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食戟のソーマ 餐ノ皿
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
月祭りでは、常磐茶寮学園の学生たちが料理で競い合い、売上を競う。創真は最高の賞を目指し、学園を支配するエリート十傑に挑戦することを決意する。だが、その野心を実現するには、強大な敵たちとの激しい戦いに直面することになるだろう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
遠月茶寮料理學園の一大イベント「月饗祭(つきみさと)」。各生徒が屋台を出店し売上を競うこの祭りで、幸平創真はひと際高い目標を掲げる。学園のトップに君臨し、絶対的な権威を誇る「十傑」への挑戦だ。個性豊かな仲間たちとともに知恵と料理の腕を振るいながら、創真は自分の実力を証明すべく熱い戦いに挑んでいく。月饗祭を舞台に繰り広げられる、料理バトルの新たな幕が開く。みどころ・魅力
① 月饗祭という特別な舞台で繰り広げられる料理対決
月饗祭は売上という明確な指標で優劣が決まるため、料理の完成度だけでなく戦略や接客まで問われる。屋台ごとに異なる個性とコンセプトがぶつかり合い、通常の”食戟”とは違う緊張感と面白さが楽しめる。学園全体を巻き込む熱量は圧巻だ。② 十傑との激突で描かれる成長と挑戦
学園を支配するエリート集団「十傑」は、それぞれが圧倒的な実力と個性を持つ強敵揃い。創真がどう立ち向かい、どのように成長していくのかが本作の核心。一筋縄ではいかない壁と向き合う姿が、視聴者の心を熱くさせる。③ 料理×コメディ×迫力の演出が融合したハイテンポな展開
本シリーズ恒例の”食べた瞬間の恍惚表現”はさらに磨きがかかり、笑いと興奮が絶えないテンポで物語が進む。個性豊かなキャラクターたちの掛け合いと、本格的な料理描写が絶妙にブレンドされた独自の世界観は健在だ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 米たにヨシトモ |
|---|---|
| シリーズ構成 | ヤスカワショウゴ |
| 原作 | 附田祐斗 |
| 原案キャラデザ | 佐伯俊 |
| キャラクターデザイン | 下谷智之 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 備前光一郎 |
| OP | 「BRAVER」 |
| ED | nano.RIPE「虚虚実実」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「料理マンガのアニメ化」という時点で一段構えてたのは正直に言う。食材の蘊蓄とリアクション芸だけで引っ張るやつでしょ、と。ところが1話で完全にペースを乗っ取られた。月祭という学園行事を軸に、ただの文化祭じゃなくて売上という数字で殴り合う構造になっていて、そこに十傑との衝突を絡めてくる。見終わって「あ、これスポーツアニメだ」と気づいた。
2周目以降で変わったのは、松岡禎丞の芝居の聴き方だ。創真の強がりじゃないんだよな、あのテンションは。本当に楽しそうにしているだけで、そこが怖い。あと、どこで止まったかが毎回わからなくなる。前シーズンと話数の区切りがぼんやりしていて、「あれ、ここから餐ノ皿だっけ」と何度も確認した。それくらい流れが一本に繋がっている。
「センスのある天才」より「正しく努力した凡人」のほうが強い、という話
餐ノ皿が描いているのは、突き詰めると料理における再現性と創造性の対立だと思っている。十傑というエリートたちは、それぞれに「正解の料理」を持っている。葉山アキラ(諏訪部順一)は香りの支配者で、司瑛士(石田彰)は洗練された理論の人間だ。彼らの料理には隙がない。完成されている。
創真はそこに「なんか変なもの」をぶつけてくる。定食屋の息子が場違いなほど粗削りなレシピを持ち込んで、なぜか勝ってしまう。これを「主人公補正」で片付けると何も見えなくなる。創真が強いのは、失敗を無数に重ねた上でのフレキシビリティがあるからで、石田彰が演じる司のような「最初から洗練された天才」とは根本的に異なる強さの方向性を持っている。
月祭という舞台がそれをはっきりさせる。屋台の売上競争は、審査員の主観ではなく客という不特定多数の反応が基準になる。どんなに理論的に正しい料理でも、人を引きつけなければ意味がない。そこで創真のアプローチは初めて「正解」になる。学術的に優秀な料理より、食べた人間が笑顔になる料理のほうが場としては強い。それを美作昴(安元洋貴)との対立構造で突き詰めているのが、この第三期の核心だと感じた。
美食家を完全にコピーすることで無敵になろうとする美作の戦略は、実は十傑の「完成された天才」と同じ方向性だ。安元洋貴の声が美作にハマりすぎていて、自信過剰な悪役の嫌らしさと、どこかに潜む空虚さが両方出ている。2周目でそこを聴くと、創真との対比がよりくっきりする。
特に刺さったシーン
創真と葉山アキラが直接ぶつかる場面で、諏訪部順一がほとんど声のトーンを上げないまま圧力をかけてくるところ。激昂する演技じゃなくて、静かに「格が違う」という空気を出す芝居で、それがかえって創真のしんどさを際立てた。松岡禎丞がその圧に対して真正面から跳ね返していく流れは、見ているこっちの体温が上がる。
えりな(金元寿子)が創真の料理をこっそり認めるような素振りを見せる場面は、何度見ても金元の声の微妙な揺れが絶妙だった。「認めたくないが認めてしまっている」という感情を、台詞ではなく語尾と息継ぎで出してくる。あのさじ加減は文字に起こしてもわからない。
それと、月祭の喧騒を背景にした屋台のシーン群。音響的に賑やかさと料理の「できあがった瞬間」が交互に来る設計になっていて、2周目で音楽の入れ方を意識して見ると、また別の見え方がある。
読んで見たくなったら——『食戟のソーマ 餐ノ皿』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- スポーツアニメが好きで、料理という題材に抵抗がない人
- 石田彰・諏訪部順一のクールな演技が好きな人(二人が同じ画面にいる場面は聴き応えがある)
- バトル漫画的なカタルシスを軽めのテンポで摂取したい人
- キャラクターの関係性変化をじっくり追いたい人(えりなの変化は三期から本格化する)
合わない人:
- 料理描写のリアリティを重視する人(この作品の料理はほぼファンタジーです)
- 食事シーンの過剰なリアクション演出が生理的に無理な人(ジャンルの宿命として諦めてほしいが、正直しんどい人にはしんどい)
- 一期から通しで見ていないと文脈が薄い。餐ノ皿単体から入ると人間関係がわかりにくい
- 早期解決・すっきり完結を求める人(この期は次への助走感が強い)
次に見るなら
黒子のバスケ——スポーツの文脈で「天才と努力」の対立を正面から描いた作品。食戟のソーマが料理バトルで面白かった人には、このフォーマット自体が好きなんだと気づくはず。主人公の型破りな強さの描き方が近い。
バキ——格闘技×グロテスクなほどの強さ追求、という構造がソーマと意外と近い。美作昴的な「完全コピー」という戦略を突き詰めるとどこに行き着くか、が別角度で見られる。安元洋貴つながりでもある。
ダンジョン飯——食材・料理をファンタジー文脈で扱いながら、実は人間関係と信頼の話をしている作品。ソーマの「料理が人を繋げる」という底流が好きだった人に。テンションは全然違うが刺さる層は被ると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『食戟のソーマ 餐ノ皿』は、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの主要配信サービスで視聴可能です。いずれも字幕・吹き替えの対応状況はサービスによって異なるため、各プラットフォームでご確認ください。月饗祭編の熱い展開を、お好みのサービスでぜひお楽しみください。









