※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2006

半分の月がのぼる空
★ 3.5 / 5.0コメディドラマラブコメ
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Group TAC |
A型肝炎にかかったエザキ勇一は、病院に隔離され友人や家族から離れされることに不満を抱いていた。退屈を紛らわすため、彼は病院から抜け出すことを繰り返し、看護師からの暴力を受けていた。同じ病院に入院している同年代の少女に出会うと、彼女の美しさに即座に魅了される。秋葉莉香は…
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
A型肝炎で病院に隔離されることになった高校生・戎崎裕一。退屈と不満から何度も病室を抜け出しては看護師に連れ戻される日々を送っていた。そんなある日、同じ病院に入院する同い年の少女・秋庭里香と出会う。気高くわがままでありながら、どこか儚さを抱えた彼女に裕一は強く惹かれていく。しかし里香は、決して口にできない秘密と病を抱えていた。やがて二人は距離を縮め合うが、限られた時間の中でそれぞれの想いと向き合うことになる。閉ざされた病院を舞台に描かれる、ひと夏の切ないラブストーリー。みどころ・魅力
① 病院を舞台にした静かで濃密なラブストーリー
舞台はほぼ病院という限られた空間。派手な展開ではなく、出会いや何気ない会話の積み重ねで二人の距離が縮まっていく丁寧な描写が魅力です。閉ざされた場所だからこそ生まれる感情の機微が、観る者の胸を静かに締めつけます。② 気高くも儚いヒロイン・秋庭里香の存在感
わがままで負けず嫌い、それでいてどこか影を抱えた里香のキャラクターが物語の中心です。強気な態度の裏にある弱さや覚悟が少しずつ明かされていく構成が秀逸で、彼女の一挙手一投足から目が離せなくなります。③ 限られた時間が生む切なさと余韻
本作は全6話とコンパクトながら、密度の高い感情描写が詰まっています。終盤に向けて高まる切なさと、観終わったあとに残る静かな余韻は格別。短い尺だからこそ一気に観られ、一つ一つの場面が心に深く刻まれます。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 山本ケイジ |
| キャラクターデザイン | 小原充 |
| 音楽 | 光宗信吉 |
| 美術監督 | 中村隆 |
| 音響監督 | 榎本崇宏 |
| OP | nobuko「Aoi Koufuku」 |
| ED | nobuko「記憶のカケラ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
病院の話、しかも余命系か、と少し身構えて再生したのが正直なところ。2006年の作品で、今さら何を見るんだという気持ちも半分あった。ところが序盤、抜け出しては看護師に取っ捕まる裕一のやり取りで、思っていたより乾いた笑いのある作品だと気づく。鈴村健一の、退屈で死にそうな少年の声がやけに生々しい。最初はそのコメディのテンポで気楽に流していたのに、里香というキャラが出てきた瞬間から空気が変わる。2回目に見ると、その「変わる瞬間」が冒頭からすでに仕込まれていたことに気づいて、少し背筋が伸びた。余命ではなく、「残りの時間をどう使うか」を選ぶ話
里香の心臓が長くないことは、わりと早い段階で観ている側に知らされる。だからこの作品は「泣ける難病もの」という棚にすぐ放り込まれがちなんだけど、何度か見返すうちに、そこが本質じゃない気がしてきた。描かれているのは、限られた時間を前にした人間が「残りをどう使うか」を自分で選ぶ話だ。里香は病室でただ死を待つこともできた。でも彼女は、裕一という無鉄砲な少年を巻き込んで、外へ出ることを選ぶ。病院という、待つことと諦めることの象徴みたいな場所から、何度も抜け出していく。あの脱走の繰り返しは、単なるコメディ装置じゃなくて、「待たない」という意思表示なんだと思う。タイトルの半分の月がうまくて、満ちてもいないし欠けきってもいない、中途半端で不安定な状態をそのまま肯定している。完全じゃない時間にも価値があると言い切っているわけだ。高橋美佳子の里香は、儚いだけのヒロインに寄せず、どこか意地っ張りで芯のある声で、その「選ぶ」という主体性を支えていた。彼女を悲劇の被害者で終わらせなかったのは、たぶんあの声込みの設計だと思う。特に刺さったシーン
特に効いていたのは、裕一が脱走しては看護師の夏目小夜子に物理で連れ戻される一連のくだり。松来未祐の、優しさと容赦のなさが同居した看護師ボイスが絶妙で、暴力的なのに不思議と憎めない。あの軽さがあるから、後半の重さが効いてくる。そして個人的にいちばん刺さったのは、医師の夏目吾郎が裕一に里香の現実を静かに突きつける場面。平田広明の、声を荒げないのに有無を言わさない低い声で問い詰められたとき、画面のこっちまで黙らされた。言葉に詰まる裕一の、鈴村健一の呼吸が本当に苦しそうで、ここで初めてこの少年がただのやんちゃ坊主じゃなくなる。2回目に見ると、この場面の前後で裕一の声色がはっきり変わっているのが分かって、思わず唸った。水谷みゆき役の松岡由貴が差し込む日常の軽さも、こういう場面の落差を支えている。読んで見たくなったら——『半分の月がのぼる空』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 難病ものでも、お涙頂戴より「どう生きるか」に重心がある話が見たい人
- 2000年代テレビアニメ特有の、少し荒い作画とまっすぐな感情表現に懐かしさを感じる人
- 短いクールでぎゅっと完結する密度のある話を好む人
合わない人
- 結末の見当がつく展開を「ベタ」と感じてしまう人
- ヒロインの儚さより、最後まで軽快なラブコメのテンポを求める人
- 最近の高解像度な作画に慣れていて、2006年の絵が気になってしまう人
次に見るなら
里香の「選ぶ」強さに惹かれたなら、AIR。こちらも限られた時間を生きる少女の話で、夏の空気と喪失の描き方が、この作品と地続きに感じられる。切ない初恋と、誰かの現実を背負う重さが効いたなら四月は君の嘘。病と表現をめぐる物語で、半分の月の「完全じゃなくていい」というテーマと静かに響き合う。
もっと痛みの強い、限られた時間の恋が見たいなら最終兵器彼女。救いは薄いけれど、待たずに今を抱きしめる切実さは、半分の月の延長線上にある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「半分の月がのぼる空」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴することができます。いずれも見放題作品として配信されているため、好みのサービスを選んで気軽に楽しめます。無料お試し期間を活用すれば、初めての方でもお得に作品を視聴することができます。
