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IDOLY PRIDE
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Lerche |
高校生・長瀬琴乃はオーディションに合格し、親友と共に他の8人のアイドル志望者と寮で共生することになる。彼女たちは、アイドルランキング「VENUS」プログラムで頂点を目指すには、可愛いダンスや衣装だけでは不十分であり、血と汗と涙が必要であることを認識する。その頂点に立つスーパースター・長瀬マナは、琴乃の姉だった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
歌うことが大好きな高校生・長瀬琴乃は、トップアイドルを夢見てオーディションに挑戦する。親友や個性豊かな仲間たちと寮で共同生活を送りながら、アイドルの頂点を決めるランキングプログラム「VENUS」での優勝を目指していく。しかしその道は、可愛い衣装や華やかなダンスだけでは決して辿り着けない、血と汗と涙にまみれた厳しい世界だった。彼女たちが追いかける頂点には、伝説のスーパースター・長瀬マナ——琴乃の姉が立っていた。少女たちの輝きと葛藤、そして絆を描く本格アイドルドラマ。
みどころ・魅力
① 「アイドル×青春群像劇」としての重厚なドラマ
本作は単なるアイドルアニメにとどまらず、夢に挑む少女たちの努力・挫折・成長を丁寧に描く。冒頭から物語を大きく動かす展開もあり、感情を揺さぶるストーリー性の高さは屈指。キャラクター一人ひとりの背景が掘り下げられ、見るほどに引き込まれていく。
② 実力派キャストによる本格的なライブシーン
キャラクターを演じる声優陣がそのまま歌唱を担当し、楽曲のクオリティの高さも大きな魅力。3DCGを駆使した臨場感あふれるライブパフォーマンスは見応え十分で、ストーリーと連動した名曲の数々が物語をさらに盛り上げる。音楽好きにもおすすめだ。
③ 姉妹の絆と「受け継がれる想い」
主人公・琴乃と、頂点に立つ姉・マナ。二人の関係を軸に、想いや夢がどう受け継がれていくのかが物語の核となる。ライバルでもある仲間たちとの友情も含め、人と人とのつながりが胸を打つ。涙なしには見られない感動の物語が待っている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 木野目優 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋龍也 |
| 原作 | 花田十輝、水澄佳希、安達薫 |
| 原案キャラデザ | キューピーフラッパー |
| キャラクターデザイン | 木野下澄江 |
| 音楽 | 岸田勇気、奈良悠樹、坂和也、利根川貴之 |
| 美術監督 | 大西達朗 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | 星見プロダクション「IDOLY PRIDE」 |
| ED | トリニティエール「réaliser」 |
| ED | サニーピース「Shining Days」 |
| ED | 月のテンペスト「Daytime Moon」 |
| ED | サニーピース「song for you (SUNNY PEACE ver.)」 |
| ED | 星見プロダクション「Pray for you」 |
| ED | 星見プロダクション「The Sun, Moon and Stars」 |
| ED | リズノワール「The Last Chance」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、アイドルアニメはもう把握するのを諦めていた。グループの数が増えすぎて、誰がどこの所属で何人いるのか覚える気力が湧かない。IDOLY PRIDEも、また新しいのが増えたな、くらいの温度で再生ボタンを押した。それが間違いだった。最初は寮で女の子たちがわいわいやる、よくある日常ものだと思って眺めていたら、姉・長瀬マナの存在がスクリーンに落とす影の濃さに、途中から姿勢を正していた。2回目に見たときに気づいたのは、序盤の何気ない笑顔のカットが、全部その後の重さの伏線になっていたこと。軽い気持ちで入った人ほど、後半で足をすくわれる作りになっている。頂点にいた人の不在を、残された側がどう背負うかの話
この作品は単なるアイドルのサクセスストーリーではなく、「いなくなった人をどう抱えて前に進むか」という、喪失と継承の物語だと思っている。長瀬琴乃にとってマナは、姉であると同時に、自分が立とうとしているステージの頂点に先にいた人だ。憧れと、越えられない壁と、肉親の情が同じ一人の中で混ざっている。普通のアイドルものなら「ライバルに勝つ」で完結する構図に、この作品は血縁と不在という重りを足してくる。VENUSというランキングで上を目指す、という枠組み自体は競争の物語なのに、琴乃が登っていく先には、もう手の届かない場所にいる姉の影がずっとある。だから彼女が一段上がるたびに、嬉しさと寂しさが同時に立ち上がる。超自然というジャンルタグが付いているのは伊達ではなくて、不在のはずの人の存在がこの物語の中心にずっと居続ける。アイドルが歌うという行為が、ここでは「誰かの想いを引き受けて声にする」ことと完全に重なっている。可愛い衣装やダンスの裏で描かれているのは、人が人の夢を受け取って、自分の足で立ち直すまでの長い時間だ。血と汗と涙、という言葉をあらすじが使っているけれど、それは根性論じゃなくて、誰かを失った人間がもう一度前を向くのに必要な代償の話なんだと、見終わって思った。特に刺さったシーン
刺さったのは派手なライブシーンよりも、その手前にある沈黙のほうだった。終盤、琴乃が自分の中の迷いと正面から向き合う展開で、彼女の声が震えながらも止まらないところ。あそこで思わず画面を一時停止して、しばらく動けなくなった。歌そのものより、歌に至るまでの呼吸の取り方が生々しい。支える側の大人たちの描写も丁寧で、牧野航平を演じる石谷春貴の声が、突き放すでもなく甘やかすでもない絶妙な距離感で効いている。励ましの言葉を熱く叫ぶんじゃなくて、低いトーンで一言置くだけ。その抑えた芝居があるから、女の子たちの感情の振れ幅が際立つ。音楽が盛り上がる場面で泣かせにくるアニメは多いけれど、この作品は静かな場面の積み重ねで先に涙腺を緩ませてから歌が来るので、ライブが始まる頃にはもう持っていかれている。読んで見たくなったら——『IDOLY PRIDE』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アイドルものの可愛さの奥に、ちゃんと痛みやドラマを求めている人
- 喪失や継承をテーマにした、感情の重い物語が好きな人
- 歌のシーンそのものより、そこに至るまでの心情の積み重ねを味わいたい人
- 群像劇で一人ひとりの背景を追いかけるのが好きな人
合わない人
- 明るく楽しいライブと日常だけを期待している人
- 登場人物が多くて関係性を覚えるのが苦手な人
- 重いテーマや湿度の高い展開を避けたい人
- 序盤の日常パートのテンポをゆっくりに感じてしまう人
次に見るなら
Wake Up, Girls!——アイドルの華やかさより、現実の泥臭さや挫折を真正面から描いた作品。IDOLY PRIDEの「綺麗事だけじゃない部分」に惹かれた人なら、こちらの地に足のついた手触りも刺さるはず。Angel Beats!——音楽と、この世にいない存在を巡る物語という意味で重なる部分が多い。超自然の気配と喪失感、そして歌が感情の核になる構成が好きなら相性がいい。
ラブライブ!サンシャイン!!——頂点を目指して登っていく群像劇という骨格は共通している。競争の枠組みの中で一人ひとりが変わっていく過程を、もっと王道のトーンで味わいたいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『IDOLY PRIDE』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの4つの配信サービスで視聴することができます。いずれのサービスでも本作を楽しめるため、すでに利用しているサービスがあればすぐに視聴を始められます。アニメ作品を多く見る方は、見放題プランのあるサービスを選ぶとよりお得に楽しめます。
よくある質問
まとめ
『IDOLY PRIDE』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの4つの配信サービスで視聴することができます。いずれのサービスでも本作を楽しめるため、すでに利用しているサービスがあればすぐに視聴を始められます。アニメ作品を多く見る方は、見放題プランのあるサービスを選ぶとよりお得に楽しめます。
