Yasuke -ヤスケ-

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2021Yasuke -ヤスケ-

Yasuke -ヤスケ-

★ 2.8 / 5.0アクションファンタジーメカSF
放送年2021年
フォーマットONA
話数6話
原作オリジナル
制作MAPPA

機械と魔法が存在する戦国日本。伝説の浪人・ヤスケは暴力の過去から平穏な生活を求めていた。だが地元の村が大名たちの争いの中心となると、ヤスケは剣を握ることになる。謎めいた子どもを守るため、暗黒の勢力と野心的な武将から逃げながら、彼の新たな物語が始まる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

機械と魔法が交錯する戦国時代の日本。かつて伝説の戦士として名を馳せた黒人侍・ヤスケは、暴力に満ちた過去を捨て、川辺の小さな村で船頭として静かに暮らしていた。しかし、ある日依頼された「病を抱えた少女を運ぶ」という仕事をきっかけに、彼は再び戦乱の渦中へと引き戻されていく。少女を狙う暗黒の勢力と野心に燃える武将たちから彼女を守るため、ヤスケは封印していた刀を再び手に取る。逃避行のなかで明かされる少女の秘めた力と、ヤスケ自身が背負う過去とは——。

みどころ・魅力

① 実在の黒人侍「弥助」を大胆に再構築したファンタジー

戦国時代に実在したとされる黒人侍・弥助をモチーフに、機械(メカ)と魔法を融合させた独自の世界観で描く意欲作です。史実の人物を起点にしながらも、SF・ファンタジー要素を大胆に取り入れ、見慣れた戦国像とはひと味違う異色のアクション活劇に仕上がっています。

② フライング・ロータスが手がける音楽と映像美

音楽を担当するのは世界的アーティストのフライング・ロータス。エレクトロニカと和の要素が溶け合うサウンドが、独特の緊張感と疾走感を生み出します。スタジオMAPPAによる迫力ある作画と相まって、映像と音楽が一体となった没入感の高い体験を味わえます。

③ 過去と向き合う孤高の侍のドラマ

本作は派手なアクションだけでなく、暴力から逃れたいヤスケの内面の葛藤を丁寧に描きます。守るべき少女との関わりを通じて、彼が再び剣を握る意味を問い直していく姿は重厚なヒューマンドラマとしても見応えがあります。全6話で凝縮された物語展開も魅力です。

キャスト・声優一覧

ヤスケ
ヤスケ
メイン
副島淳
咲希
咲希
メイン
田村嬉子
織田信長
織田信長
サブ
平岳大
ハルト
ハルト
サブ
None
太田牛一
太田牛一
サブ
アブラハム
アブラハム
サブ
牛山茂
守助
守助
サブ
神尾佑
一華
一華
サブ
田中理恵
アチョジャ
アチョジャ
サブ
北村謙次
北村謙次
ニキータ
ニキータ
サブ
七海ひろき
黒坂
黒坂
サブ
朴璐美
夏丸
夏丸
サブ
占部房子

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スタッフ

監督
キャラクターデザイン小池健
音楽Steven Ellison
美術監督東潤一
OPStephen Lee Bruner「Black Gold」
EDStephen Lee Bruner「Between Memories」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

黒人の侍が主役、という一行だけは前から耳に入っていた。史実のヤスケを下敷きにしたNetflixの一本、くらいの認識で、正直そこで止まっていた。戦国にメカと魔法が乗っかっていると知ったのは、再生ボタンを押す直前。歴史活劇のつもりで身構えて見始めたら、想像していた手触りとはまるで違って、最初の数分でいったん巻き戻した。配信オリジナルらしい密度の高い作画と、和の風景に電子音が被さってくる感じが、最初は喧嘩しているように聞こえる。けれど2回目を通したとき、ようやく「これは狙ってぶつけているんだ」と腑に落ちた。時代の輪郭がわざとぼやけている世界に、自分のほうが慣れていくまでの作品だった。

過去から逃げ切れなかった男が、それでも“誰のために斬るか”を選び直す話

ヤスケはもう斬りたくない男だ。暴力で食ってきた過去から降りて、川辺で静かに暮らそうとしている。その出発点が、この作品の背骨だと思っている。メカも魔法も大名同士の戦も、結局はこの一人の男に「もう一度刀を握るのか」を突きつけるための装置でしかない。

面白いのは、ヤスケが刀を取り直す動機が「復讐」でも「正義」でもないところだ。守るべき子どもがそこにいるから、というだけ。過去を清算するためではなく、目の前の誰かのために、自分がいちばん厭っていた手段をもう一度選ぶ。この順番が逆だったら、ただの最強の侍が無双する話になっていた。降りたいのに降りられない、というねじれを抱えたまま戦場に立つから、殺陣の一振りごとに重さが乗る。

だからこの作品は、単なる「異色の戦国アクション」ではなく、自分の本質からは逃げられないと知ったうえで、その本質を何に使うかだけは選び直せる、という話に見えた。メカと魔法でデコレーションされているけれど、芯にあるのはずっと地味で、そこが好きだ。派手な設定に埋もれず、最後まで一人の浪人の選択を追っている。短い尺で駆け抜ける構成も、迷っている暇を主人公に与えない作りとして効いていた。

特に刺さったシーン

中盤、ヤスケが守る相手の子どもと、言葉少なに焚き火を囲む場面。アクションの合間にぽっかり空いた、何も起きない数十秒だ。ここで初めてこの男が「斬る人」ではなく「黙ってそばにいる人」として映って、思わず姿勢を直した。戦いの巧さより、この沈黙の芝居のほうが彼の本体だと感じた。

声では、朴璐美が演じる黒坂が強い。登場した瞬間に画面の温度が下がる、あの低くて芯の通った声。敵としての説得力を一言で立ち上げてしまうから、出てくるたびに気持ちが引き締まった。対照的に田中理恵の一華は、柔らかいのにどこか掴ませない。終盤の対峙シーンでは、声だけで間合いを測っているような芝居をしていて、2回目に見たときはセリフの内容より息の置き方ばかり追っていた。和のセットに電子音が乗る独特の音響の中で、この二人の声がきちんと地に足をつけているから、突飛な世界が散らからずに持ちこたえている。

読んで見たくなったら——『Yasuke -ヤスケ-』はNetflixで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 戦国もの×SFみたいな、時代がごちゃ混ぜになった画面に素直に興奮できる人
  • 説明ゼリフより、空気と音と間で語る作りが好きな人
  • 和の世界に異物が混ざる手触り(音楽と映像の組み合わせの妙)を味わいたい人
  • 最強キャラの無双より、戦いたくない主人公の葛藤を追いたい人

合わない人

  • 史実のヤスケの、まっとうな歴史伝記を期待している人
  • メカと魔法の同居を「ご都合」と感じて入り込めなくなる人
  • 一話ずつじっくり積み上げる長尺を好む人(短い尺で一気に畳む構成なので)

次に見るなら

アフロサムライが好きなら、ヤスケはかなり地続きだ。黒人の侍を主役に、スタイリッシュな殺陣へ音楽を乗せていく感触が近い。画と音で押し切ってくるタイプが好物なら間違いない。

時代劇に異物を混ぜる気持ちよさで言えばサムライチャンプルー。和の世界へ現代の音(あちらはヒップホップ)を被せる作りが、ヤスケの音響設計とよく響き合う。

テーマの芯で選ぶならどろろ。戦乱の世をさまよう剣士が守るべき存在と出会い、暴力との距離を測り直す話で、ヤスケの背骨にいちばん近い一本だと思う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『Yasuke -ヤスケ-』は、Netflixのオリジナル作品として全話配信されています。Netflixに加入していれば、追加料金なしで全6話を一気に視聴することができます。日本語音声・字幕にも対応しているため、安心して楽しめます。

よくある質問

Q. 『Yasuke -ヤスケ-』はどこで見られますか?
A. Netflixで配信されています。Netflixのオリジナル作品のため、加入者は追加料金なしで全話を視聴できます。
Q. 全部で何話ありますか?
A. 全6話で構成されています。1話あたりの尺もコンパクトなので、まとめて一気見しやすいボリュームです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクションを軸に、ファンタジー・メカ・SF要素を融合させた作品です。戦国時代の日本を舞台にしつつ、機械と魔法が共存する独自の世界観が特徴です。
Q. 日本語で視聴できますか?
A. Netflixでは日本語音声・字幕に対応しています。お好みのスタイルで視聴できるので、海外作品が苦手な方でも楽しみやすい作品です。

まとめ

『Yasuke -ヤスケ-』は、Netflixのオリジナル作品として全話配信されています。Netflixに加入していれば、追加料金なしで全6話を一気に視聴することができます。日本語音声・字幕にも対応しているため、安心して楽しめます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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