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6 LOVERS
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
月刊誌「Dear+」7月号で、創刊20周年を記念して同誌に連載されている複数の漫画がアニメ化されることが発表された。これらのアニメは「イン・モーション」というアニメーションシリーズにまとめられ、「6 Lovers」というタイトルで配信される予定である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
月刊誌「Dear+」創刊20周年を記念し、同誌連載中の人気BLマンガ複数作品がアニメ化。アニメーションシリーズ「イン・モーション」の一環として制作・配信された本作は、「6 Lovers」のタイトルのもと、個性豊かな6つの恋愛模様を描いたオムニバスOVAです。コメディやラブコメ、日常系、超自然要素が絡み合う多彩な作品群が、短編形式でテンポよく展開されます。みどころ・魅力
① Dear+創刊20周年が生んだ豪華競演
月刊誌「Dear+」の節目を飾るアニバーサリー企画として制作されており、同誌を代表する複数のBL作品が一堂に会します。普段は別々の誌面で展開されるキャラクターたちが、ひとつのシリーズ作品として楽しめる特別感が魅力です。② コメディからシリアスまで多彩なジャンルが凝縮
ラブコメや日常系、超自然要素など、各エピソードが異なる雰囲気・トーンで描かれるオムニバス構成。短編ならではのテンポの良さと、各作品固有の世界観を短時間でまとめて味わえる贅沢な一作となっています。③ 「イン・モーション」シリーズで広がるBL体験
本作はアニメーションシリーズ「イン・モーション」の一部として展開されており、シリーズ全体を通してDear+作品の世界観に触れることができます。原作マンガへの入口としても、既読ファンの楽しみとしても楽しめる構成です。キャスト・声優一覧










感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「6 Lovers」というタイトルだけ見て、てっきりハーレムものか群像劇かと思って開いたら、全然違った。月刊誌「Dear+」の創刊20周年記念として、誌面で連載中の漫画を束にしてアニメ化したオムニバスOVAだった。「In Motion」というアニメーションシリーズの一環らしく、要するに1本のOVAではなく、短編が6つ詰まった箱みたいな構成だ。
最初はその形式にやや身構えた。オムニバスって、ハズレがあると地味にキツい。短編の尺で感情を動かすのは難しいし、作品ごとにトーンが変わると見ている側もリセットが追いつかないことがある。でも2周目に入ると、むしろその「リセット」が心地よく機能していることに気づいた。一粒ずつ違う飴を食べるような感覚。甘さも色も、短いからこそ鮮明に残る。
6つの恋愛が束になっているのに、どれも「この二人だけ」という密度がある
雑誌の周年記念アニメというのは、ともすると「ファン向けのご祝儀映像」になりがちだ。原作を知っている人が「動いた、しゃべった」と喜んで終わる類の。そういう作品を悪く言うつもりはないけど、本作がおもしろいのはそこに収まっていない気がしている点だ。
6本それぞれが異なる原作から来ているのに、全体として「人が誰かを好きになる、その瞬間の解像度」を丁寧に描こうとしている。コメディよりの話も、超自然的な設定が入る話も、日常のスライス・オブ・ライフ的な話も、結局やっていることは同じで——誰かと目が合ったとき、何かがずれたとき、言葉の代わりに沈黙を選んだとき——そういう微小な出来事の、感情の振れ幅だけが積み重なっていく。
短編フォーマットの制約として尺は短い。でもそれが逆に機能していて、余計な説明を削ぎ落とした分、感情の輪郭がくっきりしている。普通のTV作品なら3話かけてやるような心理変化を、一本のOVA短編に凝縮している。見ている側に「察する余地」を残したまま終わるので、あの二人のその後を想像してしまう。それはむしろ短編の美点だと思う。
Dear+という媒体の性質上、登場するカップルの構成はTVアニメの一般的な恋愛ものとは異なる。そこに不慣れな人は多少の「違和感への慣らし」が最初の1〜2本で必要になるかもしれない。ただ、慣れてしまえば恋愛の普遍的な文法——誰かに引き寄せられる理由のなさ、言えない言葉の重さ——はどの短編にも共通していて、結局同じ感情の話をしているとわかる。
特に刺さったシーン
超自然的な設定が絡む短編の、「普通ではない何か」を抱えた側のキャラクターが、相手に初めて本音を話す場面。声優の間の取り方がちゃんとしていて、台詞を言い終わったあとの一呼吸が絶妙だった。あそこで台詞を畳み掛けずに空白を作ったのは正解で、その沈黙に相手役の視線の動き(作画)が重なって、言葉より先に感情が伝わってくる。
日常系よりの短編では、二人が同じ空間にいるだけの何でもないカットが積み重なるうちに、気づいたら「この二人が離れたら困る」と感じている自分がいた。そういうじわじわした引き込まれ方は短編では珍しい。2回目に見てカット割りを確認したら、意図的に二人の距離感が徐々に縮まるように組まれていて、初見では意識しなかった演出の積み重ねを発見した。こういう発見があるから複数回見てしまう。
読んで見たくなったら——『6 LOVERS』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- BL・男性同士の恋愛ものに抵抗がない、またはすでに好きな人
- 原作漫画を読んでいて「動くとこが見たかった」と思っていたDear+読者
- 尺が短い分テンポよく見られる、オムニバス・短編形式が好きな人
- 恋愛ものにおいて「ラストの告白シーン」より「気持ちが動く瞬間」に萌える人
- 超自然設定と恋愛が混ざった作品(人外×人間、特殊能力持ち×一般人など)への耐性がある人
合わない人
- BL・男性同士の恋愛が苦手な人(作品の前提なので回避不可)
- 原作未読で「どのキャラクターが誰なのか」を丁寧に説明してほしい人(短編なので説明が薄い)
- 1作品を通して一組のカップルを長く追いたい人(6本で分散するので深追いできない)
- 「ちゃんと結末まで見届けたい」タイプ(短編で終わるのでほぼ全作「続きは原作で」感がある)
次に見るなら
スタミュ(2015年〜)——男性キャラクターたちの関係性と感情の機微を丁寧に描いた作品。直接BLというよりは「関係性萌え」の文脈で楽しめる系統で、6 LOVERSで雰囲気が気に入ったなら雑誌連載系BL作品への入口として機能しやすい。
Given(2019年)——音楽と恋愛を軸にした男性同士の関係性を描くアニメ。感情の言語化が遅い・不器用なキャラクターの心情描写が丁寧で、6 LOVERSの「言葉より前に感情が見える」演出に近い感覚がある。こちらはきちんと1クール尺があるので、短編物足りなかった人にはいい補完になる。
チェリまほ THE MOVIE(2022年)——TVシリーズ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の劇場版。超自然設定(触れると心が読める)と恋愛を混ぜたラブコメの完成形で、6 LOVERSの超自然系短編が好みだったなら特に刺さる可能性が高い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「6 LOVERS」はAmazonプライムビデオで視聴可能です。Dear+創刊20周年の記念アニメとして制作されたオムニバスOVAで、複数のBL作品を一度に楽しめます。BLジャンルに興味のある方や原作ファンには、手軽に視聴できる配信サービスを通じてぜひチェックしていただきたい作品です。
