として積み上げてきた「余裕を演じている長女」の声と、佐倉綾音が四葉として持っていた「明るさの裏にあるもの」の声が、それぞれの形で収束していくのがわかる。声優陣の演技が分かれているからこそ、外見が同じでも「別の人間だ」と視聴者に伝わるよう設計されている。

2回目に見て気づいたのは、竹達彩奈の二乃が序盤から一貫して「風太郎を拒絶する理由」を持ち続けていたこと。1周目は単純に「ツンデレ枠」として処理してしまったけど、あの声の硬さには根拠があった。拒絶の声と、それが崩れるときの声の落差をもう一度聞くと、かなり精度の高い演技だとわかる。

日野聡が演じる上杉勇也——風太郎の父親——も、出番は多くないけど、息子との関係性を短いシーンで成立させていた。あの軽さの中にある愛情の置き方が、この作品全体のトーンとよく合っている。

読んで見たくなったら——『五等分の花嫁』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ハーレムものに疲れているが、「ちゃんとした結末」があるなら見られる人
  • 複数ヒロインの中から「推し」を決めて応援するタイプの視聴スタイルが好きな人
  • 結末を知った上で伏線を拾いながら見直す楽しみ方ができる人
  • 声優の演技の差を聞き比べることに興味がある人
  • 家族の話が核心にある恋愛ものに弱い人

合わない人

  • 「主人公が全員に好かれる」展開を最初から受け付けない人——それはこの作品でも変わらない
  • 推しが選ばれなかったときのダメージを引きずるタイプ。先にネタバレを確認してから見ることを勧める
  • 学園ラブコメ特有の「すれ違いが続く展開」にストレスを感じる人には、中盤がきつい
  • 全12話(1期)で大きく動くわけではないので、テンポの速い作品を期待すると拍子抜けする

次に見るなら

五つ子それぞれに感情移入できた、あの「誰が正解かわからない」感覚が好きだったなら、ぼくたちは勉強ができないも同じ構造で楽しめる。複数ヒロインが並列で成長し、それぞれのルートが本編とOVAで描かれる設計は意外と誠実だ。

「外見が同じ」という設定ではなく「誰が誰かわからない」という謎解きの要素に引っかかったなら、魔法使いの嫁のような、相手の正体を少しずつ知っていくタイプの作品が合うかもしれない。ジャンルはまったく違うが、「知ることで関係が深まる」という構造は近い。

シンプルに「ラブコメの解像度が高いものをもっと見たい」ならかぐや様は告らせたい。心理戦の比重が増えるが、恋愛の「言えない」部分を丁寧に描く点でこちらと相性がいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『五等分の花嫁』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、加入中のサービスからすぐにアクセスできます。まずは第1話から五つ子の騒がしくも温かい日常に飛び込んでみてください。

よくある質問

Q. 五等分の花嫁は全何話ですか?
A. 第1期(2019年)は全12話、第2期(2021年)は全13話です。さらに劇場版『五等分の花嫁∬〜君と五つの思い出〜』が2022年に公開されており、TVシリーズを見てから劇場版へ進むと物語の結末まで楽しめます。
Q. 花嫁は最終的に誰ですか?(ネタバレ注意)
A. 原作漫画および劇場版でその結末が描かれています。TVシリーズのみでは明かされないため、ネタバレを避けたい方はアニメを全話視聴してから劇場版で確認することをおすすめします。
Q. 第1期と第2期で制作会社が違うって本当ですか?
A. 本当です。第1期はTezuka Productions、第2期はBibury Animation Studiosが制作しており、作画やキャラクターデザインのテイストに違いがあります。どちらから見ても物語は続いているので、第1期から順番に視聴するのがおすすめです。
Q. ラブコメが苦手でも楽しめますか?
A. 楽しめる方が多い作品です。恋愛描写はありますが、五つ子それぞれの成長や家族の絆、テンポよいギャグシーンも見どころです。「誰が花嫁か」というミステリー要素が物語を引っ張るため、純粋な謎解き感覚でも視聴できます。

まとめ

『五等分の花嫁』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴できるため、加入中のサービスからすぐにアクセスできます。まずは第1話から五つ子の騒がしくも温かい日常に飛び込んでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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