藍より青し

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2002藍より青し

藍より青し

★ 3.4 / 5.0コメディドラマラブコメ日常系
放送年2002年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作漫画
制作J.C.STAFF

大学生・花菱薫は駅で着物姿の美しい少女に出会う。彼女が探していた住所は薫の近所だったが、そこは空き地だった。困った少女を薫は自分のアパートに招待し、手がかりを探ろうとする。やがて彼女が皇族の血を引く人物であることが判明し、薫の日常は大きく変わることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

大学生・花菱薫はある日、駅で着物姿の美しい少女・桜庭葵と出会う。彼女が探していた住所は薫の住む町にあったが、そこはすでに空き地となっていた。途方に暮れる葵を放っておけず、薫は彼女を自宅アパートへ招き入れ、手がかりを探そうとする。やがて二人は、幼い頃に交わされた許嫁の約束で結ばれた間柄であることが明らかになる。名家のしきたりに縛られながらも薫を一途に想い、すべてを捨てて会いに来た葵。心優しい薫との再会をきっかけに、二人の静かで温かな同居生活が始まっていく。

みどころ・魅力

① 許嫁が紡ぐ一途で純粋なラブストーリー

幼い頃の約束を信じ、家を飛び出してまで薫に会いに来た葵。その揺るがない想いと、彼女を誠実に受け止める薫の優しさが丁寧に描かれます。派手な展開よりも、二人の距離が少しずつ縮まっていく過程をじっくり味わえる王道のラブストーリーです。

② 和の情緒があふれる世界観と作画

着物姿の葵や和風の佇まいなど、随所に日本的な美しさが散りばめられているのが本作の特徴です。穏やかな色彩と落ち着いた演出が物語の優しい雰囲気を支え、心がほっとするような癒やしの時間を届けてくれます。

③ 個性豊かなヒロインたちが彩る賑やかな日常

物語が進むにつれ、薫の周囲には魅力的な女性キャラクターたちが集まっていきます。それぞれの個性が生み出すにぎやかなやり取りやコメディ要素が加わり、しっとりとしたラブストーリーに軽やかな彩りを添えています。

キャスト・声優一覧

桜庭葵
桜庭葵
メイン
川澄綾子
花菱薫
花菱薫
メイン
保志総一朗
ティナ・フォスター
ティナ・フォスター
サブ
ゆきのさつき
田中
田中
サブ
坂口候一
神楽崎雅
神楽崎雅
サブ
平松晶子
鈴木
鈴木
サブ
中井和哉
みなづきたえこ
みなづきたえこ
サブ
水橋かおり
水無月ちか
水無月ちか
サブ
桃井はるこ
みゆきまゆ
みゆきまゆ
サブ
成田紗矢香

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スタッフ

シリーズ構成あみやまさはる
キャラクターデザイン岩倉和憲
音楽増田俊郎
美術監督東潤一
音響監督三間雅文
OP石田燿子「永遠の花」
EDザ・インディゴ「Namo Shirenu Hana」
EDザ・インディゴ「Akai Hana」
ED雪野 五月「I’ll Be Home」
ED石田 陽子「永遠の花」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は配信のおすすめに流れてきて、サムネの絵柄で「あ、2000年代前半だな」とすぐわかる、あの手の作品か、くらいの軽い気持ちで再生した。実際、線も色も時代を感じる。でも10分も経つと、その古さがどうでもよくなっていた。駅で着物の女性に声をかけられる、というだけの導入が、妙に静かで丁寧なのだ。2回目に見て気づいたのは、この作品がほとんど騒がない作りになっていること。ラブコメというより、誰かと暮らし始める話として見ると、急に解像度が上がる。古い絵のことは、3話あたりで忘れる。

大和撫子という古い理想の、その下に流れている「家を捨てた者同士」の話

桜庭葵というキャラクターは、今の目で見ると危うい。幼い頃から薫の許嫁として育てられ、家も、地位も、相続の権利も、ぜんぶ捨てて彼のところへ来る。尽くすことに迷いがない。「女はこうあるべき」という古い理想を、そのまま人の形にしたような存在だ。だからこの作品を、男に都合のいい幻想だと切って捨てるのは簡単だと思う。最初に見たときの私も、半分はそういう目で眺めていた。

ただ、何度か見ているうちに、これは葵だけの話じゃないと気づく。薫もまた、花菱の本家から逃げてきた人間だ。実家での扱いに耐えられず、自分から血筋を手放して、ひとりで暮らしている。つまりこの二人は、どちらも「本来いるべき場所」を捨ててきた者同士なんだ。葵が尽くすのは、薫が偉いからでも、彼女が従順だからでもなくて、たぶん、同じ温度の寂しさを知っているからだ。

そう考えると、あの古びた居間の静けさが効いてくる。豪邸でも実家でもない、借りものみたいな家で、二人が小さくご飯を食べている。理想の嫁を手に入れる話ではなくて、行き場をなくした二人が、もう一度ゼロから居場所を作り直す話。尽くすという言葉は古びても、誰かと一緒にいたい気持ちは古びない。私が何度もこの作品に戻ってしまうのは、たぶんその一点のためだ。

特に刺さったシーン

川澄綾子の葵が、とにかく声で全部やっている。台詞の少ない場面ほど良くて、薫に何かを言いかけてやめる、あの一拍の息づかい。あれを聞きたくて巻き戻したことが何度かある。序盤の、空き地の前で途方に暮れる場面の心細い声から、家で落ち着いてからのやわらかい声まで、同じ人とは思えない幅で「安心していく女性」を演じている。

保志総一朗の薫も良い。優しいんだけど、どこか芯のところが疲れている男の感じが、ちゃんと声に出ている。そして、この手の静かな作品の救いがティナで、ゆきのさつきが演じる彼女が画面に入ってくると空気が一気に軽くなる。葵の静けさが続くとこっちまで息が詰まるので、あの陽性のうるささは構成として効いている。脇では、水橋かおりのたえこの間延びした喋りが家の生活感を作っていて、中井和哉の鈴木がたまに放り込む軽口で場が締まる。終盤、葵が自分の気持ちを言葉にする展開で、思わず姿勢を正してしまった。

読んで見たくなったら——『藍より青し』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 派手な事件より、静かに二人の距離が縮まっていくのを眺めていたい人
  • 2000年代前半の絵柄や空気を、懐かしめる、あるいは逆に新鮮に感じられる人
  • 大和撫子的なヒロイン像を、批評的な目も持ちつつ愛でられる人

合わない人

  • テンポの速いギャグや、次々と事件が起きる展開を求めている人
  • 古い作画がどうしても気になって、内容に入り込めないタイプの人
  • ヒロインが一人の男に尽くす構図そのものが、生理的に受け付けない人

次に見るなら

ああっ女神さまっが好きなら、藍より青しはかなり近い。ある日突然、尽くしてくれる女性と暮らし始める戸惑いと心地よさ、そのあたりの空気がよく似ている。同棲ものの原点として並べて見たい。

事件より関係の温度を描くタイプが好きならToHeart。ほぼ同じ時代の作品で、静けさと余白で見せる作りが共通している。この古さごと愛せる人向け。

もう少し賑やかさが欲しいならSHUFFLE!。ハーレム寄りで人は増えるが、家で複数人と暮らす日常の延長として、藍より青しの隣に置ける一本。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『藍より青し』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれの環境でも視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、複数の動画配信サービスに対応しているため、ご自身に合ったサービスを選んで楽しめます。気になった方は、対応サービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 藍より青しはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれでも視聴できるので、すでに利用しているサービスがあればそのまま楽しめます。
Q. いつ放送されたアニメですか?
A. 2002年に放送されたTVアニメです。コメディやドラマ要素を含むラブコメ・日常系の作品として親しまれています。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. ラブコメを中心に、コメディ・ドラマ・日常系の要素を併せ持つ作品です。許嫁同士の一途な恋愛を、和の情緒あふれる雰囲気の中でじっくり描いています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 純粋で一途なラブストーリーや、和風で落ち着いた雰囲気の作品が好きな方におすすめです。心温まる物語をゆっくり味わいたいときにぴったりの一作です。

まとめ

『藍より青し』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれの環境でも視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、複数の動画配信サービスに対応しているため、ご自身に合ったサービスを選んで楽しめます。気になった方は、対応サービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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