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カオスチャイルド
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | SILVER LINK. |
2009年11月6日、渋谷を襲った大地震により黒い火が広がり、多くの死傷者が出た。その6年後の2015年10月、復興した渋谷で謎の連続死が発生する。事件の真相を追う中で、登場人物たちは隠された秘密と向き合うことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2009年11月、渋谷を襲った大地震は「黒い火」と呼ばれる現象とともに多くの命を奪い、街に深い傷跡を残した。それから6年、復興を遂げた2015年10月の渋谷で、猟奇的な連続死事件が立て続けに発生する。新聞部に所属する高校生・宮代拓留は、これらの事件が過去の惨劇と奇妙に符合していることに気づき、仲間たちとともに真相の究明へと乗り出していく。だが調査を進めるほどに、事件の裏に潜む巨大な謎と、彼自身の記憶や何気ない日常に隠された秘密が次第に浮かび上がっていく。科学アドベンチャーシリーズの一作として、緻密なミステリーと超常現象が交錯する物語が描かれる。みどころ・魅力
① 復興した渋谷を舞台にした緊張感あるミステリー
大地震からの復興を遂げた渋谷で起こる連続死事件が物語の軸。実在の街を思わせるリアルな舞台設定の中で、断片的な手がかりから真相へと迫っていく過程が緊張感たっぷりに描かれ、先の読めない展開に引き込まれます。② 科学アドベンチャーシリーズならではの世界観
「CHAOS;HEAD」へと連なる科学アドベンチャーシリーズの一作として、現実と妄想、科学と超常が境界を曖昧にしながら絡み合う独特の世界観が魅力。シリーズ特有の不穏な空気感が全編を通して貫かれています。③ 二転三転する心理サスペンスと衝撃の展開
登場人物それぞれが抱える秘密や心の闇が物語の核心に深く関わってきます。張り巡らされた伏線が終盤に向けて回収され、二転三転する展開と衝撃の真相が、見る者の予想を裏切り続ける心理サスペンスとして仕上がっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 神保昌登 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 神保昌登 |
| 原案キャラデザ | ささきむつみ |
| キャラクターデザイン | 山吉一幸 |
| 音楽 | 阿保剛、onoken |
| 音響監督 | 土屋雅紀 |
| OP | いとうかなこ「Uncontrollable」 |
| ED | 鈴木このみ「カオスシンドローム」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
前作にあたる「カオスヘッド」を見たのがもう何年も前で、渋谷を焼いたあの黒い火がどう片づいたのかも曖昧なまま、なんとなくこれを再生した。心理サスペンスは苦手じゃない。むしろ、画面の中で誰かがじわじわ壊れていくのを黙って眺めるのは性に合っている方だと思う。ただ最初の数話は、正直なところ距離があった。連続死の陰惨さと、新聞部のやたら軽いノリが噛み合わなくて、これ最後まで付き合えるのかと身構えた記憶がある。2回目に通したとき、その噛み合わなさが全部わざとだったと気づいて、ようやく椅子に座り直して見られた。一度見ただけだと、たぶん半分も受け取れていない。そういう作りの話だ。
見たいものだけを見て、人は自分を守る——その代償の話
カオスチャイルドは、表向きは「復興した渋谷でまた連続死が起きる、その犯人を追う」というミステリーの形をしている。けれど何度か見返すうちに、これは事件の謎解きそのものより、人が自分の現実をどう編集して生きているか、を描こうとしている話なんだと思うようになった。登場人物たちはそれぞれ、見たくないものから目を逸らすために、都合のいい世界を一枚かぶせている。その薄い膜が一枚ずつ剥がされていく過程が、この作品の本当の見どころだ。
主人公の宮代拓留は、序盤やけに斜に構えていて、世界を一段上から見下ろすような口を利く。最初はただの嫌な感じの少年に見えるのだが、終盤に近づくにつれて、その態度自体が彼の張った膜だったと分かってくる。強がりでも余裕でもなく、見ないために必要だった鎧。そこが剥がれたときの彼の崩れ方は、ホラー的な怖さとは別種の、見ていてこちらの足元まで揺らされるような居心地の悪さがある。
この作品が単なるグロいミステリーで終わらないのは、その「見たいものを見る」という弱さを、誰か特定の異常者のものとして突き放さないからだ。観ているこちらだって、日々それなりに都合よく世界を切り取って生きている。だからラスト近くで突きつけられる選択は、フィクションの中の出来事のはずなのに、妙に自分事として刺さってくる。怖いのは事件じゃなくて、自分の認識なんて案外いくらでも書き換えられる、という事実の方だった。
特に刺さったシーン
終盤、拓留がそれまで信じてきた前提を一気に手放さざるを得なくなる展開がある。具体的には伏せておくが、あそこでの松岡禎丞の芝居が忘れられない。それまで彼の声は、軽口とハッタリで分厚くコーティングされていた。その層が割れて、地の声——震えとも嗚咽ともつかない、言葉にならない音が漏れてくる瞬間があって、ここでようやくこの少年の本体に触れた気がした。台詞より、台詞と台詞の隙間の呼吸が効いている。
周りを固める女声陣も巧い。水瀬いのりの山添うきは、可憐さの底に得体の知れない冷たさを忍ばせていて、聞いていてふっと背筋が寒くなる。上坂すみれの尾上世莉架は、距離の取り方そのものが演技になっていて、近いのか遠いのか掴ませない。三森すずこの有村雛絵の屈託のない明るさが、画面の不穏さと並ぶことでむしろ怖い。2回目に見て、彼女たちの声色が後の展開を最初から仄めかしていたと気づいたとき、ぞわっとした。
読んで見たくなったら——『カオスチャイルド』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 事件の真相そのものより、人がなぜ嘘の世界にしがみつくのか、を見たい人
- カオスヘッドやシュタインズ・ゲート系の、科学アドベンチャーの空気が好きな人
- 1回で全部分からなくてもいい、伏線を拾うために見返すのが楽しい人
- グロ描写も含めて「居心地の悪さ」を娯楽として味わえる人
合わない人
- 謎は最後にスッキリ全部回収してほしい、後味は明るくあってほしい人
- 陰惨な描写や、人が壊れていく過程そのものが生理的にきつい人
- 前作の文脈なしでサクッと一本完結を楽しみたい人
次に見るなら
カオスヘッド——本作と同じ渋谷、同じ系譜の話。あの黒い火の発端を知ってから本作を見返すと、拾える糸が一気に増える。先に通しておく価値はある。
シュタインズ・ゲート——同じ科学アドベンチャーの空気を、SFサスペンスとして極めた一本。妄想や認識の不確かさというテーマの扱い方が好きなら、こちらの完成度の高さに唸るはず。
ひぐらしのなく頃に——のどかな日常が一枚ずつ剥がれ、人の認識そのものが揺らいでいく構造が近い。何度も見返して伏線を拾う楽しさも共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ「カオスチャイルド」は、動画配信サービスのHuluで視聴することができます。渋谷を舞台にしたミステリーと超常現象が交錯する世界観をじっくり楽しみたい方は、Huluでの配信をチェックしてみてください。気になった方はぜひこの機会に視聴してみましょう。







