政宗くんのリベンジ

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2017政宗くんのリベンジ

政宗くんのリベンジ

★ 3.2 / 5.0コメディラブコメ日常系
放送年2017年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作SILVER LINK.

太っていた少年・真嗣は、同級生の足柄木亜紀にいじめられた。復讐を誓い、数年間かけて自分を変身させた。ハンドサムで人気者に生まれ変わった真嗣は、亜紀の学校に転入する。かつての面影を知らない亜紀に接近し、復讐計画を実行に移す。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

幼い頃、太っていた少年・真坂木政宗は、同い年の少女・足柄木亜紀に「豚の足」と罵られ、一方的に交際を断られた過去を持つ。深く傷ついた政宗は復讐を誓い、長年の努力の末にハンサムで運動神経抜群の人気者へと生まれ変わる。かつての面影がまったくない姿で亜紀の学校に転入した政宗は、彼女に近づき、惚れさせて、今度はこちらから振ってやる――完璧な復讐計画を実行へと移す。

みどころ・魅力

① 「復讐ラブコメ」という逆転の構図

「好きになった相手を振って復讐する」という異色の目的がコメディの軸になっている。計画を着々と進める政宗と、天然なのか確信犯なのか読めない亜紀のやり取りが絶妙で、どちらが主導権を持っているのかわからない緊張感が最後まで続く。

② ヒロインの「毒舌」と謎めいた魅力

足柄木亜紀は「残酷な女王様」として描かれる一方、その言動の裏に複雑な事情が透けて見える。毒舌でありながら憎めない独特のキャラクター性が物語を牽引し、視聴者が彼女の真意を探りたくなる設計になっている。

③ テンポよく積み重なる恋愛フラグとギャグ

復讐のはずが状況に流されて距離が縮まっていくすれ違い展開と、登場するサブキャラクターたちの個性が物語に賑やかさを加えている。シリアスになりすぎず、軽快なテンポで恋愛模様を楽しめる作りが特徴。

キャスト・声優一覧

安達垣愛姫
安達垣愛姫
メイン
›
大橋彩香
真壁政宗
真壁政宗
メイン
›
花江夏樹
小岩井吉乃
小岩井吉乃
サブ
›
水瀬いのり
藤ノ宮寧子
藤ノ宮寧子
サブ
›
三森すずこ
双葉妙
双葉妙
サブ
›
田所あずさ
朱里小十郎
朱里小十郎
サブ
›
早見沙織
早瀬千夏
早瀬千夏
サブ
›
大亀あすか
木場菊音
木場菊音
サブ
›
伊藤かな恵
金子 園香
金子 園香
サブ
›
伊瀬茉莉也
水野 鞠
水野 鞠
サブ
›
佐藤聡美
早瀬絹江
早瀬絹江
サブ
›
小倉唯
雅宗兼次
雅宗兼次
サブ
›
斎賀みつき

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スタッフ

監督湊未來
シリーズ構成横手美智子
原作竹岡葉月
原案キャラデザTiv
キャラクターデザイン澤入祐樹
音楽加藤達也
美術監督前田実
OP大橋彩香「ワガママMIRROR HEART」
ED超チョ「Elemental World」
EDアドガキ アキ「Manazashi Silent」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

2017年の冬クール、何となく1話を見て、何となく最終話まで見た。そういう出会いだった。「復讐のためにイケメンになった少年」という設定を最初に聞いたとき、正直そんなに期待していなかった。ラブコメは好きだけど、復讐モノとの組み合わせって意外とバランスが難しくて、どちらかが死ぬパターンが多い。でも1話を見た瞬間、これは計算された嘘くささを全力で楽しむ作品だと気づいた。

花江夏樹が演じる政宗のナルシスト全開な振る舞い、それが意外と寒くならないのは声の乗せ方のせいだと思う。二回目に見たとき気づいたのは、自信満々な台詞の裏にある微妙な焦りの呼吸。あれは一回目じゃ絶対拾えなかった。原作も読んだので、アニメが何をどう省略したかもわかる。それでも映像で見ると別の感触がある。リアタイで見ていた当時の自分は、毎週月曜の夜がちょっと楽しみだった。

「俺を傷つけた女を傷つけてやる」——それが本当に復讐なのか、という話

この作品を単純な「ラブコメに偽装した復讐劇」と読むと、どこかで引っかかる。政宗がやっていることは、足柄木亜紀に近づいて、好きにさせて、振る——要するに自分がかつてされたことをそのままやり返す計画だ。でもよく考えると、これは復讐ではなくて、承認の獲得だ。

太っていた子ども時代の政宗は、「豚足」と呼ばれ、告白を笑われ、自尊心ごと踏み潰された。その後の数年間で外見を変え、名前まで変えた。変えたのは「亜紀を見返すため」という名目だけど、やっていることの実態は「もう誰にも笑われない自分になること」だ。復讐は目的ではなく、自己再構築の動機になっている。

亜紀側の造形もそこが面白い。「ブタ足王子」と呼んで男を全員拒絶してきた彼女にも、相応の傷と理由がある。水瀬いのり演じる吉乃が傍にいることで、亜紀の人間的な部分がぽつぽつと見えてくる構造になっている。鉄壁のお嬢様キャラが少しだけ溶ける瞬間、吉乃の小声の「亜紀様……」の重みが全然違う。

さらにややこしいのが、三森すずこ演じる藤ノ宮寧子の存在だ。政宗を純粋に好きだと言う彼女が物語に入ってくることで、「復讐計画」という建前がガタガタになる。政宗自身も自分の感情の整理がつかなくなる。この三角関係の描き方が、作品をただのラブコメで終わらせない。

結局この作品が描いているのは、「傷ついた自尊心はどこに着地するのか」という問いだと思う。外見を変えても、名前を変えても、復讐計画を実行に移しても、消えないものがある。そこに向き合わざるを得ない瞬間を、コメディのトーンを崩さずに差し込んでくる。それがこの作品の芯だ。

特に刺さったシーン

中盤、政宗の過去が少しだけ掘り下げられる場面がある。子どもの頃の彼が感じていた孤独と、亜紀に告白するまでに至った気持ちの純粋さ——そこが一瞬だけ素直に描かれる。花江夏樹の演技がここで変わる。普段の政宗は自信過剰でナルシストで、声にも余裕がある。でもその回想パートだけ、声の質感が変わる。説明台詞でも感情的な絶叫でもなく、ただ淡々とした声で過去を語る。それが逆に刺さる。

早見沙織演じる朱里小十郎が政宗を支える場面も印象に残っている。朱里というキャラクターは、出番のわりに情報量が多い。早見沙織の声は感情の温度を急上昇させないまま伝える技術があって、それが朱里の「静かな献身」というキャラクター性とぴったり合っている。伊瀬茉莉也演じる金子園香が絡む場面では笑いに全振りしつつも、その直後の真顔の一言がちゃんと効いていた。コメディ回の中に針を刺す、その加減が好きだった。

読んで見たくなったら——『政宗くんのリベンジ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「復讐ラブコメ」というジャンルにピンと来た人。設定通りの作品を届けてくれる誠実さがある
  • ツンデレ系ヒロインが好きな人。亜紀のキャラクターは設計がしっかりしている
  • 声優の演技の細部を拾うのが好きな人。花江・早見・水瀬がそれぞれ違う温度を出している
  • 深刻になりすぎず、でも表面だけでもないラブコメが欲しい人

合わない人

  • 復讐計画が最終的にどうなるかを早めに知りたい人には、アニメ1期だと答えが出ないまま終わる
  • ヒロインが最初から可愛く見えないと入れない人には、亜紀は序盤きつめに映るかもしれない
  • ハーレム展開が苦手な人。女性キャラが政宗に集まってくる構成は否めない
  • 「続きが気になりすぎる終わり方」に耐性がない人。原作を読む覚悟がいる

次に見るなら

復讐計画という建前がだんだん崩れていく構造が好きなら、俺物語!!はまったく逆のアプローチで似た感触がある。「普通なら報われないはずのキャラクターが素直に幸せになる」という話で、政宗くんの屈折した感情と対比して見ると面白い。

ツンデレ系ヒロインとコメディのバランスを気に入ったなら、ニセコイは王道の見心地で見やすい。設定に嘘くさい複雑さを積み上げながらもラブコメとして機能させる構成が、政宗くんと方向性が近い。

「外見コンプレックスと恋愛感情のもつれ」という軸で追いたいなら、となりの怪物くんが刺さるかもしれない。ヒロイン側の感情の動かし方が繊細で、政宗くんとは対照的に「素直だけど空回りする」タイプのラブコメだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『政宗くんのリベンジ』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの5サービスで視聴できる。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスでそのまま楽しめる可能性が高い。無料トライアルを活用すれば初回は0円で視聴できるサービスも多い。

よくある質問

Q. 政宗くんのリベンジはどこで見られますか?
A. ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数のサービスで視聴可能なため、普段使っているサービスをまず確認してみましょう。
Q. 2期はありますか?
A. 2017年放送のTVアニメ第1期に続き、2023年に第2期『政宗くんのリベンジR』が放送されました。第1期を見た後はそのまま続編へ進むことができます。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメは原作漫画の序盤〜中盤に相当する内容を映像化しています。ストーリーの大筋は踏襲しており、アニメから入っても違和感なく楽しめます。
Q. ラブコメ初心者でも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。「復讐」という明確な目的がドラマの軸になっているため、ラブコメに不慣れな方でも展開を追いやすく、コメディ要素もテンポよく挿入されています。

まとめ

『政宗くんのリベンジ』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの5サービスで視聴できる。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスでそのまま楽しめる可能性が高い。無料トライアルを活用すれば初回は0円で視聴できるサービスも多い。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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