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イレブンアイズ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Doga Kobo |
空が赤くなり月が黒くなり、モンスターが街を徘徊する中、佐月翔は危険な状況に巻き込まれ異世界へ転送される。同じ状況にある四人と出会った彼らは、生き残るため協力してこの謎の新世界を進む。しかし、翔を殺すつもりの六つの影が現れ、事態は悪化する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
空が赤く染まり、月が黒く欠ける——その異変とともに、佐月翔は突如としてモンスターが徘徊する「赤い夜」の世界へと引きずり込まれる。同じく異世界へ転送された四人と出会った翔は、生き残るためこの謎めいた新世界を仲間とともに進んでいく。しかし彼らの前に、翔の命を狙う「六つの影」が立ちはだかり、状況は一層混迷を深めていく。それぞれが抱える過去と力が交差するとき、世界に隠された真実が少しずつ姿を現していく、サスペンスフルなダークファンタジーである。
みどころ・魅力
① 「赤い夜」が生み出す閉鎖世界の緊張感
赤く染まった空と黒い月、そしてモンスターが徘徊する「赤い夜」の世界観が物語全体を貫きます。現実から切り離された閉鎖空間で繰り広げられる戦いは常に死と隣り合わせで、先の読めない展開が視聴者を物語へと引き込んでいきます。
② 仲間たちと「六つの影」が織りなす対立構造
それぞれに事情を抱えた仲間たちと、翔の命を狙う「六つの影」。敵味方双方の思惑が複雑に絡み合い、単純な善悪では割り切れないドラマが展開します。キャラクター同士の関係性の変化が、物語の大きな軸となっています。
③ ビジュアルノベル原作ならではの魅力
人気ビジュアルノベルを原作とする本作は、個性豊かなキャラクターデザインとセクシーな演出も見どころのひとつ。アクションと超自然の要素に彩られたシリアスな物語に、華やかさを添えています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 下田正美 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 金巻兼一 |
| キャラクターデザイン | 原将治 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 彩音「Arrival of Tears」 |
| ED | Asriel「Sequentia」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
イレブンアイズ、というタイトルだけは長いこと知っていた。エロゲ原作の伝奇バトルもの、くらいの解像度で。見たいリストの底に沈めたまま十年以上ほったらかしていたのを、今回ようやく腰を据えて再生した。最初は「赤い空に黒い月、はいはい様式美ね」と斜に構えていたら、思っていたより湿度の高い話で面食らう。一周目は設定の洪水に流されて終わった、というのが正直なところだ。二周目でやっと人間関係の輪郭が見えてくる。主人公・皐月駆の声が小野大輔だと気づいたのも二周目で、あの低くて少し疲れたトーンが、この少年の壊れかけた芯にちょうど合っているとわかった。名前だけ知っている、を卒業するには案外悪くないタイミングだった。
「守りたい」が、いちばん近くの人を壊していく話
イレブンアイズを単なる異界バトルものとして畳むのはもったいない。空が赤く染まり、月が黒く落ち、化け物が街をうろつく——あの赤い夜は、外からやってきた脅威の比喩というより、登場人物それぞれが抱えた喪失をそのまま外に映し出した世界に見える。誰かを失った人間が、もう一度同じ思いをしないために「守る」と誓う。そこまでは綺麗な話だ。問題は、その誓いがいつのまにか本人を縛りつけ、守られる側を息苦しくさせていくところにある。守る側は守ることでしか自分を保てなくなり、守られる側は背負わされた重さに耐えきれなくなる。共闘して生き残るはずの五人が、進めば進むほど互いの傷をえぐり合っていく。あの構図がこの作品の本体だと思う。奈月香央里——水橋かおりの、芯はあるのに今にも折れそうな声の出し方が、この危うさをずっと下から支えている。強い言葉を吐く場面ほど、語尾がわずかに揺れる。あれは演出というより演技の精度の問題で、台本の上では同じ「大丈夫」でも、抱えているものの重さがちゃんと声に乗っている。生き残ること自体が目的になった人間は、最後に何のために生き残るのかを見失う。赤い夜が繰り返し戻ってくるのは、彼らが過去を手放せていないからだ——そう読むと、終盤の苦さがやっと腑に落ちる。
特に刺さったシーン
中盤、追い詰められた側がそれでも刃を構え直す一連の流れが、思いのほか喉に刺さった。草壁美鈴を演じる浅川悠の、感情を殺したまま芯だけで押し切る発声が効いている。叫ぶより、押し殺したときのほうが怖い役者だと改めて思った。対するアワリティア——上田燿司の声がまた良くて、敵側なのに余裕とも諦観ともつかない湿り気があって、ただの障害物として処理されないだけの存在感がある。彼が口を開くたびに、こちらの戦いがどれだけ分の悪い賭けかが伝わってくる。田島賢久に回った森久保祥太郎の、軽口の裏にある覚悟の出し方も見逃せない。ふざけた口調のまま一歩も引かない瞬間に、思わず「ああ、この男は本気だ」と背筋が伸びた。バトルそのものの派手さより、誰が何を抱えて刃を握っているか——そこを声で立たせてくる作品だった。
読んで見たくなったら——『イレブンアイズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 赤い空・黒い月みたいな暗い伝奇の様式美に、理屈抜きで惹かれてしまう人
- 派手な能力バトルより、登場人物が抱えた喪失や執着のほうを見たい人
- 一周で終わらせず、二周目で設定と人間関係を拾い直すのが苦じゃない人
- 声優の抑えた芝居——叫びより沈黙の演技に反応してしまう人
合わない人
- 一周ですべて飲み込めるテンポと親切な説明を求める人
- 暗くて重い空気が苦手で、見終わって気分が軽くなりたい人
- お色気要素が話のノイズに感じてしまうタイプの人
- キャラの内面より、純粋にスカッとする勝ち負けを見たい人
次に見るなら
現実に異界が重なってくる伝奇バトルという骨格が好きなら、灼眼のシャナ。日常のすぐ裏に開く戦いと、守る・守られるの危うい関係の描き方がよく似ていて、こちらのほうが情緒の整理は丁寧だ。
ゲーム原作で、複数の人間が運命に巻き込まれていく構図に惹かれたならFate/stay night。背負ったものの重さが戦い方そのものを決めていく感覚は、イレブンアイズと地続きに感じられるはず。
お色気と超自然バトルの同居を楽しめた人にはハイスクールD×Dを。同じゲーム原作でも振り切って明るい分、暗い夜を抜けた後の口直しにちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
イレブンアイズは、dアニメストアで視聴することができます。アクションと超自然の要素が融合した本作を、見放題で楽しめます。気になる方は、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
イレブンアイズは、dアニメストアで視聴することができます。アクションと超自然の要素が融合した本作を、見放題で楽しめます。気になる方は、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。


