アラタ カンガタリ ~革神語~

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2013アラタ カンガタリ ~革神語~

アラタ カンガタリ ~革神語~

★ 3.0 / 5.0冒険ファンタジー
放送年2013年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Satelight

30年ごとにヒメ家から新しい姫が選ばれ、ハヤガミに仕える。その時期が来たが、この数十年間、女性が一人も生まれていない。唯一の例外は15歳のアラタだが、彼は実は男性だ。正式な姫候補が見つかるまでの間、姫に扮することを強制され、祭りに出席する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

神を宿す武器「ハヤガミ」と、それを操る資格を持つ者「ショ」が存在する世界・アマワクニ。30年に一度、ヒメ一族から新たな姫が選ばれ神に仕える掟があるが、近年は女子が生まれず、唯一の跡継ぎである少年アラタが姫を装って祭祀に臨むことになる。しかしその儀式の場で姫が殺害され、無実のアラタは謀反人として追われる身に。一方、現代日本で生きる高校生・日ノ原アラタは、ある日突然アマワクニへと迷い込む。入れ替わるように異世界へ導かれた二人の少年の運命が、神話の世界を大きく揺るがしていきます。

みどころ・魅力

① 二人の“アラタ”が交差するダブル主人公の物語

異世界アマワクニの少年アラタと、現代日本の高校生・日ノ原アラタ。同じ名を持つ二人が世界を入れ替わるように巻き込まれていく構成が最大の魅力です。現実世界での挫折を抱えた日ノ原が、異世界で「ショ」として成長していく姿に、自分自身と向き合う普遍的なテーマが重ねられています。

② 神器“ハヤガミ”をめぐるバトルと「神鎮め」

神を宿した武器ハヤガミと、それを操るショたちの戦いが物語を牽引します。相手を倒すのではなく心服させて従える「神鎮め」という独自のルールが、単なる力比べに留まらない駆け引きと人間ドラマを生み出し、王道ファンタジーながら新鮮なバトル描写を実現しています。

③ 原作は渡瀬悠宇による人気和風ファンタジー

「ふしぎ遊戯」などで知られる渡瀬悠宇が手がけた同名漫画が原作です。少年の成長と友情、裏切りと赦しといった重厚なテーマを、美しい和風ファンタジーの世界観で描いた点が支持され、アニメ版でもその独特の空気感が丁寧に映像化されています。

キャスト・声優一覧

日ノ原革
日ノ原革
メイン
岡本信彦
アラタ
アラタ
メイン
松岡禎丞
コトハ
コトハ
メイン
高垣彩陽
カンナギ
カンナギ
メイン
小野友樹
ハルナワ
ハルナワ
サブ
石田彰
オヒカ
オヒカ
サブ
小西克幸
クグラ
クグラ
サブ
井上剛
キクリ
キクリ
サブ
山村響
ツツガ
ツツガ
サブ
安元洋貴
アカチ
アカチ
サブ
鈴木達央
西島優
西島優
サブ
山下大輝
ヨルナミ
ヨルナミ
サブ
保志総一朗

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スタッフ

監督安田賢司
音楽大谷幸
OPスフィア 「GENESIS ARIA」
EDオルドコデックス「The Misfit Go」
EDオルクデックス「美しい背骨」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

配信で見つからないアニメには、それだけで妙な引力がある。アラタカンガタリもそのクチで、名前は何度か耳にしていたのに、気づけば10年近く手をつけずにいた。中古のディスクをわざわざ引っ張り出したのは、ほとんど好奇心からだ。少年サンデー系の王道ファンタジーで、下馬評は「微妙」。期待値はむしろ下げて入った。

ところが序盤、現代でいじめに押し潰されかけた少年が、いきなり別の世界へ放り出される、あの落差のつけ方で姿勢が変わった。1回目は粗ばかり目についたのに、2回目に見ると、この作品が何を伝えたかったのかは思いのほかまっすぐ届く。出来の上下と、芯のまっすぐさは別の話なんだと思う。

裏切られた人間が、もう一度だれかを信じられるか

これは冒険ファンタジーの皮をかぶった、信頼と裏切りの話だと思っている。現代側の主人公・日ノ原革(岡本信彦)は、唯一の味方だと思っていた相手に足をすくわれて、人を信じる回路をいったん閉じてしまった少年だ。一方、天上世界のアラタ(松岡禎丞)は、姫が一人も生まれないという事情から、男でありながら姫に扮することを強いられる。立場も世界もまるで違う二人が入れ替わるように物語へ放り込まれる構造そのものが、「お前は本当に他人を信じられるのか」という問いを二重に突きつけてくる。

ハヤガミという武具が、持ち主の心に応えて姿を変える設定も効いている。力で相手をねじ伏せるのではなく、相手の痛みごと受け止めて「鎮める」という勝ち方を、この作品は何度も選ぶ。倒すより、わかろうとする。少年漫画の文法でいえば回りくどいやり方だけれど、裏切りに傷ついた革がその回路をもう一度開いていく過程としては、これ以上ない補助線になっている。

単純な善悪の冒険譚ではなく、「一度人間不信に落ちた人間が、それでも手を伸ばせるか」を描こうとしている——そう受け取ると、評判ほど薄い作品には見えなかった。アニメは尺の都合で駆け足だし、原作のうねりを全部は拾えていない。それでも、この芯だけは最後までブレずに通っている。

特に刺さったシーン

序盤、アラタが姫の装束をまとって祭りの場へ立たされるくだりが、思いのほか忘れられない。本人はまるで望んでいないのに、周囲の都合でその役を背負わされる——松岡禎丞の芝居が、半分やけくそで半分まっすぐな、あの年頃の不器用さをちゃんと声にしていて、笑える場面なのにどこか胸に残る。

敵側だと、石田彰のハルナワが出てくると画面の温度が一段下がる。穏やかな声のままで、底が見えない。あの作り込まれた不気味さは、やっぱりこの人の独壇場だ。小西克幸のオヒカ、安元洋貴のツツガといった面々も、出番こそ多くないが声で立ち位置を一発で分からせてくる。終盤、革が自分の弱さと向き合って一歩踏み出す展開では、思わず姿勢を正したのを覚えている。派手ではないけれど、芝居で支えられている作品だ。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 少年サンデー的な王道ファンタジーの、まっすぐな熱を浴びたい人
  • 「倒す」より「わかり合う」決着に弱い人
  • 石田彰松岡禎丞岡本信彦あたりの芝居を声で追いたい人
  • 人間不信から立ち直っていく主人公の話が好きな人

合わない人

  • 一話完結のテンポと派手なバトル作画を最優先したい人
  • 原作の長い物語を1クールに畳んだ駆け足が気になる人
  • 今すぐ配信でサクッと見たい人(現状はソフトを探すしかない)

次に見るなら

マギ——同時期の冒険ファンタジーで、心に応える武器(メタル・ヴェッセル)や、絆で力が変わる感覚が近い。世界をまたいで駆けるスケール感が好きなら、こちらの方が満足度は高いかもしれない。

うしおととら——同じ少年サンデー原作で、敵だった相手とわかり合っていく熱量が共通している。王道のまっすぐさを、もっと厚みのある作画で浴びたい人に。

七つの大罪——裏切りと信頼、仲間集めの旅という骨格が重なる。アラタカンガタリの芯にあたる部分を、より大きな尺で描いた作品として楽しめる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現時点では『アラタカンガタリ ~革神語~』を取り扱っている動画配信サービスは確認できていません。視聴を希望される場合は、BD・DVDソフトや各サービスでの今後の配信開始情報をチェックするのがおすすめです。配信状況は時期によって変わる可能性があるため、最新の情報は各サービスの公式ページでご確認ください。

よくある質問

Q. アラタカンガタリはどこで配信されていますか?
A. 現時点では本作を配信している動画配信サービスは確認できていません。今後の配信開始やソフト化の情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
Q. 原作は誰の作品ですか?
A. 「ふしぎ遊戯」などで知られる渡瀬悠宇による同名漫画が原作です。少年誌で連載された和風ファンタジー作品で、独特の世界観が魅力です。
Q. 何話まで放送されましたか?
A. テレビアニメは2013年に全12話で放送されました。原作漫画の序盤エピソードを中心に、二人のアラタの物語が描かれています。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. はい。異世界に迷い込んだ主人公とともに世界観を知っていく構成のため、原作未読の方でも入りやすい作品です。

まとめ

現時点では『アラタカンガタリ ~革神語~』を取り扱っている動画配信サービスは確認できていません。視聴を希望される場合は、BD・DVDソフトや各サービスでの今後の配信開始情報をチェックするのがおすすめです。配信状況は時期によって変わる可能性があるため、最新の情報は各サービスの公式ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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