ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~

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2016ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~

ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~

★ 3.5 / 5.0ドラマラブコメ日常系
放送年2016年
フォーマット劇場版
話数1話
原作その他
制作Qualia Animation

桜ヶ丘高校3年生の�榎本夏希は、幼馴染の瀬戸口勇に片思いしている。自分の気持ちに素直になれず、夏希は勇に「恋愛告白の練習相手として利用しているだけ」と嘘をつく。勇への気持ちを隠し続ける夏希だが、クラスメイトの登場により、恋の行方は大きく変わっていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

桜ヶ丘高校3年生の榎本夏希は、幼馴染の瀬戸口勇にずっと想いを寄せていた。しかし素直になれない夏希は、勇に「告白の練習相手として付き合ってほしい」と嘘をつき、自分の本心を隠し続ける。放課後の練習を重ねるうちに距離が縮まっていくように思えたそのとき、ある人物の登場が2人の関係に波風を立てる。本物の気持ちと嘘の間で揺れ動く夏希が、初恋の答えを探す青春ラブストーリー。

みどころ・魅力

① 「嘘から始まる告白練習」という王道のもどかしさ

好きな相手に本音を言えず「練習」という建前でそばにいようとする夏希の行動は、共感必至のじれったさ。嘘をついている後ろめたさと、それでも一緒にいたいという気持ちの葛藤が丁寧に描かれており、見ているこちらまでドキドキさせられる。

② 幼馴染ならではの距離感と自然な温かさ

長年そばにいるからこそ気づけない感情、逆に言い出せない照れ。幼馴染カップルの「近いようで遠い」微妙な関係性が丁寧に描かれており、恋愛模様に現実感と温かみが生まれている。特別なイベントより日常の小さなやりとりが積み重なって胸に響く。

③ 劇場版ならではの丁寧な作画とエモーショナルな演出

「告白実行委員会」シリーズの世界観を踏まえつつ、劇場版として感情の動きを細やかに表現。キャラクターの表情や仕草、BGMの使い方が絶妙で、青春の切なさと甘さがじっくりと伝わってくる。90分前後で完結するためテンポよく楽しめる点も魅力。

キャスト・声優一覧

早坂あかり
早坂あかり
メイン
阿澄佳奈
瀬戸口優
瀬戸口優
メイン
神谷浩史
芹沢春輝
芹沢春輝
メイン
鈴村健一
榎本夏樹
榎本夏樹
メイン
戸松遥
合田美桜
合田美桜
メイン
豊崎愛生
望月蒼太
望月蒼太
メイン
梶裕貴
成海聖奈
成海聖奈
サブ
雨宮天
明智咲
明智咲
サブ
緑川光
榎本虎太朗
榎本虎太朗
サブ
花江夏樹
綾瀬恋雪
綾瀬恋雪
サブ
代永翼
柴崎健
柴崎健
サブ
細谷佳正
瀬戸口雛
瀬戸口雛
サブ
麻倉もも

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スタッフ

監督柳沢哲也
キャラクターデザイン藤井まき
音楽ハニーワークス
美術監督海野有希
音響監督長崎行男
OPチコ ウィズ ハニーワークス「恋色に咲け」
EDハニーワークス ミーツ スフィア「一分一秒君と僕の」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

告白実行委員会、という名前はなんとなく知っていた。HoneyWorksの曲、どこかで聴いたことあるな、という程度の認識。「ずっと前から好きでした」という曲名も、タイトルを見た瞬間に「ああ、あれか」となった気がする——でも正直、最初は「ボカロ系の恋愛アニメか」と少し身構えた。ああいう甘いやつ、感情移入できるか半信半疑で見始めたタイプ。

ところが冒頭から、主人公の夏希が「これは練習だから」と自分に言い聞かせている構図を見て、あ、これは知ってる感情だ、と思った。好きな相手に近づくために嘘の名目を作る、あの青臭さ。甘さより先に、ちょっと痛い空気が漂っていて、そこで姿勢が変わった。神谷浩史さんが演じる勇の声が、飄々としながらどこか腹に何かを抱えているように聴こえて、1回目よりも2回目の方が「この人も全部わかってたんじゃないか」という読み方ができて、だいぶ印象が変わった。

「練習だから」という嘘を使わないと、好きと言えなかった話

この作品の核心は、恋愛の甘さよりもむしろ「自己防衛としての嘘」にある、と思っている。夏希が勇に告白の練習相手を頼むくだりは、表面上はラブコメのお約束的な設定に見える。でも実際に画面を追っていると、あれは「好きという気持ちを直視すると怖いから、別の名前をつけた」という行為として描かれている。

この種の嘘は、10代の恋愛に限った話ではないと思うけれど、高校3年生という時間軸に置かれることで純度が上がる。卒業という締め切りが近づいているから、焦りと逃げが同時に存在する。夏希は勇を失いたくないから正直になれず、でも正直にならないままでいると別の誰かに取られる。このジレンマを「練習」という言葉一つで全部圧縮しているのが、脚本として上手い。

戸松遥さんの演技がここで効いていて、夏希の声には熱量があるのに常に一枚ブレーキがかかっているような質感がある。感情を出しかけて引っ込める、あの微妙な間の作り方が、「本当は言いたいけど言えない」という内面をセリフ以上に伝えていた。一方で神谷浩史さんの勇は、飄々とした表層の下に何かを知っているような余裕がある。2回見ると、序盤の勇の言動がだいぶ違って見える。あの人、たぶん最初からわかっていたんじゃないか。

梶裕貴さん、鈴村健一さん、細谷佳正さんが絡むクラスメイトたちの存在も、単なる引っ掻き回し役ではなく、夏希と勇の関係をある種の鏡として機能させている。群像的な恋愛の構図を短い上映時間に収めるのはかなり難しいはずで、劇場版というフォーマットの密度感とHoneyWorksの楽曲が世界観を補強することで、テンポの速さがむしろプラスに働いている。

この作品を「青春ラブコメ」として軽く見るのは少しもったいなくて、「素直になれない人間が、嘘をついてでも好きな人の隣にいようとした話」として見ると、終盤の告白シーンの重みがまるで変わってくる。あの場面で流れる音楽の使い方が、映画館のスクリーンで見ると音響も含めてかなり効く。

特に刺さったシーン

終盤、夏希がもう練習でも何でもなく、ただ感情として言葉を出す場面。ここで戸松遥さんの声が、それまでの「抑えた夏希」から一枚皮が剥けたような質感になる瞬間があって、思わず息を詰めた。台本通りの感情爆発ではなく、声の震え方に段階がある。大きく叫ぶより、小さく揺れる方が刺さることがある。

もう一つは、神谷浩史さんの勇が夏希に返す言葉の、あの間の取り方。間が長いのか短いのか判断できないくらいの絶妙な沈黙があって、そこで「この人ずっと待ってたんだな」という解釈が一気に補強される。セリフの内容より前に、声と間だけで全部伝わってくる。

劇場で見ると、音響が感情のトリガーになる。楽曲が流れるタイミングと映像の切り替わりが計算されていて、特に終盤は音と絵と声が同時にくる。配信でも十分伝わるとは思うけれど、初見は映画館で見ておいてよかったと思う種類の体験だった。

読んで見たくなったら——『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • HoneyWorksの楽曲をすでに聴いたことがある人(世界観ごと入れる)
  • 「好きと言えなかった時期」に心当たりがある人
  • 神谷浩史戸松遥のファン(二人の掛け合いが見どころ)
  • 50〜70分でまとまった青春ラブコメを見たい人
  • 甘さより先に「痛さ」が来る恋愛ものが好きな人

合わない人

  • 群像劇的に複数カップルが絡む構造が苦手な人(一組に集中したい派)
  • テンポより丁寧な心理描写を求める人(劇場版の尺の都合で展開は速い)
  • HoneyWorksのポップな恋愛観が肌に合わない人
  • 「嘘をつく主人公」の行動をストレスなく見られない人

次に見るなら

君の膵臓をたべたい(2018年劇場版アニメ)——素直に気持ちを伝えられないまま時間が過ぎていく構図が共通している。こちらは青春の痛みがより鋭く、笑いは少ない。「ずっ好き」で終盤に刺さった人は間違いなく引き込まれる。

orange(2016年TVアニメ)——伝えられなかった後悔と、それでも伝えようとする意志を描いた作品。時間軸が絡む構造は異なるが、「言わなかったことへの後悔」という感情の核が近い。高校の教室の空気感も似ている。

僕は友達が少ないではなく——同じ告白実行委員会シリーズの好きっていいなよ。に近い作品群を追うなら、HoneyWorksのOVAシリーズ「好きになるその瞬間を。」も劇場版として存在しており、同じ世界観の続きを楽しめる。キャストも一部重なっているので、そちらも合わせて見るとより深く入れる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』は、現在dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。どのサービスも月額プランや無料体験を利用して視聴できるため、気軽に試しやすい環境が整っています。劇場版作品なので一気見しやすく、まだ見ていない方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 「告白実行委員会」シリーズを知らなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。本作は夏希と勇の物語として独立して完結しており、シリーズ未視聴でも内容を十分に理解できます。ただしシリーズ作品を先に見ておくと世界観や登場人物への理解がより深まります。
Q. どのくらいの尺(時間)の作品ですか?
A. 劇場版アニメとして公開された作品で、約60〜90分程度で視聴できます。テレビシリーズと異なり一本の映画として完結しているため、隙間時間や週末にサクッと楽しむのにも向いています。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。それぞれ無料トライアルや月額プランを提供しているため、自分に合ったサービスを選んで視聴してみてください。
Q. 恋愛アニメが好きな人にオススメできますか?
A. 王道の青春ラブコメが好きな方には特にオススメです。激しい展開より「じれったい恋心のすれ違い」や「日常の中の甘さ」を好む方に刺さりやすい作風で、幼馴染×片思いの組み合わせが好きな人は必見です。

まとめ

『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』は、現在dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。どのサービスも月額プランや無料体験を利用して視聴できるため、気軽に試しやすい環境が整っています。劇場版作品なので一気見しやすく、まだ見ていない方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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