勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

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2014勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

★ 2.8 / 5.0
放送年2014年
フォーマットスペシャル
話数5話
原作ライトノベル

「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意した。」のブルーレイリリースに収録された5つのショートシリーズ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意した。」のブルーレイに収録された全5本の短編スペシャル。魔王討伐後の世界で魔法用品店「マジック・ショップ Leon」に就職した元勇者候補のラウルと、個性豊かな仲間たちが繰り広げる日常の一幕を描く。本編では描ききれなかったキャラクターたちのコミカルなやり取りを楽しめる短編集です。

みどころ・魅力

① 本編キャストが贈る笑いあり・照れありの短編エピソード

本編の雰囲気そのままに、ラウルやフィノたちがゆるやかな日常を過ごす短編が5本収録されています。各話がコンパクトにまとまっており、テンポよく楽しめるのが魅力です。本編ファンにとってはキャラクターへの愛着がさらに深まる内容となっています。

② 本編では掘り下げられなかったサブキャラの活躍が見どころ

短編ならではの構成で、本編では脇役に留まっていたキャラクターにもスポットが当たります。普段と違う一面や、ちょっとしたギャグシーンが随所に盛り込まれており、キャラクター好きにはたまらない内容です。

③ ブルーレイ特典ならではのファンサービス満載

ブルーレイ収録の特典映像として、本編視聴後のファンに向けたサービスシーンや掛け合いが楽しめます。本編を見終えた後に続けて視聴することで、作品の世界観を余韻とともに楽しめる構成になっています。

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スタッフ

原作左京潤
原案キャラデザ戌角柾

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編BDを買ったら付いてきた、という出自のせいで最初は「オマケ」扱いだった。でも再生してみると、テレビシリーズの延長線上にきちんといつものメンバーがいる。フィーノがいて、ラウルがいて、あの魔法具店の空気感がある。ショート5本という構成だから、大きな事件も感情の起伏も正直ほとんどない。それがかえってよかった。全話見終わった後の「もう少しここにいていい?」という感覚に、このSPはちゃんと答えてくれる。2回目に見たときは、本編でほとんど出番のなかったキャラにも丁寧な芝居が付いていることに気づいて、「こんなところにも予算かけてるんだ」とちょっと見直した。就職系ファンタジーというジャンルが存在すること自体、このタイトルで初めて意識した。

「夢に敗れた側」が、普通の職場で普通にちゃんとしている話

この作品が面白いのは、主人公ラウルが「勇者になれなかった」という事実を、そんなに引きずっていないところだと思う。少なくとも表面上は。魔王が誰かに先に倒されてしまって、養成学校の存在意義ごと消えてしまって、それでもラウルは魔法具店レオン・マジックショップで働いている。接客する。在庫管理する。後輩の指導をする。 本編でも、このSP版でも、そのテンションは変わらない。ラウル・チェイサーは「勇者候補だった自分」を特に美化もしないし、過剰に卑下もしない。ただ今日の仕事をする。 これを「前向きな話」と取るのは少し違うと思う。むしろ「夢を諦めた人間が、代替案に慣れていく過程をリアルに描いてない」作品だと感じている。ラウルはもうすでに「慣れた」側にいる。SPはその「慣れた後の日常」をショート形式で切り取っている。つまり、葛藤の物語ではなく、落ち着いた日常の断片集だ。 フィーノというキャラクターの存在がここで効いてくる。元魔王の娘で、常識を知らない彼女が職場に来ることで、ラウルの「普通の感覚」が相対化される。フィーノにとって「当たり前じゃないこと」を、ラウルはいつの間にか当たり前にできるようになっている。それが静かに、就職後の成長を示している。 SP版でもその関係性は変わらず続いていて、「この二人がいる限りこの店は回るんだな」という妙な安心感がある。就職系ファンタジーというジャンルの肝は、その「妙な安心感」にあると思う。

特に刺さったシーン

ショート5本なので、一発ドカンとくる山場があるわけではない。それでも、フィーノが魔法具の使い方を真剣に覚えようとしている場面の小さな演技が好きだった。茅野愛衣さんの声の、「できた!」のトーンが毎回微妙に違う。1回目はただ見逃していたところを、2回目にちゃんと聞くと「ああ、ここで嬉しそうにしてる」とわかる。そういう芝居の細さがこのシリーズの地味な良さで、本編でもSPでも一貫している。あとは、ラウル役の松岡禎丞さんの「困ってるんだけど怒れない」という絶妙なテンション。このキャラクター、松岡さんじゃなかったらたぶん成立してない。ツッコミとしても弱すぎず、かといって怒鳴れるほど強くもない。そのちょうどいい情けなさがショートフォーマットにはまっていた。

読んで見たくなったら——『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編テレビシリーズを見終わって、もう少しこの世界線に居続けたい人
  • ゆるいファンタジー職場もののテンション感が肌に合っている人
  • フィーノというキャラクターの「常識知らずだけど一生懸命」な芝居が好きだった人
  • 短編・ショートアニメが苦にならない人(1話あたりの密度を求めない人)

合わない人

  • 本編未視聴でいきなり見ても文脈がまったくわからない(完全にコアファン向け)
  • ショートシリーズに起承転結や感情的な盛り上がりを期待している人
  • 本編に対して「もっとシリアスな展開がほしかった」と感じていた人には更に物足りない
  • エロコメ寄りのサービスシーンが苦手な人(SP版でもその傾向はある)

次に見るなら

ファンタジー世界の住人が現代的な「仕事」をするという構造が好きなら、はたらく魔王さま!は外せない。魔王がファストフード店で働くという設定の振り切り方が気持ちいいし、こちらのほうが職場コメディとしての完成度が高い。就職系ファンタジーに何を求めているかが、この2本を見比べると見えてくる。

「負け組スタート」からの就職・生存戦略という文脈が刺さったなら、現実主義勇者の王国再建記もおすすめ。内政ファンタジーなのでテンションはかなり違うが、「勇者でも英雄でもない側」の実務的なサバイバルを描いている点で根っこが近い。

魔法具店という「ファンタジー世界のインフラを支える人たち」という視点が気に入ったなら、灰と幻想のグリムガルも一度見てほしい。こちらはシリアス寄りで、戦う側の「仕事としての冒険」の重さを描いている。同じ「英雄になれなかった側」を描いていても、こんなに空気感が違うかと面白くなる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。本編「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意した。」と合わせて配信されているケースが多いため、本編視聴後にそのまま続けてチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 本編のキャラクターや設定を前提とした短編のため、先に本編「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意した。」を視聴されることをおすすめします。本編後に続けて見ると、より楽しめる内容です。
Q. 全部で何話ありますか?
A. 全5話の短編スペシャルです。もともとブルーレイの特典映像として収録されたもので、各話のボリュームはコンパクトにまとまっています。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。各サービスの配信状況は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
Q. 本編との違いは何ですか?
A. 本編はTV放送された全12話のシリーズですが、こちらはブルーレイ特典として制作された短編集です。本編のストーリーの続きではなく、キャラクターたちの日常をコミカルに描いたスピンオフ的な内容となっています。

まとめ

「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。本編「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意した。」と合わせて配信されているケースが多いため、本編視聴後にそのまま続けてチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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