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2015

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN
★ 4.0 / 5.0アクションメカSF
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
本文のみ 第1話「蒼い瞳のキャスバル」は、UC0068年の一年戦争前のカスバル・レム・ダイクンとアルテシア・ソム・ダイクン(チャーとセイラが赤彗星として知られる前)の物語を描く。第2話「悲しみのアルテシア」は3年進んでUC0071年を舞台にし、兄妹カスバルとアルテシアが別れる涙の場面を描いている。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
機動戦士ガンダムTHE ORIGINは、安彦良和の同名漫画を原作とするOVAシリーズです。物語は一年戦争のはるか以前、宇宙世紀0068年から幕を開けます。ジオン・ズム・ダイクン亡き後、その遺児カスバル・レム・ダイクンと妹アルテシア・ソム・ダイクンは、ザビ家の陰謀によって過酷な運命へと巻き込まれていきます。やがて「赤い彗星」シャア・アズナブルとして恐れられる少年の、誰も知らなかった原点。そして後のセイラ・マスとなる少女との絆と、別れの涙。英雄誕生前夜の少年期が、丁寧な筆致で描かれていきます。みどころ・魅力
① シャアの「原点」が明かされる
赤い彗星として恐れられるシャア・アズナブル。その仮面の裏にある少年カスバルの素顔と、復讐へと向かっていく心の軌跡がじっくり描かれます。ファーストガンダムを観た人ほど胸を打たれる、英雄が生まれる前夜の物語です。② 安彦良和の作画が動く感動
原作者・安彦良和自身が総監督を務め、緻密で生命感あふれるキャラクターが画面の中で生き生きと動きます。劇場クオリティの作画と、重厚なモビルスーツの描写は、シリーズ屈指の見ごたえです。③ ザビ家とダイクン家の権力劇
ギレンやキシリアら後の宿敵たちの若き日、そしてジオン公国誕生へと至る政治的な駆け引き。一年戦争の火種がどのように生まれたのか、その壮大な前史を知ることができる点も大きな魅力です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 今西隆志 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | ことぶきつかさ、安彦良和 |
| 音楽 | 服部隆之 |
| 音響監督 | 藤野貞義 |
| ED | 服部隆史プレゼンツ ガンダム・ザ・オリジン フィーチャリング ゆうゆう「星屑の砂時計」 |
| ED | 服部隆之「風よ 0074」 |
| ED | 服部隆之「永遠のAstraea」 |
| ED | 服部隆之「宇宙の彼方で」 |
| ED | 服部隆之「I CAN’T DO ANYTHING-宇宙(そら」 |
| ED | 山崎まさよし「破線の涙」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ガンダムには明るくない。アムロとシャアが戦う、赤いやつが速い、くらいの解像度で生きてきた。それでも周りのオタクが口を揃えて「THE ORIGINは入りやすい」と言うので、半分は義務感で再生ボタンを押した。結論から書くと、義務感は10分で消えた。これはファーストの総集編でも単なる外伝でもなく、「シャアという人間がどうやってシャアになったのか」を最初から順番に見せてくれる補完エピソードだ。だから本編を知らなくても置いていかれない。むしろ知らない方が、蒼い瞳の少年が背負わされていくものの重さを、先入観なしで受け取れる。2回目に見返したときは、彼の表情の変化ばかり追っていた。最初の素直な目が、どこで濁るのか。それを探す見方をしてしまうと、もう一周したくなる。亡命と喪失が、ひとりの子供を「赤い彗星」に変えていく
この作品は単なるロボットアニメの前日譚ではなく、「ひとりの子供が、どうやって素顔を捨てる決断をしたのか」という喪失の記録だと思っている。第1話のカスバルは、まだ蒼い瞳のままだ。父ジオン・ダイクンを敬い、妹アルテシアの手を引いて笑える子供で、政治の陰謀の匂いはまだ遠い。ところが父が倒れ、ザビ家が実権を握っていく流れの中で、兄妹は名前も故郷も奪われ、亡命者として生きることを強いられる。 面白いのは、この作品が「復讐の物語」として安易にまとめられないところだ。カスバルを動かしているのは怒りだけじゃない。妹を守らなければという責任、自分が何者かを名乗れない屈辱、そして「正しさが力の前で簡単に踏みつぶされる」という世界の手触り。そのどれもが、彼から少しずつ素直さを削っていく。第2話の別れの場面で兄妹がそれぞれの道を選ぶとき、見ているこちらはもう、最初の蒼い瞳の少年がそのまま大人になることはないと知ってしまっている。仮面は顔を隠す道具である前に、奪われ続けた人間が自分を守るために選んだ最後の皮膚なんだと、この2話を通すと腑に落ちる。 ファーストで「いけ好かない天才」として現れる、あの皮肉っぽさの根っこがここにある。背景を知ってから本編に戻ると、彼の一言一言の苦さが全部回収される。順番としては前の話なのに、シリーズを全部見た上で見返すと一番深く刺さる、不思議な立ち位置の作品だ。特に刺さったシーン
やっぱり第2話、兄妹が別々の道を選ぶ終盤の展開だ。アルテシアを演じる潘めぐみの声が、ここで一段低くなる。泣き叫ぶのではなく、これから自分が何を失うのかを理解してしまった子供の、声を押し殺す芝居をする。ここで思わず一時停止した。感情のピークを大声に逃がさない演技は、見ているこっちの喉の方が詰まる。 対照的に怖いのが、権力を握っていくザビ家の面々だ。ドズルを演じる三宅健太の腹に響く低音、キシリアの渡辺明乃の、笑っていても底が見えない冷たさ。彼らが理屈っぽく正しいことを言えば言うほど、兄妹の居場所が削られていくのが音で分かる。話が進めば沢城みゆきのハモンや早見沙織のララァといった声も効いてくるけれど、まずはこの序盤の、子供の声と大人の声の温度差を浴びてほしい。モビルスーツの戦闘より先に、この声の芝居で掴まれた。読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムは詳しくないけど、シャアという名前だけは知っている人。むしろここから入った方が素直に乗れる
- キャラクターの背景や、なぜその人がそうなったのかを掘るのが好きな人
- 声優の芝居で物語を感じ取りたい人。子供と大人の声の温度差が効いている
- シリーズを通して見たうえで、最初の一歩を見返したいベテラン
合わない人
- とにかくモビルスーツの戦闘とメカアクションが見たい人。この序盤は人間ドラマが主役
- 1話完結でスッキリ終わってほしい人。これは大きな物語の入り口
- 政治劇や家族の確執がしんどく感じるタイプの人
次に見るなら
順番としては、やはり機動戦士ガンダム。THE ORIGINで蒼い瞳の少年がどう変わったかを見届けたなら、仮面をつけた彼が初めて表舞台に立つ本編は、苦さの解像度がまるで違って見える。 シャアという人間の続きをもっと追いたくなったら機動戦士Zガンダム。立場も信念も揺れる彼の、面倒くさくて目が離せない数年後がここにある。 ガンダムから一歩離れて、力と正しさがぶつかる政治劇のヒリつきが好きならコードギアス 反逆のルルーシュ。仮面の下に復讐と理想を抱える主人公という意味で、カスバルの物語と背骨が似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
機動戦士ガンダムTHE ORIGINは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflixの4つの配信サービスで視聴できます。複数の主要サービスでそろって配信されているため、すでに加入しているサービスがあれば、そのまま手軽に楽しめます。ガンダムシリーズをまとめて追いたい方は、作品数の豊富なdアニメストアやU-NEXTを選ぶと快適に視聴できます。
