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ONE PIECE FILM GOLD 〜episode 0〜 711ver.
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
麦わらの一味9人が船上にいて、カジノに到着したときに何をするかを計画している。ワンピース フィルム ゴールドの短編前編。
作品概要・あらすじ
あらすじ
麦わらの一味9名が豪華客船に乗り込む直前のひとときを描いた短編作品。これから向かう世界最大の娯楽船「グラン・テゾーロ」でのカジノを前に、ルフィをはじめとする仲間たちが船上で思い思いの計画を語り合う。映画本編『ONE PIECE FILM GOLD』の前日譚として制作された「episode 0」で、にぎやかな一味の掛け合いをコンパクトに楽しめる一作。本編との連続視聴で、より深く物語に入り込めます。みどころ・魅力
① お馴染みの9人が揃う、短編ならではの濃密な掛け合い
ルフィ・ゾロ・ナミ・ウソップ・サンジ・チョッパー・ロビン・フランキー・ブルックの全員が登場。それぞれのキャラクター性が凝縮された掛け合いは、長編では味わえない軽快なテンポで展開し、短い尺の中でも一味全員の個性をしっかり堪能できます。② 本編『FILM GOLD』をより楽しむための橋渡し
カジノ船「グラン・テゾーロ」へ向かう直前を描いた前日譚として、本編冒頭の空気感とシームレスにつながります。先にこのエピソードを観ておくことで、一味がどんなテンションで乗り込んでいくのかがわかり、映画本編への没入感が増します。③ ファン向けのコメディ全振り・サービス精神あふれる短編
シリアス要素を排したコメディ色の強い構成で、アクションや冒険よりもキャラクターの日常的なやり取りが前面に。ワンピースシリーズ特有の笑いと温かさを短時間でぎゅっと味わえる、ファンへのご褒美的なサービス作品です。キャスト・声優一覧


















トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——「711ver.って何」から始まった約15分
FILM GOLDを劇場で観た年に、「711ver.というものがある」と教えてもらって見た。セブン-イレブンの販促キャンペーン用に作られた短編OVAで、劇場には流れなかった映像。「コンビニ限定版? そんなのあったんだ」と思いながら見始めたら、意外とちゃんとした前日譚で少し驚く。尺は15分に満たないし、内容は本編前の船上でのやりとりだけ。それでも麦わらの一味が「カジノに着いたらどうするか」を各々好き勝手に語るその密度は、ファンサービスとして悪くない。最初は「販促ムービーでしょ」と軽く見ていたのに、2回目に見たときは声優陣のテンションが本編と変わらないことに気づいて、それなりに引き込まれた。
「作戦会議」という名の、キャラクターの欲望カタログ
このエピソードの本質は戦闘でも謎解きでもなく、キャラクターそれぞれが「カジノで何をしたいか」を語る、ほぼそれだけの話だ。それがなぜ成立するかというと、ONE PIECEという作品が長年かけて積み上げてきた「このキャラクターはこういうことを言う」という視聴者の確信を、そのまま使えるからだ。
ルフィなら肉。ナミなら金。ウソップなら見栄。ゾロなら酒か戦力評価。サンジならレディファースト。チョッパーなら純粋な好奇心。そういう読めるキャラクター性を前提にした短編は、本来なら「わかりきったことをやってる」で終わる。でもこの作品が面白いのは、「わかりきってるからこそ見ていられる」という逆転がある点だと思う。
700話以上見てきたファンにとって、作戦会議の中断・脱線・言い争いの展開は、もはや安心のフォーマットだ。キャラクターの欲望がぶつかるたびに小さな笑いが生まれて、収拾がつかないまま目的地に着いてしまう。それがFILM GOLDの本編へと続いていく。単なる前振りのはずなのに、この「前振り」の中にすでに麦わら海賊団の縮図が全部入っている、という作り方が地味にうまい。
711ver.というフォーマットの限界——15分以内・販促目的・劇場未公開——がむしろ「余計なものを入れない」制約として機能しているかもしれない。長尺にできない分、キャラクターの欲望と関係性だけを切り取った、ある意味で純度の高い一本になっている。
特に刺さったシーン
船上でそれぞれが「カジノで何をするか」を語り始める序盤のやりとりが、個人的には一番好きだ。誰かが「まずルールを調べないと」と言えば絶対に別の誰かが全無視で暴走する、あの構造。それがほぼ全員分繰り返される。
平田広明のサンジは、どんな短編でもテンションが本編と一ミリもずれていない。女性に対する言動が鼻につくのは今も昔も同じだが、その一貫したキャラクター性が逆に安定剤として機能している。岡村明美のナミが「お金」の話になった瞬間だけ声のトーンが変わるのも、短い尺の中できちんと機能している。
大谷育江のチョッパーは何をしても許される枠なので反則気味だが、無邪気にカジノを楽しもうとしている描写が短編の中で唯一「純粋な期待」として映える。周りが打算や見栄や欲望で動いているコントラストとして、意外と重要な位置にいる。山口勝平のウソップが見栄を張る流れも、毎度毎度「またこれか」と思いながらちゃんと笑ってしまう。
読んで見たくなったら——『ONE PIECE FILM GOLD 〜episode 0〜 711ver.』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- FILM GOLDを劇場か配信で観た人。本編前の補完として見るとちょうどいい
- 麦わら海賊団の「作戦会議がいつも機能しない」ムードが好きな人
- 各キャラクターの欲望の違いを眺めているだけで楽しめる長年のファン
- 15分以内で完結する軽いOVAを探している人
合わない人
- 本編を見ずにこれ単体で見ようとしている人(文脈が全部前提になっている)
- ストーリーの起伏や感情的な盛り上がりを期待している人
- 「711ver.」という販促由来のフォーマットに冷める人
- ONE PIECEのギャグパートが苦手な人
次に見るなら
ONE PIECE FILM GOLD——当然だが本編を先に、あるいはこのepisode 0の後すぐに見るのが正しい順番。カジノを舞台にしたグランドフィールドでの騙し合いと戦闘は、この作戦会議の延長として見るとよりテンポよく入れる。麦わらの一味が「何をしたいか」を語った後に「実際どうなったか」を確認するために見る。
ONE PIECE エピソードオブ空島——同じように過去のエピソードをリブートした形式ではないが、長期シリーズの中でキャラクターの関係性が凝縮された短時間で楽しめる形式という意味で近い。シリーズを知っているからこそ乗れる文脈型の作品が好きなら。
劇場版 ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険——ギャンブル・賭け・仕掛けが絡む海洋アドベンチャーとしてFILM GOLDと並べて見られる一本。中井和哉のゾロが動くシーンの密度が高い作品でもある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ONE PIECE FILM GOLD 〜episode 0〜 711ver.』は、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の5つの主要配信サービスで視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入している方は、追加費用なしにそのまま楽しめます。映画本編『ONE PIECE FILM GOLD』とあわせて続けて視聴するのがおすすめです。
