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鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | diomedéa |
探偵養成学校BLUEで天才と呼ばれながらも、探偵資格を剥奪された鴨乃橋ロン。警視庁捜査一課の一色都々丸(トト)との出会いをきっかけに、難事件を次々と解決する名コンビとなる。そんな中、ロンが追放された原因となった「血の実習事件」の黒幕である「史上最悪の犯罪一族」M家の当主マイロ・モリアーティが、ロンに絶望を与えるため動き出す。M家はロンの父親も粛清しており、ロンは過去の記憶を取り戻し、M家に立ち向か
作品概要・あらすじ
あらすじ
探偵養成学校BLUEで天才と称されながらも、ある事件をきっかけに探偵資格を剥奪された鴨乃橋ロン。警視庁捜査一課の新人刑事・一色都々丸(トト)との出会いを機に、難事件を次々と解き明かす名コンビとして再び歩み出します。2nd Seasonでは、ロンが追放される原因となった「血の実習事件」、そしてその黒幕とされる史上最悪の犯罪一族・M家の存在が物語の核心へと迫ります。当主マイロ・モリアーティがロンに絶望を与えるべく動き出すなか、ロンは封じられた過去の記憶と向き合い、自らの宿命に立ち向かっていきます。みどころ・魅力
① ロン&トトの対照的なバディが生む推理劇
毒舌で人間嫌いな天才・ロンと、まっすぐで人情家の刑事・トト。正反対の二人が事件に挑むことで生まれる掛け合いが最大の魅力です。トトの存在がロンの心を少しずつ動かし、単なる推理ものに留まらない人間ドラマとして物語を厚くしています。② 因縁の一族「M家」との対決が本格始動
2nd Seasonでは、ロンの過去と直結する犯罪一族M家との攻防が中心に据えられます。当主マイロ・モリアーティの不気味な存在感と、張り巡らされた策略が緊張感を一気に高め、シリーズの根幹に関わる謎が動き出していきます。③ 二転三転する本格ミステリーの構成
一話完結の事件を楽しみつつ、その裏で大きな縦軸の物語が進行する構成が秀逸です。伏線が随所に仕込まれ、見落としていた手がかりが終盤で意味を持つ瞬間は、ミステリーファンにとって見逃せない醍醐味となっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 井畑翔太 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 渡航 |
| キャラクターデザイン | 石川雅一 |
| 音楽 | 辻陽 |
| 美術監督 | イソク |
| 音響監督 | 立石弥生 |
| OP | 「フィードバックを鳴らして」 |
| ED | 黒子首「ラビリンス」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、1期を途中で止めていた。面白くなかったわけじゃなく、当時いろいろ立て込んでいて「探偵モノはあとでまとめて」と思っているうちに次のクールが来た、よくあるやつだ。だから2期の配信開始を知ったとき、最初の感想は「あ、もう2期なんだ」だった。仕方なく1期を倍速で追い直してから本編に入ったら、これが思っていたより重い。倍速にしたことを途中で後悔して等速に戻した。最初は軽いバディ推理コメディだと油断していたら、画面の温度がじわじわ下がっていく。2周目で気づいたのは、ロンの笑っている顔が一度も心からの笑顔に見えないことだった。最初に見たときはただのクセの強い天才だと思っていたのに。
推理は人を救わない——「禁断」という言葉が背負っているもの
このシリーズの背骨は、タイトルの「禁断推理」という言葉に全部詰まっている。ロンの推理は、犯人を追い詰めすぎて自滅に追い込んでしまう。真実を暴くという探偵の最大の美徳が、そのまま人を壊す凶器になる。だから彼は資格を剥奪され、自分の力に蓋をして生きてきた。ここがこの作品の一番ひねくれていて、一番誠実なところだと思う。普通の探偵モノは「真実を明らかにすること=救い」という前提で動いている。コナンもそうだし、たいていのミステリは謎が解けた瞬間に世界が少し正しくなる。でもこの作品は、謎が解けた瞬間にむしろ誰かが決定的に壊れる構造になっている。
2期で「血の実習事件」とM家、マイロ・モリアーティの過去が前に出てくることで、この構造がもう一段深くなる。ロンが推理を恐れるのは、過去に自分の力で取り返しのつかないことをしたからだ。つまり彼にとって推理は能力であると同時に罪の記憶でもある。M家の当主が彼に「絶望を与えるため」に動くという設定が効いてくるのはここで、相手はロンの正義感ではなく、ロンが一番触れたくない部分を正確に狙ってくる。単なる頭脳バトルではなく、「お前の力は祝福か呪いか」を延々と問い続ける話なんだと、2周目でようやく腹に落ちた。1期で軽く流していた「禁断」の二文字が、2期では完全に意味を変えている。探偵が真実にたどり着けば着くほど自分が削れていく——その引き算で物語が進んでいくのが、見ていてしんどくて、でも目が離せない。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な推理の見せ場じゃなくて、ロンが相棒のトトに自分の弱い部分を悟られそうになる、その手前で表情を消す瞬間だった。一色都々丸を演じる榎木淳弥の声が、ここで本当にいい仕事をしている。明るくまっすぐなトトの声が、ロンの空気が冷えた瞬間だけわずかにトーンを落とす。気づいて、でも踏み込みすぎない距離の取り方が芝居で出ていて、思わず巻き戻した。そしてマイロ・モリアーティ。松岡禎丞のあの声が、こんなに底冷えする使われ方をするのかと驚いた。普段の熱量を全部内側に押し込めて、笑っているのに体温がない。ロンと対峙する場面で彼が一段声を低くしたとき、画面のこちら側まで温度が下がった気がした。終盤のある対決で、ロンの呼吸が浅くなっていくのが芝居だけで伝わってきて、ああこの人たちは本当に削り合っているんだ、と妙に納得してしまった。
読んで見たくなったら——『鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 推理そのものより、推理する人間の歪みや業に興味がある人
- 明るいバディものだと思って入って、途中で足元をすくわれたい人
- 声優の抑えた芝居、特に低いトーンの演技を聴き込むのが好きな人
- 1期を追えていなくても、2期から重さで殴られる覚悟がある人
合わない人
- 毎話スッキリ謎が解けて気持ちよく終わる探偵モノが見たい人
- 主人公にまっすぐ感情移入して応援したいタイプの人
- 過去の因縁や復讐の絡む、湿度の高い話が苦手な人
次に見るなら
憂国のモリアーティが好きなら、こちらも間違いなく合う。同じ「モリアーティ」を背負いながら、知性が善悪のどちら側にも転ぶという緊張感を、まったく別の角度から描いている。頭のいい人間が一線を越える瞬間の怖さが好きな人に。
推理が人の心を壊す、というこの作品の禍々しさが刺さったならID:INVADED イド:インヴェイデッドを。探偵が事件の核心に潜るほど自分が削れていく構造が近くて、暗くて、よくできている。
もう少し遊び心のある謎解きで口直しをしたいなら虚構推理もおすすめ。真実そのものより「どう信じさせるか」を扱う発想が、禁断推理とは逆方向から探偵というものを問い直していて面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアから総合型のU-NEXT、定額見放題のNetflix・Huluまで幅広く配信されているため、ご自身の利用環境に合わせて選びやすい作品です。複数のサービスで配信されているので、すでに加入中のサービスがあればすぐに楽しめます。


