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食戟のソーマ 豪ノ皿
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
ユキヒラ創真は家族の食堂で修行を積んでいた。父の勧めで、料理界の最高エリート校「遠月学園」に入学する。そこで友人たちと共に切磋琢磨し、ライバルとの競い合いを通じて、シェフとして大きく成長していく。これは「食戟のソーマ」最終シーズンの物語である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
幸平創真は、父・城一郎の勧めで料理界最高峰のエリート校「遠月学園」に入学。個性豊かな仲間たちと切磋琢磨しながら、数々の食戟に挑んできた。本作「豪ノ皿」は、その最終章。創真たちは遠月学園を支配しようとする新たな脅威「NOIR(ノワール)」と対峙し、仲間との絆と料理にかける信念を武器に、最後の戦いへと臨む。笑いあり、熱さあり、感動ありの完結編。みどころ・魅力
① 最終章にして集大成の食戟バトル
シリーズを通じて積み上げてきたキャラクターたちの成長が、最終シーズンで一気に花開く。料理描写のクオリティはそのままに、各キャラが持てる技術と個性をフルに発揮するバトルが展開。長年のファンほど感慨深く楽しめる構成になっている。② 新勢力「NOIR」がもたらす新鮮な緊張感
既存の食戟ルールを逸脱した料理集団「NOIR」の登場により、シリーズに新たな緊張感が生まれる。これまでとは異なる”禁断の料理”という概念が物語に深みを加え、創真たちがどう立ち向かうかが見どころのひとつ。③ ギャグとシリアスのバランスが絶妙な完結編
食戟のソーマならではの過剰なリアクション演出やコメディ要素はそのままに、仲間との絆やシェフとしての矜持を描くシリアスな展開もしっかり描写。笑えてアツくなれる、シリーズの締めくくりにふさわしい作品に仕上がっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 米たにヨシトモ |
|---|---|
| 原作 | 附田祐斗 |
| 原案キャラデザ | 佐伯俊 |
| 美術監督 | 備前光一郎 |
| OP | nano.RIPE「Last Chapter」 |
| ED | 渕上舞「Crossing Road」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——4期まで追ってきた身として、最終章の重さ
4期まで追ってきて最後だけ飛ばす選択肢はなかった。そういう義務感みたいなもので再生ボタンを押した記憶がある。最初の印象は「世界大会か、また規模が上がったな」という妙な落ち着きで、どこかシリーズに慣れきっている自分がいた。ところが2回目に見直したとき、序盤から「終わり」を意識して組み立てられていることに気づく。松岡禎丞の声に、それまでの創真と微妙に違う重さが滲んでいて、そこだけで既に最終章の空気を感じた。アサヒ最葉という新キャラが出てきたとき、正直「今更こんな人物を?」と思ったのだが、見直すと彼が創真の「料理の原点」を問い直すための装置として機能していることがわかる。最初の視聴と2回目とで評価が入れ替わる感覚——このシリーズ最後の巻はそういう作りをしている。
「料理の才能は盗めるか」——創真という主人公が最後に問われたこと
豪ノ皿が賛否両論になった理由は、終盤の展開の速さだけではないと思っている。もっと根本的なところで、この最終章が「食戟のソーマというシリーズが何を描いてきたか」を再定義しようとしたことに対して、視聴者の側が準備できていなかった——そういう話だったんじゃないか。
アサヒ最葉は「神の舌」を持つ男で、他人の料理を一度食べるだけで完全に再現できる。天才型の主人公でも努力型の主人公でもなく、「才能を吸収する」タイプの敵を最終ボスに据えることで、この作品は創真の強さを根本から問い直している。創真は遠月学園に入ったとき、既存の料理を破壊しながら自分の料理を作ってきた。でも彼の料理が「盗めない」のはなぜか——それは技術ではなく、「誰かをびっくりさせたい」という動機そのものが料理に宿っているからだ、というのがこの最終章の答えだったはずだ。
石田彰が演じる司瑛士のある場面での台詞まわしが印象的で、この人が出てくると場面の空気が一段締まる。長年の積み重ねが声に出ている。梶裕貴の久我も同様で、敵対していた人物がある種の信頼関係に変化していく過程を、台詞の温度の微妙な変化だけで表現していた。
ただ正直に言うと、この答えを伝えるための尺が足りなかった。エリナとの関係、創真の「食堂に帰る」という結末、BLUEの決着——全部が正しい方向を向いていたと思うのに、それぞれの着地が早い。賛否の「否」側の意見はだいたいここに集中していて、否定する気にもなれない。でも「肯」側から言わせてもらうと、このシリーズが最後まで「料理で人を幸せにする話」として着地したことは、評価していい。
特に刺さったシーン
終盤の創真vsアサヒの決戦で、創真が用意した料理の意図が明かされる場面。「食ったことないもんを食わせてやる」という台詞が何度目かの形で出てくるのだが、松岡禎丞がここで声のトーンをほんの少し落として言うのが効いた。勝ちを確信した強さではなく、それが自分の料理の全てだという静かな確信として聞こえる。1期からずっとこのキャラクターを聞いてきた人間には、その変化がわかる。
もう一つ、日笠陽子演じる千俵なつめが序盤に出てくる場面。声優と夜あそびでのイメージもあってか、このキャラクターはどこか掴みどころのない浮遊感があるのだが、日笠陽子はそれをコメディ寄りに落とさず、ちゃんと芯のある人物として演じていた。登場は多くないのに記憶に残る。
読んで見たくなったら——『食戟のソーマ 豪ノ皿』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期からシリーズを通して追ってきた人。伏線の回収や人間関係の変化を、長期視聴者として受け取れる
- 料理バトルものの「雰囲気」が好きで、細かい整合性より熱量で楽しめる人
- 石田彰・梶裕貴・松岡禎丞のファン。声の演技を聞くだけで得るものがある
- 「結末を見届けたい」という義理で見られる人
合わない人
- 1期・2期のテンポとキャラクターの多さを愛していた人。最終章は絞られすぎていて物足りなく感じる可能性がある
- ラブコメとしての決着を期待していた人。あることにはあるが、尺の都合で淡白
- 原作既読でアニメオリジナル展開に敏感な人
- このシリーズを初めて見る人。前章を見てからでないと何も伝わらない
次に見るなら
食戟のソーマ 餐ノ皿(第4期)——豪ノ皿の直前作。中央政権との対決が描かれ、こちらのほうが尺とテンポが整っているという意見は多い。豪ノ皿が消化不良だった場合、この第4期を見直すと評価が変わることがある。
銀の匙 Silver Spoon——「食」を軸に主人公が成長するという構造は近い。こちらは競争ではなく農業と食の生産現場を通じた話で、食戟のエネルギーとは真逆の落ち着きがある。食べることの意味を別角度で考えたいときに。
中華一番!(2019年版)——料理バトルのジャンルとして原点のひとつ。トーナメント形式・主人公の成長・ライバルとの関係、食戟のソーマが継承しているものが全部入っている。懐かしさ込みで楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「食戟のソーマ 豪ノ皿」は、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの主要配信サービスで視聴可能です。サブスクを利用していれば追加料金なしで手軽に楽しめるため、最終章をまだ見ていない方はぜひこの機会にチェックしてみてください。シリーズ1作目から見直したい方も、各サービスで過去シーズンの配信状況を確認してみましょう。










