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黒執事 -緑の魔女編-
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | CloverWorks |
シエルと忠実な執事セバスチャンは、ドイツの呪われた森へ向かい、奇妙な死の真実を解き明かそうとする。黒執事の前編「寄宿学校編」の続編である本作では、二人が直面する恐怖と謎が次々と明かされていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
名門寄宿学校での事件を解決したシエル・ファントムハイヴと、忠実な執事セバスチャン。次なる任務の地は、ドイツの奥深くに広がる「狼の谷」と呼ばれる呪われた森だった。そこでは原因不明の死が相次ぎ、村人たちはすべてを森に棲む「緑の魔女」の祟りだと恐れている。女王の番犬として真相究明に乗り出した二人を待ち受けるのは、霧に閉ざされた深い森と、語り継がれてきた不気味な伝承の数々。魔女サリヴァンとの出会い、そして村に隠された秘密が、シエルとセバスチャンを予期せぬ恐怖と陰謀の渦中へと導いていく。前編「寄宿学校編」の続きとなる物語が、いよいよ核心へと迫る。みどころ・魅力
① 「寄宿学校編」から地続きで深まる物語
本作は前編「寄宿学校編」の続編にあたり、シリーズの緊張感をそのまま引き継ぎます。舞台をイギリスからドイツの呪われた森へと移し、ミステリーと超自然が絡み合う新たな事件が展開。前作からの伏線や人物関係が活きてくるため、続けて観るほど物語の奥行きを味わえる構成になっています。② シエルとセバスチャンの主従コンビの妙
冷静沈着な少年当主シエルと、「あくまで執事」を貫く完璧超人セバスチャン。緊迫した状況でも崩れない二人の掛け合いは本シリーズ最大の見どころです。森に潜む脅威に対し、知略と戦闘の両面で対応していく姿は痛快で、ダークな世界観の中に確かなカタルシスを生み出します。③ 緑の魔女と「狼の谷」が織りなす幻想世界
深い霧に包まれた森、魔女の伝承、得体の知れない死。ゴシックで幻想的なビジュアルが本作の魅力を一段と高めます。新キャラクター・魔女サリヴァンを軸に描かれる謎めいた雰囲気は、ファンタジーとホラーの境界をたゆたうような独特の没入感を生み、最後まで目が離せません。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岡田堅二朗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
| キャラクターデザイン | 清水祐実 |
| 音楽 | 川﨑龍 |
| 美術監督 | 根本邦明 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | コシュニエ「MAISIE」 |
| ED | 竜宮「WALTZ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
黒執事に新章が来ると聞いて、正直「まだ続くのか」と思った。寄宿学校編の畳み方が綺麗だったぶん、よけいに。それで緑の魔女編。タイトルだけ見て、緑の魔女ってなんだ、と首をかしげながら再生ボタンを押した。森に入った瞬間に、前の章とは温度が違うとわかる。学校という閉じた箱庭から、ドイツの霧の森へ。最初は雰囲気の話だと思って眺めていたら、序盤の数話で背筋が冷えた。これはファンタジーの皮をかぶった、別のジャンルの話だ。2回目に見直すと、最初の森のシーンですでに答えが全部置いてあることに気づく。黒執事はいつもそうで、わかっていても毎回やられる。
魔女も呪いも、結局は人間がこしらえたものだった
緑の魔女、ジークリンデ・サリヴァンを演じるのは釘宮理恵。村を守る魔女として崇められ、城の奥から出られない少女だ。最初は神秘的な存在として置かれているのに、話が進むほど、その「神秘」の正体が一枚ずつ剥がれていく。
この章が描いているのは、魔女でも呪いでもない。人間が、自分たちに都合のいい物語をこしらえて、それを誰かひとりに背負わせる構造のほうだ。村人は守ってくれる魔女を必要としていて、別の誰かは森で起きる「呪い」を必要としている。需要があるから、魔女が用意される。少女がその物語の中心に固定されて、動けなくなっている。
黒執事という作品は、毎章こうやって超自然の看板を高く掲げておいて、最後にめくると人間の業が出てくる。緑の魔女編はその仕掛けがいちばん露骨かもしれない。呪いの森も、死の霧も、終わってみればちゃんと理屈がある。理屈があるぶん、得体の知れないファンタジーよりずっと怖い。
釘宮理恵の芝居が効くのはここで、無邪気にはしゃぐ声と、ふとした瞬間に落ちるトーンの落差だけで、この子が「魔女を演じさせられている」ことが伝わってくる。守られているのか、閉じ込められているのか。その境界が曖昧なまま物語が進むのが、この章のいちばん嫌な——もちろん褒めている——ところだ。シエルがこの少女に何を見るのかも含めて、単なる事件解決の一話完結には収まらない。
特に刺さったシーン
終盤、霧が晴れて「呪い」の正体が見えてくるあたりの、セバスチャンの落ち着き払った所作が好きだ。小野大輔の声は、どれだけ異常な状況でも温度が一定で、その一定さが逆に怖い。人ならざるものが人間の事件を斜めから眺めている、その距離感が一声で出る。
地味に効くのがフィニアンだ。梶裕貴が演じる彼が、この森で見せる表情の変化がいい。普段おっとりした使用人が、過去と地続きの何かに触れたときの、声のわずかな震え。彼の出自を知っている人ほど、この章の森はただの背景には見えなくなるはずだ。
それから、序盤に葬儀屋がふっと顔を出す瞬間。諏訪部順一のあの含み笑いが画面に入るだけで、ああこの人はまだ全部知っている側だ、と空気が変わる。出番は短いのに、一番情報量がある。こういう人の置き方が、黒執事は本当にうまい。
読んで見たくなったら——『黒執事 -緑の魔女編-』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 寄宿学校編まで追ってきて、この世界の続きをちゃんと見届けたい人
- ファンタジーの皮の下から人間の業がにじみ出てくる話が好きな人
- 序盤に置かれた伏線が終盤で回収される、ミステリーとしての快感を求める人
- 釘宮理恵の、無邪気さと翳りを行き来する芝居をじっくり浴びたい人
合わない人
- 黒執事をここから見始めようとしている人(前章を見ていないと土台がわからない)
- グレル(福山潤)のような華やかなキャラの掛け合いを期待している人——この章は湿度が高く、静かで、笑いどころは少ない
- 超自然の謎は超自然のまま余韻で終わってほしい人(ここはほぼ全部に理屈がつく)
次に見るなら
約束のネバーランドが好きなら、緑の魔女編は同じ匂いがする。守られているという名目で囲われた子どもと、その子を必要としている大人たちの構造。優しい嘘の正体に気づいていく過程の冷たさが近い。
呪いの正体に潜む人間の所業が刺さったなら、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTを。超自然の力の裏に、軍と人体実験という生々しい現実が貼りついている点が緑の魔女編と重なる。題材の手触りが似ている。
霧と洋館のゴシックな空気そのものが好きなら、シャドーハウスもおすすめ。閉じた屋敷、用意された役割を生きる子ども、めくれていく秘密。雰囲気と謎解きの両方を欲張りたいときに合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「黒執事 -緑の魔女編-」は、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Hulu、Disney+の5つの配信サービスで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに加入しているサービスがあれば追加契約なしですぐに楽しめます。前編「寄宿学校編」とあわせて、ご自身に合った環境でじっくりお楽しみください。









