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ふたりはプリキュア
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
長海美澄と雪城ほのかは正反対の性格だった。長海はスポーツ好きで、雪城は読書好き。同じ学校に通いながらもほとんど共通点がなかったが、ある日、流星群によって二人の人生が変わる。光の庭園から逃げてきた難民・ミップルとメップルが現れたのだ。庭園は暗黒に征服されていた。二人は新たな驚異の力を与えられ、世界を守るため立ち上がることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
スポーツ万能で活発な美墨なぎさと、成績優秀で物静かな雪城ほのか。正反対の性格を持つ二人は、同じ中学に通いながらほとんど接点のない関係でした。ある夜、流星群とともに光の園からやってきた妖精メップルとミップルが、二人のもとへ舞い降ります。光の園は邪悪なドツクゾーンに支配され、世界は危機に瀕していました。なぎさはキュアブラック、ほのかはキュアホワイトへと変身する力を授かり、戸惑いながらも二つの世界を守るために立ち上がります。タイプの異なる二人が少しずつ絆を深めていく姿を描く、変身ヒロインアニメの金字塔です。
みどころ・魅力
① 正反対コンビが織りなす”バディもの”の原点
なぎさとほのかは性格も得意分野も正反対。だからこそ衝突し、補い合い、本物の友情を育んでいきます。後のプリキュアシリーズに受け継がれる「二人で一つ」のバディ構造は、この作品から始まりました。少女同士の対等な関係性を丁寧に描いた点が、本作を語るうえで欠かせない魅力です。
② 魔法に頼らない本格肉弾戦アクション
変身ヒロインものでありながら、二人は魔法だけに頼らずパンチやキックで敵に立ち向かいます。手をつないで放つ必殺技「マーブル・スクリュー」をはじめ、体当たりの戦闘描写は迫力満点。従来の魔法少女像を覆す本格バトルが、本作の人気を支えた大きな要素になっています。
③ シリーズ20年の歴史が始まった記念碑的作品
2004年放送の本作は、今や国民的コンテンツとなったプリキュアシリーズの第1作です。等身大の中学生が悩みながら成長していく姿や、変身・バトル・日常のバランスは、後の全シリーズの礎となりました。原点を知るうえで一度は触れておきたい一作です。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 西尾大介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 川崎良 |
| キャラクターデザイン | 稲上晃 |
| 音楽 | 佐藤直紀 |
| OP | 五條真由美「Danzen! ふたりはプリキュア」 |
| ED | 五條真由美「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
初代プリキュア。放送当時、子供の頃にギリギリ見ていた世代で、正直リアルタイムの記憶は「変身する女の子が、なんか殴ってる」くらいの解像度しか残っていなかった。魔法少女ってもっとステッキ振って光線出すものだと思っていたから、その記憶だけがずっと引っかかっていて、大人になってから腰を据えて見直した。最初は懐かしさで再生したつもりが、序盤の数話で「あ、これそういう話じゃないな」と座り直すことになる。二人の女の子が並んで立つだけで画になる、その意味が一度目では分からなかった。二度目に見たとき、なぎさとほのかが互いの名前を呼ぶトーンの違いにようやく気づいた。子供向けの皮をかぶった、わりと地に足のついた関係性の話だった。
正反対の二人が、殴り合いの最前線で背中を預ける話
この作品は単なる「魔法少女が変身して戦うアニメ」ではなく、性格も得意分野も噛み合わない二人が、無理やり相棒にされて、それでも背中を預けられるようになるまでの話だ。スポーツしか頭にないなぎさと、本ばかり読んでいるほのか。学校では言葉を交わすこともなかったような二人が、流星群の夜に巻き込まれて、片方だけでは変身すらできない体になる。ここが初代の肝だと思う。一人で完結する力じゃない。手を繋がないと始まらない。だから二人は、戦う前にまず相手を理解しなきゃいけなくなる。
面白いのは、仲良くなる過程をきれいに描かないところだ。普通に喧嘩するし、互いの価値観に苛立つし、戦闘中ですら息が合わない回がある。でもその不揃いさを、作品は欠点として処理しない。違うからこそ、片方が崩れたときにもう片方が踏ん張れる。肉弾戦という、魔法少女にしては泥臭い戦闘スタイルが選ばれているのも偶然じゃない。光の弾で遠くから倒すんじゃなく、殴って蹴って、相手の重さを腕で受け止める。あの距離の近さは、二人の関係の距離そのものだ。手を離したら負ける。だから離さない。子供の頃には「殴ってるアニメ」としか見えなかったものが、今見ると、信頼を物理で表現する装置になっている。長く続くシリーズの第一作が、まずこの「二人であること」を一番大事に据えたのは、後から振り返るとずいぶん正しい選択だったと思う。
特に刺さったシーン
戦闘そのものより、メップルとミップルの掛け合いが妙に好きだ。関智一のメップルは、マスコットのくせに態度がでかくて口が回る。あの軽さと厚かましさが、緊張感のある場面にちょうどいい隙間を作る。対してミップルを演じる矢島晶子の、少しとぼけた柔らかい声。二匹が画面の端でちまちま言い合っているだけで、なぜか安心して見ていられる。変身バンクで二人が手を重ねる瞬間、ゆかなの声がほのか側の冷静さをすっと差し込んでくるあの呼吸も、何度見ても気持ちがいい。
敵側だと、序盤に立ちはだかる幹部の存在感が効いている。高橋広樹のピーサードは、声だけで「こいつ余裕あるな」と分からせてくるし、石井康嗣のゲキドラーゴは低く重い声で、ただ強い。終盤の追い詰められた展開で、二人が満身創痍になりながらそれでも手を離さなかったとき、思わず前のめりになった。勝つからじゃない。離さなかったから、こっちも見届けたくなる。
読んで見たくなったら——『ふたりはプリキュア』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 魔法少女ものに「バディの関係性」を求めて見る人
- 正反対の二人が少しずつ歩み寄る過程を、丁寧に追いたい人
- 長く続くシリーズの原点を、自分の目で確かめておきたい人
- 戦闘の派手さより、距離の近い泥臭い殴り合いにグッとくる人
合わない人
- 1クールで密度高く詰める構成に慣れていて、毎話の積み重ね型が冗長に感じる人
- 2004年の作画・テンポを、今の基準でそのまま見てしまう人
- 魔法少女には華やかな魔法とビジュアルを期待している人
次に見るなら
そのまま続きが見たいならふたりはプリキュア Max Heart。なぎさとほのかの関係はそのままに、三人目が加わって「二人」の形がどう揺れるかを見られる。原点を見たあとの自然な一歩。
魔法少女が本気で殴り合う路線が好きになったなら魔法少女リリカルなのは。こちらは魔法戦だけど、力と力でぶつかった先に相手を理解する、という芯のところがプリキュアと響き合う。
この系譜の源流を辿るなら美少女戦士セーラームーン。仲間と並んで戦う魔法少女の原型がここにある。初代プリキュアが何を受け継いで何を変えたのか、見比べると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
ふたりはプリキュアは、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで配信されており、複数のサービスで視聴できます。アニメ見放題に強いdアニメストアやU-NEXTはもちろん、Amazonプライムビデオなど普段使いのサービスでも楽しめるため、自分の契約状況に合わせて選べます。シリーズの原点をこれから観たい方も、安心して視聴環境を整えられます。
よくある質問
まとめ
ふたりはプリキュアは、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで配信されており、複数のサービスで視聴できます。アニメ見放題に強いdアニメストアやU-NEXTはもちろん、Amazonプライムビデオなど普段使いのサービスでも楽しめるため、自分の契約状況に合わせて選べます。シリーズの原点をこれから観たい方も、安心して視聴環境を整えられます。




