進撃の巨人 The Final Season完結編 前編

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2023進撃の巨人 The Final Season完結編 前編

進撃の巨人 The Final Season完結編 前編

★ 4.3 / 5.0アクションドラマファンタジーミステリーサイコロジカル
放送年2023年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作漫画
制作MAPPA

エレンが巨人の究極の力を解放し、世界の運命が危機に瀕する。エルディア帝国を脅かす全ての者を排除するという燃える決意のもと、彼は無数の超大型巨人の軍勢をマーレへ向かわせる。かつての仲間と敵が入り混じったメンバーは、彼の壊滅的な計画を阻止しようと必死に動く。だが、本当に彼を止められるのか。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「地鳴らし」——無数の超大型巨人が大地を踏み鳴らし、世界へと向かう。エレン・イェーガーは始祖の力を解放し、エルディア人を脅かす全ての命を消し去ろうとしていた。その壮絶な計画を阻止すべく、かつての仲間・調査兵団と宿敵マーレ軍の戦士たちが奇妙な共闘を結ぶ。だが、神にも等しい力を手にしたエレンを、果たして誰が止められるのか。仲間か、敵か、それとも——。

みどころ・魅力

① 地鳴らしの圧倒的スケール感

無数の超大型巨人が大陸を埋め尽くすビジュアルは、シリーズ史上最大のスペクタクル。WIT時代から積み上げてきた世界観が、MAPPAの映像技術によって圧巻のスケールで描かれる。画面全体を覆う巨人の群れは、映像体験としてただひたすら圧倒的だ。

② 敵と味方が入り混じる異色の共闘

調査兵団、マーレの戦士、そして世界連合軍——かつて血みどろに戦った者たちが一つの船に乗り合わせる構図は、シリーズの到達点を象徴する。ライナーやアニとの関係性の変化、それぞれが抱える葛藤が重なり合い、見る者の感情を揺さぶる。

③ エレンという「謎」への収束

なぜエレンはここまで来てしまったのか。前編では答えは明かされないまま、彼の意図と本心への問いが積み重なっていく。仲間たちの「止めたい」という感情と、「本当に止めていいのか」という揺らぎが交錯し、単純な善悪では割り切れない重さを生み出している。

キャスト・声優一覧

エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
メイン
›
梶裕貴
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
メイン
›
石川由依
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
メイン
›
井上麻里奈
リヴァイ
リヴァイ
サブ
›
神谷浩史
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
サブ
›
朴璐美
コニー・スプリンガー
コニー・スプリンガー
サブ
›
下野紘
ジャン・キルシュタイン
ジャン・キルシュタイン
サブ
›
谷山紀章
ライナー・ブラウン
ライナー・ブラウン
サブ
›
細谷佳正
アニ・レオンハート
アニ・レオンハート
サブ
›
嶋村侑
ピーク・フィンガー
ピーク・フィンガー
サブ
›
沼倉愛美
ファルコ・グライス
ファルコ・グライス
サブ
›
花江夏樹
ガビ・ブラウン
ガビ・ブラウン
サブ
›
佐倉綾音

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スタッフ

監督林祐一郎
シリーズ構成瀬古浩司
キャラクターデザイン岸友洋
美術監督根本邦明
OPリンホラ「最後の巨人」
EDSiM「UNDER THE TREE」
EDリンクトホライズン「二千年… 若しくは… 二万年後の君へ・・・」
ED「いってらっしゃい」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「前編」ってタイトルについてるあたりが、いかにも進撃だと思った。完結編なのに、まだ前編がある。このシリーズ、最後の最後まで一筋縄でいかない。

最初に見たとき、正直なところ「ここまで長くなるとは」と半ば呆然としながら再生していた。シーズン1からすでに何年越しの話なのか、数えるのも億劫になっていたころ。それでも結局止まれなかった。2回目を見ると、序盤の静けさが意図的すぎるくらい計算されていて、嵐の前の凪を演出しているのがわかる。最初は「尺が長い」と感じたカットが、2周目では「この沈黙を映しておかなければならなかった」に変わる。進撃の見方は、何度目かで変わる。

「自由のために世界を壊す」——その論理が正しいとしたら、誰も止められない

この作品が問うているのは、善悪ではなく「論理の正しさ」だと思っている。エレンがやっていることは、作中の誰もが否定できない構造になっている。マーレが先にエルディア人を迫害した。壁外の人間はパラディ島を滅ぼそうとしている。ならばエレンの選択は、少なくとも「自分たちのため」という文脈においては、反論の余地がない。

ここが怖い。単純な悪役なら話は早い。でもエレンには筋が通っている。梶裕貴が演じるエレンのセリフには、この作品の中盤以降、以前のような感情的な爆発がほとんどない。低く、乾いた声。その平静さが「狂気」より「確信」に聞こえて、見ているこちらの足元がぐらつく。

「地鳴らし」が始まったとき、壁の中の巨人たちが動き出す場面の規模感は、アニメーションとしてのスケールもさることながら、「これを止められる存在が物語の中にいるのか」という絶望感が先に来た。リヴァイ(神谷浩史)やハンジたちがどれほど強くても、数が違いすぎる。戦闘力の問題ではなく、意志の問題として詰んでいる。

かつての仲間が「止めなければ」と動く展開は、見ようによっては単純な構図だ。でも細谷佳正が演じるライナーの存在が、その単純化を防いでいる。ライナーはずっと「加害者でもあり被害者でもある」側にいた。エレンを止めようとする彼の必死さに、自分が何をしてきたかへの贖罪が混じっている。その重さを、細谷佳正の芝居は丁寧に残している。

「前編」で終わる理由がわかる気がした。この話は、どちらかが勝っておしまいにできない。後編で何が待っているかを知っていても、この前編を見るたびに「本当にこれ以外の道はなかったのか」とまた考えてしまう。それが進撃の最後の罠だと思っている。

特に刺さったシーン

地鳴らしが海を渡り、マーレの海岸線に超大型巨人の群れが迫る場面。音楽が引いて、波音と地響きだけになる瞬間がある。あそこで思わず呼吸を止めた。派手な演出ではないのに、その静けさがかえって規模の大きさを強調していた。

佐倉綾音が演じるガビが、状況を把握しながら崩れていく表情の変化も見どころだった。ガビはずっと「マーレの優等生」として描かれてきたキャラクターで、その前提が剥がれていく過程を佐倉綾音は声色を変えながら追っている。感情が先に出て、言葉があとからついてくる芝居。

コニー(下野紘)やアルミンたちがエレンの計画を知り、それでも「止めに行く」と動く場面も刺さった。勝ち目がないとわかっていて動く理由を、このシリーズはずっと問い続けてきた。その問いへの答えが、答えになっていないまま前編が終わる。それが正直だと思う。

読んで見たくなったら——『進撃の巨人 The Final Season完結編 前編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • シーズン1から見てきた人。前提を知っていないと感情が追いつかない
  • 「正義の側が勝つ」より「どっちも正しくてどっちも間違っている」物語が好きな人
  • アニメーションのスケール感に純粋に興奮できる人
  • 2周目、3周目で伏線を拾う作業が好きな人

合わない人

  • 完結編前編から見ようとしている人(前の話を知らないと何もわからない)
  • すっきりした勧善懲悪を求めている人。この作品、誰かが完全な悪として裁かれる展開にはならない
  • 「主人公を応援できない」と物語に乗れないタイプの人。エレンはもうそういう立ち位置にいない
  • 長い。シリーズ全部含めると相当な時間を要求される。前編で終わることへの覚悟も必要

次に見るなら

進撃の巨人 The Final Season(前のシーズン)が未視聴なら当然そちらが先。前編だけ見て「わからない」となっている場合は、シーズン3後半あたりから復習すると文脈が戻ってくる。

「正しい側のいない戦争」という構図が好きなら、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが近い。国家と組織の論理に飲まれていく若者たちの話で、誰が正しいのか最後までわからないまま進む。進撃と同じ「後味の重さ」がある。

スケールの大きい終末感を求めているなら、86―エイティシックス―も刺さる可能性が高い。差別と戦争と、それでも生きようとする人間の話。作画と音楽のクオリティが高く、進撃の完結編と同じ「見終わったあとに何かを抱えたまま日常に戻る」感覚がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『進撃の巨人 The Final Season完結編 前編』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Netflix・Disney+の主要4サービスで視聴可能です。サブスクリプションに加入していれば追加料金なしで楽しめるサービスも多く、手軽に視聴できる環境が整っています。まずは加入中のサービスから確認してみてください。

よくある質問

Q. 前編を見る前に本編を全部見ておく必要がありますか?
A. はい、本作はシリーズの最終章にあたるため、Season 1〜The Final Season Part 2まで視聴済みであることを前提に作られています。いきなり視聴すると人物関係や背景がほぼ理解できないため、順番通りに視聴することを強くおすすめします。
Q. 「前編」と「後編」はどう違いますか?
A. 完結編は前編・後編の2部構成になっています。前編(2023年)では地鳴らしの始動と阻止に向けた動きが描かれ、後編で物語が完結します。前編だけでは結末には至らないため、続けて後編も視聴することをおすすめします。
Q. 原作マンガを読んでいる場合、どのあたりのエピソードが描かれますか?
A. 諫山創による原作コミックスの終盤、単行本33〜34巻に相当する部分が中心です。「地鳴らし」開始後の展開が映像化されており、原作既読者でも映像ならではの演出や音楽で新鮮に楽しめます。
Q. dアニメストアやAmazonプライムビデオで過去シーズンも見られますか?
A. Season 1からThe Final Seasonまでの過去シーズンも各配信サービスで配信されているケースがほとんどです。一から通して視聴したい方は、加入中のサービスのラインナップをあらかじめ確認しておくとスムーズです。

まとめ

『進撃の巨人 The Final Season完結編 前編』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Netflix・Disney+の主要4サービスで視聴可能です。サブスクリプションに加入していれば追加料金なしで楽しめるサービスも多く、手軽に視聴できる環境が整っています。まずは加入中のサービスから確認してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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