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魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
ミライと仲間たちは、百年に一度開催される願いの石祭りを祝うため魔法の世界へ向かう。この祭りでは、伝説の石が幸運な一人の願いを叶える。謎のクマの魔法使いによってミライとモフルンが引き離されると、モフルンの願いが叶えられ、予想外の騒動が巻き起こる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
百年に一度しか開かれない「願いの石祭り」を祝うため、ミライたちは魔法の世界へ旅立つ。伝説の石が選んだ者の願いをひとつだけ叶えるというこの祭りで、謎の熊の魔法使いによってミライとモフルンが引き離されてしまう。孤独になったモフルンはある願いを石に告げるが、それが思いもよらない騒動を引き起こし、ミライたちは大切な絆を守るための戦いへと挑む。みどころ・魅力
① モフルンが主役を張る、ぬいぐるみの奮闘劇
ミライのパートナーであるぬいぐるみのモフルンが、本作の物語の軸を担う。普段は脇役的な存在が「ひとりで願いと向き合う」という感情の核心を背負うことで、子どもも大人も感情移入しやすい独自のドラマが生まれている。② 劇場版ならではのスケール感あふれる魔法の世界
テレビシリーズよりも広がりのある魔法世界の情景や、豪華な変身・バトルシーンが劇場のスクリーンサイズで描かれる。色彩豊かなビジュアルと迫力ある演出は、映像体験としての満足度が高い。③ 「願い」と「絆」が交差するシンプルで普遍的なテーマ
「誰かのために願うこと」という普遍的な感情をテーマに据えることで、プリキュアシリーズに馴染みのない観客にも届きやすい構成になっている。短い上映時間の中で感動的にまとまっており、家族で楽しめる一作だ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 田中裕太 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 宮本絵美子、上野ケン |
| 音楽 | 高木洋 |
| OP | 北川 理恵「Dokkin♢魔法つかいプリキュア!」 |
| ED | 堀江由衣「魔法アラ・ドーモ!」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュア映画は年一本ある。それがこの作品を見ることになった理由の、ほぼすべてだ。「今年はモフルンの番か」という認識で席に着いた。マスコットキャラが一日だけ主役になるお祭り映画——そういう気分で見始めた。
ところがモフルンとミライが引き離されるシーンに差し掛かったあたりで、なんとなくダレた見方をやめていた。ふわふわのクマが単身で動き始めると、これは「マスコットが変身するスペシャル」ではなく、モフルンの物語として設計されていると気づく。序盤の何気ない描写が後半で意味を持ってくる構造があって、見終わってから冒頭を思い返すと細かい仕掛けが見えてくる作りになっている。
「一緒にいたい」という願いが、守る力に変わる話
この映画の軸は、プリキュアの新形態でも、百年に一度の祭りの演出でもない。モフルンという存在が「自分は何者でありたいか」を問われ続ける60分だ。
百年に一度の願いの石。その力でモフルンの願いが叶えられるとき、観客の予測を少し裏切る選択肢が出てくる。強くなりたい、プリキュアになりたい——という欲望ではなく、「ミライと一緒にいたい」という、ごく単純な感情が核になっている。この素朴さが、意外と刺さる。
プリキュアシリーズは毎年「絆」や「友情」を題材にするが、この映画が他と少し違うのは、主体がマスコット側にある点だ。守られる側・支える役割だったモフルンが、守る側に転換する瞬間を丁寧に描く。それはキュアモフルンへの変身という形をとるが、変身そのものより「なぜ変身したかったのか」を先に見せてくれているから、派手な演出よりもモフルンの内面がスクリーン上に残る。
映画館の音響でこの転換点を体験すると、ちょっと違う。クマ一匹が動き出す瞬間の音楽の膨らみ方が、家で見るより身体的に来る。テレビシリーズの延長としての劇場版ではなく、劇場で見ることを前提に設計された音と映像だという実感がある。今はdアニメストアやU-NEXT・Huluで見られるが、音響込みで体験できるタイミングに当たった人は少し得をしていると思う。
特に刺さったシーン
終盤のキュアモフルン覚醒シーン、というのはあまりにも想定内の答えなので、もう少し手前の話をする。モフルンがひとりで立ち向かいながら、それでも力が足りなくてうずくまる場面がある。そこで流れる音楽のトーンが、それまでのポップな劇伴から一段落ちる。BGMが抜けてほぼ無音に近くなる瞬間が短くある。
劇場でその静寂を浴びたとき、客席の子どもたちも静かになった。ああ、これちゃんと届いてるんだな、と思う瞬間だった。
浪川大輔演じるダークマターの台詞回しは、短い尺なのに妙な存在感がある。重すぎず、でも軽くない絶妙なラインで、子どもが怖がりすぎないように調整されているのが声に滲み出ている。名塚佳織のリズも数シーンで印象を残す。声の使い方がうまい人が揃うと、60分の尺でも世界の厚みが全然変わる。
高橋李依演じるミライと、早見沙織のはーちゃんの掛け合いも耳に残っている。二人の声の質感が対照的で、それだけでキャラクターの関係性を伝えてくる。堀江由衣のリコは出番こそ限られているが、数少ない台詞の中で感情の密度を詰め込んでくる。さすが348本のキャリアは伊達じゃない。
読んで見たくなったら——『魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- プリキュアシリーズを1クール以上追ったことがある人(前提の感情的背景があると情感が倍になる)
- マスコットや脇役キャラに感情移入しがちなタイプ
- 60分前後の短い尺でテーマをまとめた映画が好きな人
- 魔法少女ジャンルを批評的でなく愛好的に見ている人
合わない人
- テレビシリーズを全く見ていない状態で単体作品として楽しもうとしている人(感情的な背景が薄いと尺の短さが響く)
- プリキュア映画の「年一本お祭り感」に食傷気味な人
- 複雑な敵の動機や重層的なプロットを期待している人
次に見るなら
劇場版ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?は、プリキュア劇場版の中で「キャラクターの内面」を丁寧に掘った作品だ。お祭り映画の皮をかぶりながら感情のドライブがしっかりしている。モフルンが刺さったなら当たる確率が高い。
映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!は同年公開の作品で、シリーズを横断した「みんなで守る」構造を共有している。単体作品としての密度は落ちるが、シリーズの広さを体験するには丁度いい入口になる。
プリキュア以外で近い体験を求めるなら映画 けいおん!が候補に上がる。日常的なキャラクターが旅の中で少しずつ変化する構造と、音楽・音響が感情を担う設計が近い。ジャンルは全く違うが、「好きなキャラクターをスクリーンで大きく見る体験」として共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。アニメ専門サービスからマルチジャンル系サービスまで幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴できます。家族で楽しめる短編作品なので、空き時間に気軽に楽しめるのもポイントです。


