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MIX MEISEI STORY
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | OLM |
『MIX』は『タッチ』から26年後が舞台。かつての英雄・上杉達也の伝説により、明誠学園高校は強豪野球校として知られていた。しかし26年後、栄光は失われ無名化していた。物語は義兄弟・立花走一郎と登馬が、かつての名門・明誠学園の野球部復活を目指す。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『タッチ』の主人公・上杉達也が伝説を作った明誠学園高校を舞台に、26年後の物語が始まる。かつて甲子園を席巻した名門校も、今や栄光は過去のものとなっていた。義兄弟の立花走一郎と立花登馬は、ひょんなことから野球部に関わることになり、廃れた部の復活へと歩みを進めていく。青春と恋、そして受け継がれる伝説が交差する新たな「タッチ」の世界。
みどころ・魅力
① 『タッチ』の26年後を描く正統続編
あだち充が自らの代表作の続編を手がけた作品として注目度が高い。上杉達也の”伝説”がすでに歴史となった世界で、新たな義兄弟コンビが物語を紡ぐ構成は、旧作ファンも新規視聴者も楽しめる丁寧な設計になっている。
② あだち充ならではの”間”と恋愛描写
野球漫画でありながら、ラブコメとしての色合いが強い点があだち充作品の真骨頂。セリフよりも表情や沈黙で感情を語るスタイルは本作でも健在で、青春の甘さと切なさがじわじわと積み重なっていく。
③ 部活再建という王道の熱さ
落ちぶれた名門・明誠学園野球部の復活を目指す展開は、スポーツアニメとしての王道を踏みつつも、主人公2人の個性や人間関係の変化によって生き生きと描かれる。ゆっくりと成長していくチームの姿が見どころ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡部穏寛 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
| キャラクターデザイン | 牧孝雄 |
| 音楽 | 住友紀人 |
| 美術監督 | 緒続学 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | スミカ「イコール」 |
| OP | ポルノグラフィティ「VS」 |
| ED | リトル・グリー・モンスター「君に届くまで」 |
| ED | キョウト「君に伝えたストーリー」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タッチの名前はさすがに知っている。読んだことはないけど、「上杉達也」という固有名詞が世代を超えた共通財産みたいに使われる環境で育ったので。MIXを見ることにしたのも、野球アニメを追いたかったからではなく、「あだち充が26年後をどう描くか」という好奇心が先だった。
最初に見たとき、意外に映えるな、という印象だった。あのシンプルな絵柄がアニメの動きに乗ると、どこか洗練して見える。2回目で気づいたのは、スポーツ描写よりも義兄弟のやり取りの「間」の方が全体を支えているということだ。セリフは少なくて、でもなぜか伝わってくる。そういう作り方ができる作品が、今のアニメにどれだけあるか。
26年後の「見えない遺産」を、血のつながらない兄弟が引き受ける話
表向きは「廃れた野球部の復活劇」だが、MIXが本当に描いているのは「継承することの重さ」だと思っている。走一郎と登馬は血のつながらない義兄弟で、上杉達也という伝説の先輩が作り上げた学校に通っている。達也は物語に直接登場しない。その不在がむしろ重力として機能していて、ふたりの行動すべてに「あの人の後を継ぐ」という文脈が張り付いてくる。
直接の後継者でも、遺族でもない義兄弟が、顔も知らない先人の栄光を取り戻そうとする——ここにタッチの続きとしての必然性がある。あだち充は血縁でなく「選んだ絆」を繰り返し描いてきた作家で、MIXはその集大成に近い構造を持っている。義兄弟という関係は近すぎず遠すぎず、だからこそ言語化されない連帯感がじわじわと積み上がっていく。
このスタイルをアニメで機能させるには声が全てだ、と2周目で確信した。内田雄馬が演じる走一郎は、抑えた芝居の中に確かな意志が宿っていた。熱血とは正反対のタイプで、静かに前を向いているような声質。梶裕貴の登馬はもう少し柔らかくて、口数は少ないが、ここぞという場面での台詞の密度が明らかに違う。このふたりの声のバランスが、キャラクターの関係性をそのまま反映していた。あだち充の「語らないことで語る」スタイルを、声優陣がそのまま引き受けている感覚があった。
特に刺さったシーン
序盤の、義兄弟が並んでグラウンドにいるシーンが地味に好きだ。派手な演出はなく、ただふたりがそこにいる。それだけで関係性と距離感が伝わってくる。言葉で説明しない分、画が持つ情報量が増える——あだち充の原作がそういう作りになっていて、アニメもそれを正直に再現していた。
花澤香菜が演じる春夏は、ヒロインとして物語の中にいながら、引っ張りすぎない佇まいが良かった。あそこまで抑えた芝居ができるんだな、という発見が最初にあって、それが作品全体のトーンと合っていた。対して内田真礼の音美はもう少し感情の振れ幅が大きく、コントラストとして機能していた。「声優と夜あそび」でのあのテンションとは全然違う顔で、すんなり作品に馴染んでいたのが印象的だった。
読んで見たくなったら——『MIX MEISEI STORY』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- タッチをはじめ、あだち充作品に馴染みがある人(世界線の続きとして観られる)
- スポーツアニメより青春群像劇として観たい人
- 「間」と「空気感」で物語を読むのが好きな人
- 血のつながらない兄弟・義兄弟の関係性ものに反応する人
- 井上喜久子の落ち着いた演技が好きな人(母・真弓役で渋い存在感がある)
合わない人
- 熱血スポーツアニメを期待すると肩透かしを食う(試合描写はわりとあっさり)
- キャラクターがはっきり感情をぶつけ合うドラマを求めている人
- あだち充独特のゆったりしたテンポが体質に合わない人
- タッチの文脈を全く知らないと「重力の正体」が掴みにくい場面がある
次に見るなら
タッチ(アニメ版):MIXの直接の前身。上杉達也という存在を知ることで、MIXに漂う「見えない遺産」の重さが別次元で感じられる。古い作品だが、あだち充のリズムに慣れるという意味でも損はない。
H2:同じあだち充作品で、野球×青春×恋愛の構造が近い。MIXよりドラマのテンポが速い分、あだち充入門としても機能する。義兄弟ではなくライバルの関係軸だが、「言わないことで語る」スタイルは共通している。
おおきく振りかぶって:弱小野球部が上を目指すという構造は共通しているが、感情描写がずっと直接的でエモーションを正面から叩きつけてくる。MIXの「抑えた表現」との対比として観ると、それぞれの良さがより際立つ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『MIX MEISEI STORY』はU-NEXT、DMM TV、Huluで配信中です。どのサービスも月額課金で見放題対象となっており、好きな端末でいつでも視聴できます。まずは無料トライアル期間を活用して視聴を始めてみてください。
よくある質問
まとめ
『MIX MEISEI STORY』はU-NEXT、DMM TV、Huluで配信中です。どのサービスも月額課金で見放題対象となっており、好きな端末でいつでも視聴できます。まずは無料トライアル期間を活用して視聴を始めてみてください。


