ふたりはプリキュアー マックスハート (映画)

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2005ふたりはプリキュアー マックスハート (映画)

ふたりはプリキュアー マックスハート (映画)

★ 3.2 / 5.0アクション冒険ファンタジー魔法少女
放送年2005年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Toei Animation

希望の庭園の勇敢な戦士たちは、女王が毎年王国の水を補給する儀式で身につけるジュエリー「ダイヤモンドライン」を盗もうとする魔女から王国を守るため、渚、ほのか、ひかりを召喚した。魔女は暗黒卿を復活させようとしており、もしそうなれば希望の庭園が破壊されるだけでなく、さらなる危機が訪れる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

希望の庭園の女王が行う、毎年恒例の王国の水を補充する神聖な儀式。その儀式で身に着ける宝飾品「ダイヤモンドライン」を狙い、一人の魔女が暗躍を始める。魔女の真の目的は暗黒卿の復活であり、成功すれば希望の庭園が滅ぼされるだけでなく、地球にも甚大な危機が訪れることになる。王国を守るため、渚・ほのか・ひかりの3人は召喚され、プリキュアとして魔女の野望に立ち向かう。

みどころ・魅力

① 希望の庭園を舞台にした幻想的な世界観

普段のアニメシリーズでは描かれることの少ない「希望の庭園」の内側が、劇場版ならではのスケールで描かれます。華やかな宮廷の雰囲気や神秘的な儀式の演出など、テレビ版とは一線を画した映像美が楽しめる点が本作の大きな魅力です。

② 3人のプリキュアが揃って挑む白熱のバトル

渚・ほのか・ひかりという3人のプリキュアが力を合わせる共闘シーンは本作の見せ場のひとつ。劇場版ならではのダイナミックなアクション演出と、それぞれのキャラクターの個性が光るチームワークが存分に堪能できます。

③ 「守る」というテーマが描く感動のストーリー

王国を守るために召喚された3人が、使命感と絆を深めながら強大な敵に立ち向かうドラマは、シリーズのファンはもちろん初見の方にも伝わる普遍的な感動があります。子どもから大人まで楽しめる王道の冒険ファンタジーに仕上がっています。

キャスト・声優一覧

九条ひかり
九条ひかり
メイン
田中理恵
メップル
メップル
メイン
関智一
美墨なぎさ
美墨なぎさ
メイン
本名陽子
ミップル
ミップル
メイン
矢島晶子
ポルン
ポルン
メイン
池澤春菜
雪城ほのか
雪城ほのか
メイン
ゆかな
藤田アカネ
藤田アカネ
サブ
藤田美歌子
ペア
ペア
サブ
中山さら
雪城さなえ
雪城さなえ
サブ
野沢雅子
トリリアント
トリリアント
サブ
菊池こころ
オーバル
オーバル
サブ
野田順子
マーキーズ
マーキーズ
サブ
川田妙子

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スタッフ

監督志水淳児
キャラクターデザイン爲我井克美、稲上晃
音楽佐藤直紀
美術監督行信三
OP五條真由美「أغنيةプリキュア (Max Heart Version」
ED工藤静香「心の力」

関連作品

アニメ

書籍

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

プリキュア映画を見た記憶が、子供の頃にある。でも何を見たのかが思い出せない。劇場で見たのかテレビで見たのか、それとも誰かの家でなんとなく流れていたのか。その程度の「なんとなく」で、ずっと記憶の底に沈んでいた。

dアニメストアで見つけて、「ああ、これだったかもしれない」と思いながら再生した。結果、気づいたら最後まで普通に見ていた。確認のつもりで始めた60分強が、まあ損はしなかった、という感触で終わる。

2005年のアニメというタイムスタンプは見ていてかなり強く感じる。今のプリキュアと比べると作画の質感がまるで違うし、テンポも違う。ただ「違う」はマイナスじゃなくて、単純に別の時代の作り方をしているというだけの話で、その時代の熱量みたいなものが画面から出ているのが面白い。劇場版の尺に展開を詰め込んだ密度感は、今見るとむしろ清々しいくらいだ。

見知らぬ異世界に召喚されて戦うことの、奇妙な清潔さ

「希望の庭園」という異世界の戦士たちが渚・ほのか・ひかりを召喚する、というのがこの映画の出発点だ。つまり三人は、自分たちの意志で「守りに行く」わけじゃない。呼ばれて、頼まれて、そこにいる。

魔法少女ものの多くは「自分が選ばれた」「使命に目覚める」という文脈で語られる。だがこの映画の三人は、もう少し受動的な位置から始まる。異世界の、見知らぬ人々の、見知らぬ儀式のために戦うことを求められる。女王が毎年行うダイヤモンドラインの儀式を守るために、自分たちには直接関係のない危機へ飛び込む。

面白いのは、それでも三人が戦うことへの「なぜ」が映画の中で明示されないことだ。頼まれたから戦う。それだけ。でもその「それだけ」の中に、プリキュアというコンテンツの核心みたいなものがある気がしてくる。

渚とほのかの関係は「ふたりは」という原題通り、二人であることそのものに意味がある。マックスハートでひかりが加わっても、その核はぶれていない。異世界の戦士たちが三人を「信頼して」召喚するわけで、その信頼に応えることが自然に「戦う理由」として機能している。理屈ではなく、感情の直結で動く構造だ。

魔女が暗黒卿を復活させようとしている、という設定はわかりやすい悪の動機で、複雑さはない。でも子供向けの劇場版アニメが最もうまく機能するとき、「なぜ戦うのか」という問いを飛ばして「戦う」という事実だけが画面に映る。そのとき、それがむしろ強度になる。希望の庭園が破壊されれば王国だけでなくさらなる危機が訪れるという危機感と、三人の間にある信頼の温度が合わさったとき、60分の尺でも着地感がある。

個人的には、この「頼まれたから戦う」という受動性が、初代プリキュアの清潔さの正体なんじゃないかと思っている。使命感でも義務感でもなく、ただ目の前で誰かが困っていて、自分たちに力があるから戦う。その単純さが2005年の劇場版でも変わらずに機能している。

特に刺さったシーン

個人的に印象に残っているのは、メップルとミップルの掛け合いだ。関智一矢島晶子という、それぞれ今もバリバリのキャリアを持つ声優たちが、あの変な語尾の妖精キャラクターを演じているのが2005年から聞いていて面白い。関智一は出演作374本という数字が示す通りの人で、こういうコミカルなキャラクターの匙加減が上手い。「メポ」語尾でリズムが生まれて、バトルシーンの緊張を自然に緩和している。ゆかなが演じるほのかの落ち着いたトーンと、田中理恵のひかりの柔らかさが並んでいる中で、関智一のメップルが空気を動かしている。

それよりも地味に引っかかったのが、雪城さなえ役の野沢雅子だ。悟空の声の人がほのかの祖母を演じているというその一点で、ちょっと不思議な感覚になる。演技そのものは落ち着いた祖母像なのに、声の奥に底力みたいなものを感じてしまうのは刷り込みなのかもしれないけれど、それも込みで面白かった。

終盤の決戦シーンは、劇場版の作画班がちゃんと気合を入れているのがわかる。TV版より明らかに密度の上がる数分間があって、ダイヤモンドラインをめぐる最後の攻防で三人が力を合わせる展開は、理屈よりも絵の力で押してくるタイプだ。その数分だけ画面が一段跳ね上がる感じ、2000年代劇場版アニメあるあるではあるんだけど、それがちゃんと機能していた。

読んで見たくなったら——『ふたりはプリキュアー マックスハート (映画)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ふたりはプリキュア・マックスハートのTV版を見ていて、三人への愛着がある人
  • 2000年代前半の魔法少女アニメの質感・テンポが好きな人
  • 60分程度で完結する、展開の速い劇場版アニメが好きな人
  • 関智一野沢雅子ゆかな田中理恵のキャリアを追っている声優ファン
  • プリキュアシリーズを順番に追いかけているシリーズファン

合わない人

  • TV版を未見でいきなり劇場版から入ろうとしている人(キャラクター背景の説明がほぼない)
  • 現代のプリキュアの作画・演出クオリティを基準に期待している人
  • 異世界召喚設定のご都合主義が引っかかるタイプ
  • 90分以上の濃密なストーリーを期待している人

次に見るなら

当然だけどふたりはプリキュア マックスハート(TV版)が前提になる。映画だけ見てキャラクターへの愛着がいまいち湧かなかった人は、TV版から入り直したほうが映画の面白さが3倍になる。渚・ほのか・ひかりの三人の関係性が積み上がって初めて、劇場版の「召喚されて戦う」という構図が機能する。

同時期の作品としてふたりはプリキュア(映画)も比較対象として見ると面白い。マックスハート以前のふたりだけの劇場版で、シリーズがどういう路線で始まったかがわかる。劇場版の作り方のトーンの差を感じながら見るのが楽しい。こちらもdアニメストアで配信中なのでそのまま続けて見られる。

プリキュア以外で「魔法少女が知らない世界を守るために戦う」という文脈を掘り下げたいなら、劇場版 魔法少女まどか☆マギカ(前後編)という選択肢もある。ジャンルの対極に位置するような作品だが、「なぜ戦うのか」という問いへのアプローチの差がはっきりしていて、両方見ることで魔法少女観の変化が立体的に見えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ふたりはプリキュア マックスハート(映画)』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Huluにて配信中です。お使いのサービスに合わせてすぐに視聴できます。プリキュアシリーズの劇場版ならではのスケール感をぜひお楽しみください。

よくある質問

Q. テレビアニメを見ていなくても楽しめますか?
A. 基本的なキャラクター関係を知っているとより楽しめますが、劇場版単体でも「希望の庭園を守る」というシンプルなストーリーなので、初見の方でも十分に楽しめる内容となっています。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで利用できるため、複数のプリキュア作品をまとめて楽しみたい方にもおすすめです。
Q. この映画はシリーズのどの時期の作品ですか?
A. 2005年公開の劇場版で、『ふたりはプリキュア マックスハート』のテレビシリーズ放送中に公開された作品です。プリキュアシリーズの初期を代表する劇場作品のひとつです。
Q. 子どもと一緒に見ても大丈夫ですか?
A. 魔法少女・冒険・友情をテーマにした全年齢向け作品です。激しい暴力表現などはなく、お子さんと一緒に安心して楽しめる内容となっています。

まとめ

『ふたりはプリキュア マックスハート(映画)』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Huluにて配信中です。お使いのサービスに合わせてすぐに視聴できます。プリキュアシリーズの劇場版ならではのスケール感をぜひお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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