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イレブンアイズ OVA
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
カケルと仲間たちが新たな冒険に挑む特別編。カケルは衣服を透視できるようになり、ユウカは少年を少女に変身させられ、タカヒサは指から水を発射できるようになった。「11eyes」のパロディを楽しもう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ「11eyes」の特別編として制作された2010年のOVA作品。シリアスな本編から一転、コメディ路線のパロディエピソードが展開される。カケルは衣服を透視できる新たな超能力を手に入れ、ユウカは少年を少女に変身させる不思議な力に目覚め、タカヒサは指先から水を発射するユニークな能力を獲得。それぞれが突然手にした荒唐無稽な力を巡って、仲間たちのドタバタした騒動が繰り広げられる。本編ファンへのサービス精神あふれるユーモア作品となっている。みどころ・魅力
① コメディ全振りのパロディ展開
シリアスで緊迫感あふれた本編「11eyes」の世界観をベースに、コメディテイストへ完全に振り切ったパロディが展開される。重厚な空気感だったキャラクターたちが軽快な掛け合いを見せており、本編との落差そのものが笑いの源となっている。② 個性あふれる”使えない系”新能力
透視・変身・水発射と、本編とはまったく異なる荒唐無稽な超能力が登場。それぞれのキャラクターの個性と絶妙に噛み合った能力設定がドタバタ劇の軸となり、キャラクターへの愛着をさらに深めるエピソードとして機能している。③ 本編ファン向けのボーナスエピソード
コメディながらもおなじみのキャラクターたちが総出演し、ファンが喜ぶ掛け合いや小ネタが随所に散りばめられている。本編視聴後に改めて楽しめるご褒美的な一作として、「11eyes」を語るうえで外せない番外編となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| OP | 彩音「Arrival of Tears」 |
|---|---|
| ED | Asriel「Sequentia」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を見た人間がOVAに手を出す理由は大体決まっている。「あのキャラをもっと見たい」か「本編の余韻が抜けないまま何かに縋りたい」か。でも11eyes OVAに関してはあらすじを読んだ瞬間に三択目が浮かんだ。「あ、これはギャグだ」と。
カケルが服を透視し、タカヒサが指から水を出し、ユウカが男を女に変える。本編であれだけシリアスに積み上げた能力設定を全部コメディ方向に振り切ったラインナップで、方向性だけは開始数秒で把握できた。騙される余地がない。それでも再生ボタンを押すのがオタクというもので、2回目は「小野大輔がこういう演技するのか」と思いながら確認するように見直した。
「真剣にやってきた能力バトル」を笑い飛ばすことでしか届かない、ファンへの手土産
11eyes本編は、コードブレイカーと呼ばれる特殊能力を持つ少年少女が黒騎士と戦うシリアスなダーク学園ファンタジーだ。能力の設定にも、世界観の重さに見合った背景と痛みがある。そのシリアスさを正面から受け取った視聴者にとって、このOVAは「あの重さの裏にいたキャラクターたちが、肩の力を抜いて馬鹿をやっている」という形で機能する。
透視・性転換・水発射。いずれも本編の能力の「劣化パロディ」として機能しており、どれも実用性の欠片もない。そこがポイントで、本編が「能力を持つことの重さ」を描いていたのに対して、OVAは「もし能力がこんなしょうもないものだったら」という逆張りをやっている。バカバカしいほど振り切っているのは、それだけ本編の設定に自信があるからこそできる遊びだ。
こういうパロディOVAがシリーズへの「愛」として機能するかどうかは、本編の強度に依存する。本編が真剣であるほど、ギャグに振り切ったスピンオフは解放感を持つ。11eyes本編はギャルゲー原作のシリアス路線という意味でコアなファンを持つ作品だから、この振り切り方はむしろ制作側の愛着の裏返しとして読める。
ただし前提として、本編未視聴でこのOVAを先に見ても何も面白くない。パロディは参照元を知っていて初めて笑える構造で、本編を全部見た上でないとギャグのどこに乗っかればいいかすら分からない。「コアファン向けの手土産」として設計されているのは正直だと思う。それ以上でもそれ以下でもないコンテンツとして、割り切って向き合うのが正解だ。
特に刺さったシーン
どのシーンかというより、音声面での面白さが記憶に残っている。
小野大輔の演じる皐月駆が、本編では絶対にしないようなコメディ的なリアクションをする場面。本編のカケルは感情の起伏が抑えられた、どちらかというと静かな役だったから、同じ声でこれをやられると妙な笑いが来る。声の質は変わらないのにキャラクターの行動が全然違うという、声優の芝居と演出の関係を実感できる30分でもある。
森久保祥太郎の田島賢久は、本編でも独特の間を持つキャラクターだったが、コメディ寄りの展開でその「間」がさらに際立つ。浅川悠の草壁美鈴も、本編での凛とした雰囲気とのギャップがあって、「あ、コメディの草壁さんだ」という感覚になる。上田燿司のアワリティアは声に独特の圧がある人だから、そのキャラクターがコメディ展開でどう出てくるかという部分は、本編を見た人なら気になる要素のひとつだと思う。
読んで見たくなったら——『イレブンアイズ OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 11eyes本編を最後まで見た人(前提知識がないと何も面白くない)
- シリアス作品のギャグスピンオフが好きな人
- 小野大輔・森久保祥太郎・浅川悠のファンで、本編と違う方向の演技を聞きたい人
- 2010年前後のギャルゲー原作アニメを懐かしいと感じる世代
合わない人
- 本編未視聴でこのOVAを先に見た人(参照元がないのでギャグに乗れない)
- 11eyes本編の雰囲気のまま話の続きを期待している人
- エッチなギャグ自体が苦手な人
- 尺の短いコメディOVAに物語的な密度を求める人
次に見るなら
緋弾のアリア:同時期の学園バトル×ラブコメ路線。こちらは本編からコメディ成分が多いので11eyes OVAで感じたギャップのようなものはないが、能力バトルとエッチな展開の共存という点で空気感が近い。OVAのノリが合った人ならそのまま入れる。
いちばんうしろの大魔王:2010年前後のギャルゲー原作・学園ファンタジー路線の中で、コメディと能力バトルのバランスが比較的近い。11eyes本編から来た人が「もう少し軽い方向で同じジャンルを見たい」となったときの次の一手として入りやすい。
魔乳秘剣帖:ファンサービスとコメディに完全特化した作品として割り切って作られており、真剣な顔でナンセンスをやり切っている点で、11eyes OVAの「振り切ったギャグ」が楽しかった人に刺さりやすい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「イレブンアイズ OVA」はdアニメストアで配信されています。本編「11eyes」をコメディ路線で描いたパロディ特別編を、dアニメストアでお楽しみいただけます。本編を見終えた後のボーナスエピソードとして、ぜひチェックしてみてください。


