ソウルイーター

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2008ソウルイーター

ソウルイーター

★ 3.9 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー超自然
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数51話
原作漫画
制作bones

死神武器職人学校を舞台に、武器職人と人間兵器のペアからなる3組が登場する。人間兵器を最高位の武器「死神の大鎌」に変えるため、悪人99体と魔女1体の魂を集める必要がある。マカとソウル・イーター、ブラック☆スターと椿鬼十郎、そしてデス・ザ・キッドとパティのペアが活躍する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は死神が治める街「デスシティ」。死神武器職人学校(DWMA)では、人間兵器と武器職人がペアを組み、悪人99体+魔女1体の魂を集めることで人間兵器を最強の「死神の大鎌」へと育て上げることを目指す。主人公のマカ&ソウル・イーター、暗殺者のブラック☆スター&椿、そして死神の息子キッド&パティの3組が、個性豊かな仲間とともに様々な脅威に立ち向かう学園バトルファンタジー。

みどころ・魅力

① 個性的なペアの掛け合いとバトル

武器職人と人間兵器が「魂の波長を合わせる」ことで真の力を発揮するシステムが独特。マカとソウルの信頼関係、自称・世界最強のブラック☆スターの豪快な立ち回り、強迫的な左右対称へのこだわりを持つキッドのコミカルな一面など、各ペアの個性がぶつかり合うバトルは見応え抜群。

② スタイリッシュなアートとテンポの良い演出

ゴシックホラーと少年漫画を融合させたビジュアルデザインが特徴的。ボーンズ制作による滑らかなアクション作画と、緩急をつけたギャグ・シリアスの切り替えが絶妙で、最後まで飽きさせない展開が続く。オープニング「resonance」も作品の世界観を象徴する名曲として人気が高い。

③ 「狂気」をテーマにした深みのあるストーリー

序盤のコメディ色から後半にかけて「狂気」という哲学的テーマが全面に出てくる。キャラクターたちが内なる恐怖や欲望と向き合う心理描写は読み応えがあり、単純な勧善懲悪にとどまらない重厚な物語として成長する。少年漫画好きはもちろん、ダークファンタジー好きにも刺さる内容。

キャスト・声優一覧

中務椿
中務椿
メイン
›
名塚佳織
ブラック☆スター
ブラック☆スター
メイン
›
小林由美子
エリザベス・トンプソン
エリザベス・トンプソン
メイン
›
渡辺明乃
マカ・アルバーン
マカ・アルバーン
メイン
›
小見川千明
パトリシア・トンプソン
パトリシア・トンプソン
メイン
›
成美高平
ソウル・イーター・エヴァンス
ソウル・イーター・エヴァンス
メイン
›
内山昂輝
デス・ザ・キッド
デス・ザ・キッド
メイン
›
宮野真守
キリク・ルング
キリク・ルング
サブ
›
鈴村健一
エクスカリバー
エクスカリバー
サブ
›
子安武人
ジャスティン=ロウ
ジャスティン=ロウ
サブ
›
織田圭祐
ヒーロ
ヒーロ
サブ
›
下野紘
リョク
リョク
サブ
›
くまいもとこ

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スタッフ

監督五十嵐卓哉
シリーズ構成大和屋暁
キャラクターデザイン伊藤嘉之
音楽岩崎琢
美術監督中村典史
音響監督若林和弘
OP西川貴教「Counter Identity」
OP辻シオン「愛が欲しいよ」
OPT.M.レボリューション「Resonance」
OPTommy heavenly6「PAPERMOON」
ED牧野由依「青の香り」
EDハウ・メリー・マリー「Northern Lights」
EDスタンス・パンクス「I Wanna Be」
ED西野カナ「Style」
EDDiggy-MO’「Bakusou Yumeuta」
EDアビングドン・ボーイズ・スクール「Strength」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初に手を出したのは、友人に「マカとソウルのやつ、見た?」と聞かれたのがきっかけだった。2008年当時、深夜アニメが溢れていた時代に、なぜかこれは「ちゃんと全話追う」リストに入った。理由は単純で、オープニングの時点で画面の密度がほかと違った。街の影の落ち方、キャラクターのシルエット、あの独特のグルーヴ感。「これはちょっと違う」という直感が当たった。

初見では勢いで押し切られる感じがあった。ギャグとシリアスの温度差が激しくて、序盤は「どっちがこの作品の本体なんだ」と戸惑った記憶がある。2周目になって初めて、あの温度差自体がこの作品の設計なんだと気づいた。笑いとぞっとする感覚を意図的に混ぜているんだと。

「対等であること」の難しさを、ずっと描いていた作品

武器と職人というペア構造、表面上はアクション少年漫画の文法に見える。けれど何周かすると、この作品が一貫して「対等なパートナーシップ」の難しさを掘り下げていることに気づく。マカとソウルの関係がその最たる例で、ふたりは序盤からずっと「お互いを信頼しているようで、どこかすれ違っている」。ソウルが自分の力を抑えているのも、マカが過剰に責任を背負いすぎるのも、どちらも「相手に迷惑をかけたくない」という変形した優しさから来ている。

この作品が単なる「仲間と力を合わせてバトルする話」ではないのは、その「すれ違い」を都合よく解消しないからだ。ブラック☆スターと椿のペアにしても、あれだけ暑苦しい関係性に見えて、椿が何を考えているか視聴者にはなかなか開示されない。名塚佳織さんの椿の声は、抑制が利いていて、その「言えていないこと」の多さを声色だけで伝えていた。セリフが少ない場面ほど、じわっとくる。

魂を集める、というゲーム的な目標設定の裏に、「他者の魂と共鳴する」という行為の重さがある。波長が合わないと武器は動かない。これは「理解し合えていない状態では何も前に進まない」という比喩として、ちゃんと機能している。バトルが派手になるほど、ふたりの関係性の解像度が上がっていく構造が好きだった。

特に刺さったシーン

中盤以降、マカが自分の限界に直面して崩れかけるシーンがある。あそこで初めてソウルが「俺がいる」という言葉を、あのぶっきらぼうなトーンで言う。子安武人さんのエクスカリバーが登場するたびに笑いで緩和されていた緊張感が、あの場面で一気に引き締まる。緩急の使い方として、あのシーンは今でも思い出す。

宮野真守さんのデス・ザ・キッドは、あの強迫的な几帳面さをコメディとして演じながら、終盤で別の顔を見せる。同じ声なのに、後半のキッドは明らかに「重さ」が違う。2周目に序盤のシーンを見返すと、コミカルなシーンにも別の読み方ができて、それが面白かった。下野紘さんのヒーロもそうで、あのキャラクターは情報量が多い。ひとつのセリフの中に複数の感情を詰め込んでくる演技で、単純な二枚目にならない理由がそこにある。

読んで見たくなったら——『ソウルイーター』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「バトルよりキャラクター同士の関係性を追うのが好き」な人。アクションは派手だけど、本体はペア間の感情の話。
  • 独特のアートスタイルに価値を感じる人。あの影と線の世界観は、ほかでなかなか見られない。
  • コメディとシリアスが混在するトーンが平気な人。エクスカリバーのくだりで笑えるかどうかが分水嶺。
  • 2008年前後のアニメを懐かしむ人。あの時代の深夜アニメ特有のテンポ感がある。

合わない人

  • テンポの遅さが気になる人。特に中盤は展開が落ちる回がある。
  • 原作との乖離が気になる人。終盤はアニメオリジナル展開で、原作と結末が違う。先に原作を読んでいると複雑な気持ちになるかもしれない。
  • ギャグシーンで全員が静止するような古典的コメディ演出が苦手な人。あれは頻繁に出てくる。

次に見るなら

ブルーエクソシスト——悪魔と人間の境界線で揺れるキャラクターが主軸の、ダーク寄りなアクションファンタジー。ソウルイーターと同じく「自分の出自や性質とどう折り合いをつけるか」というテーマが底流にある。主人公の葛藤の描き方に共通点を感じる人は多いはず。

デュラララ!!——池袋という街を舞台に、群像劇とオカルト要素が混ざった作品。ソウルイーターの「日常と非日常の混在」するトーンが好きなら、あの独特の世界観にも馴染みやすい。キャラクターの数が多い分、誰かに刺さる確率が高い。

ノーゲーム・ノーライフ——ルールのある世界でキャラクターが戦略を駆使する構造と、ポップな映像センスが特徴。ソウルイーターのビジュアル面の独自性に惹かれた人には、この作品の色彩設計も響くと思う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ソウルイーター』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixの4サービスで配信中です。サブスク加入済みの方はすぐに全話視聴可能で、初めて見る方も複数の選択肢から自分に合ったサービスで楽しめます。続編にあたる『ソウルイーターノット!』もあわせてチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ソウルイーターは全何話ですか?
A. TVアニメ版は全51話です。2008年4月から2009年3月にかけてTBS系列で放送されました。原作マンガとは異なる独自のアニメオリジナル結末となっています。
Q. アニメと原作マンガはどう違いますか?
A. アニメは連載中に制作されたため、後半はオリジナル展開になっています。原作マンガは全25巻で完結しており、アニメとは異なるストーリーで決着します。両方楽しむことで作品をより深く味わえます。
Q. 子どもでも見られますか?暴力・グロ表現は?
A. 少年漫画原作らしい戦闘描写はありますが、過激なグロ表現は少なめです。ギャグシーンも多く、小学校高学年以上であれば十分楽しめます。後半はシリアスな展開が増えるため、幼児向けではありません。
Q. 続編や関連作品はありますか?
A. スピンオフ作品『ソウルイーターノット!』(2014年放送・全12話)があります。本編の前日譚にあたり、DWMAを舞台にした日常・学園ものとして描かれています。本編視聴後に見るとより楽しめます。

まとめ

『ソウルイーター』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixの4サービスで配信中です。サブスク加入済みの方はすぐに全話視聴可能で、初めて見る方も複数の選択肢から自分に合ったサービスで楽しめます。続編にあたる『ソウルイーターノット!』もあわせてチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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