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2007

sola
★ 3.4 / 5.0ドラマラブコメ日常系超自然
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Nomad |
高校生の森宮頼人は空の写真を撮ることが好きな少年。ある日、湾を見渡す場所で日の出の写真を撮ろうとするが、自動販売機にお金を取られた奇妙な少女に出会う。彼女は機械にお金を返させようと無理矢理押していた。その出会いから、頼人と少女の不思議な関係が始まっていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
空の写真を撮ることが好きな高校生・森宮頼人は、ある日海辺で日の出を撮ろうとした際、自動販売機を相手に奮闘する風変わりな少女・茉莉と出会う。陽の光を避けて夜にしか活動できない彼女には、人ならざる秘密が隠されていた。空に強く惹かれながらも決して陽の下を歩けない茉莉と、空を撮り続ける頼人。さらに頼人の姉・蒼乃や、茉莉を追う謎の男たちを巻き込みながら、ふたりの不思議な距離は少しずつ縮まっていく。光と空をモチーフに、出会いと別れ、そして「生きること」を静かに描き出す物語が幕を開ける。みどころ・魅力
① 「空」と「光」を軸にした幻想的なドラマ
日の出、青空、夕焼け——作品全体を貫く「空」のモチーフが、登場人物たちの心情と重なり合いながら丁寧に描かれます。陽の光を浴びられない茉莉と、空を撮り続ける頼人の対比が、切なくも美しい物語の核となっています。② 透明感あふれるキャラクターと作画
柔らかな色彩と繊細なキャラクターデザインが、作品の幻想的な雰囲気を支えています。茉莉の純粋さや表情の機微が丁寧に表現され、見る者の心に静かに残る画づくりが本作の大きな魅力のひとつとなっています。③ 終盤に向けて加速する感情の物語
日常的なやり取りから始まりながら、物語が進むにつれて茉莉の秘密や頼人の姉・蒼乃を巡る事情が明らかになり、感情の起伏が一気に深まります。穏やかな空気と切なさが同居する後半の展開は必見です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 小林智樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| 原案キャラデザ | 阿倍野ちゃこ、七尾奈留 |
| キャラクターデザイン | 古賀誠 |
| 音楽 | 藤間仁 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 結城アイラ「敏感な風景」 |
| OP | 結城アイラ「colorless wind」 |
| ED | 結城アイラ「Mellow Melody」 |
| ED | 結城アイラ「見上げるあの空で」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルの音だけで手を伸ばした、というのが正直なところだ。solaという三文字の、ラテン語みたいな空みたいな素っ気なさがずっと引っかかっていて、2007年という年号を見て「ああ、あの頃の湿度か」と腰を上げた。最初は写真好きの高校生の日常ものだと思って見始めたら、自動販売機を相手に本気で揉めている奇妙な少女が出てきて、話の温度が一段ずれる。2回目に見て気づいたのは、序盤の軽い掛け合いが後半でぜんぶ重しに変わっていることだった。1回目は少女の正体ばかり気にして、彼女が何を諦めているのかまで頭が回っていなかった。陽の下に立てない少女が、空の写真に焦がれるという皮肉
これは、空が好きな少年と、空の下に立てない少女の話だ。森宮依人は日の出の写真を撮ることに取り憑かれていて、四方茉莉はその朝の光の下にいられない側の存在として現れる。ここにこの作品の全部が畳み込まれている。単なる不思議な少女との出会いものではなく、「いちばん欲しいものの隣にいられない」という構造の話だ。依人がレンズで掬おうとしているのは、茉莉が二度と浴びられない光そのもので、彼が無邪気にシャッターを切るたび、二人の距離がそっと可視化される。永遠を生きる者の孤独、という主題は超自然ものの定番だけれど、solaがうまいのは、それを大げさな悲劇ではなく「写真」という日常の手触りに落とし込んだところだと思う。写真は、過ぎ去った一瞬を留める道具だ。終わりがあるからこそ留めたくなる。終わらない時間を生きる茉莉には、本当は写真なんて要らないはずで、それでも彼女が依人の隣で空を見上げてしまう——そのねじれが効く。永遠の側にいる者が、終わりのある光に焦がれてしまうのだ。初見では正体の謎解きとして見ていたが、何度か見返すうちに、これは「終われない苦しみ」の物語なんだと腑に落ちた。終わりは喪失でもあるけれど、終われることはどこかで赦しでもある。終盤の選択は、その赦しをめぐる話として静かに刺さってくる。
特に刺さったシーン
能登麻美子の声について書かないわけにはいかない。四方茉莉という、世界とうまく噛み合っていない少女を、彼女は妙な明るさと、その明るさの裏の乾きで演じている。序盤の自動販売機の前のやりとり——お金を取られたと言って機械を本気で押している、あの理屈の通らないテンション——を、能登麻美子は子どもっぽさと得体の知れなさのちょうど境目で鳴らしていて、笑っていいのか身構えるべきか分からなくなる。彼女の声が一段低くなる瞬間に、思わず居住まいを正した。中原麻衣が演じる森宮蒼乃の、依人へ向ける声の柔らかさも効いている。兄妹の何でもない会話のトーンが、後半でじわじわ重みを増す作りだ。2回目に見ると、茉莉の声の張り方が話数を追うごとに変わっていくのが分かって、そこでようやく彼女が抱えていたものの重さに追いついた。読んで見たくなったら——『sola』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「終わりがあるから美しい」みたいな主題に弱い人
- 能登麻美子の声を1クール浴びていたい人
- 謎の答えよりも、登場人物が何を諦めるかを見届けたい人
- 2007年前後の、少し湿度の高い空気のアニメが好きな人
合わない人
- 設定の説明がきっちり閉じていないと落ち着かない人
- テンポの速い展開や派手な見せ場を求める人
- 登場人物の感情の重さを、湿っぽいと感じてしまう人
次に見るなら
空と終わりと少女の宿命、という三点が重なるならAIR。夏の光と、背負わされた宿命の話で、solaの後に見ると喉の奥がずっと締まったままになる。同じ「過去と記憶に縛られた者たち」を描くならef – a tale of memories。映像の作り込みと、複数の喪失を編む構成がよく似た手触りで、こちらは画面そのものが感情を語ってくる。もう少し現代寄りで、残された側の話を見たいならあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。。超自然の入口から、結局は人と人の後悔に着地させるところが地続きだ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ「sola」は、U-NEXTとDMM TVで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、ご自身が利用しやすい環境を選んで楽しめます。空と光をテーマにした幻想的な物語を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
