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UQ HOLDER! OVA
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
UQ Holder!のマンガ14巻、16巻、17巻に付属する作品です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
赤松健による人気マンガ『UQ HOLDER!』の特別OVA作品。単行本14巻・16巻・17巻にそれぞれ付属する形で発売された全3話構成です。不老不死の組織「UQ HOLDER」に所属する少年・近衛刀太と仲間たちが織り成す物語を、原作ファン向けに映像化。本編アニメでは描かれなかったエピソードや、キャラクターたちの魅力をより深く堪能できる内容となっています。
みどころ・魅力
① 原作マンガ付属ならではの濃密なエピソード
単行本に付属する形式のため、コアなファンに向けた内容が凝縮されています。TV放送では尺の都合上カットされがちなシーンや、キャラクターの掘り下げが丁寧に描かれており、原作を読み込んだファンほど楽しめる作りになっています。
② UQ HOLDERメンバーのアクションをアニメで堪能
不老不死の能力を持つ個性豊かなメンバーたちのバトルシーンがアニメーションで描かれます。原作のスピード感あるアクション描写が動きとなって表現されており、戦闘シーンのカタルシスはOVAならではの見応えがあります。
③ 前作『魔法先生ネギま!』ファンへの嬉しいつながり
『UQ HOLDER!』は赤松健の前作『魔法先生ネギま!』の続編的位置づけを持つ作品です。OVAにもその世界観の連続性が感じられる要素が含まれており、両作品を知るファンにとってはとくに感慨深い内容となっています。
キャスト・声優一覧










スタッフ
| ED | 近衛十太「輝く君へ」 |
|---|---|
| ED | 桜芽きりえ「1000%SPARKING」 |
| ED | 結城しのぶ「らぶ☆センセイション」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ネギまの続き系」という認識だけで手を出した。正確にはUQ HOLDER!のマンガ14巻・16巻・17巻の付録OVAだから、TVシリーズとも少しずれた位置にある。TVアニメを見てから手を伸ばしたわけだけど、最初は「これどこで見るんだ」という問題に直面した。配信がU-NEXT以外ほぼ全滅で、わざわざ加入しているのが幸いした形だ。
1回目はとりあえず流し見に近かった。Tota(天ヶ崎斗太)とエヴァの関係性、UQ HOLDERというチームの空気感を補完する短編集として機能している、という印象。2回目に見直したとき気づいたのは、「マンガ読者向けに作られたご褒美映像」という性格が思ったより強いこと。OVAとしての密度が高い。
「不死者たちの仲間意識」は、実は孤独の話だった
UQ HOLDER!というタイトルから受け取るべきテーマは「つながり」だと思っていた。ところが、OVAを複数回見て感じるのは、この作品の核にあるのは孤独のほうだ、ということだ。
不死者というのは、要するに「取り残される存在」だ。人間の友人は老いて死ぬ。世界は変わっていく。その中で、同じ不死者同士が集まることの意味——それは「仲間がいれば怖くない」という陽の話ではなくて、「自分と同じ種類の孤独を持つ存在を見つけた」という、もう少し暗い喜びに近い。
エヴァンジェリン・A.K.・マクダウェルというキャラクターを松岡由貴が演じているのだが、この声の「冷たさの中の諦め」みたいなものが、そのテーマを体現している。松岡さんのキャリアを考えると、こういう複雑な感情の積み重なったキャラクターを自然に聞かせる経験値の高さがよくわかる。セリフ一本一本に、何百年も生きた人間の疲労感と、それでも誰かに干渉したいという矛盾が同居している。
OVA3本の構成でも、それぞれ「一人でいることの重さ」と「仲間といることの軽さ」が対比されている。単なる補完エピソードではなく、TVシリーズや原作マンガで描かれたテーマの「手触り」を確認できるピースとして機能していると思う。不死というフィクションの設定を使って、「自分と同じ時間を生きてくれる存在がいるとはどういうことか」を地味に、でも確かに問いかけている。
特に刺さったシーン
キリヱのシーンで茅野愛衣の声を聞いたとき、「ああ、この人は感情のコントロールが上手い」と改めて思った。桜雨キリヱというキャラクターはある能力ゆえに内側にものを溜めやすい人物なのだが、茅野さんの声はそのくすぶりを表に出しすぎない。怒りでも悲しみでもなく、「積み上がった感情の重さ」みたいなものをさりげなく乗せてくる。2回目に見たとき、1回目に聞き流していたセリフに全然別の意味が生じた場面があって、それが一番刺さった。
夏凛を演じる小倉唯は、ツンケンした部分と素直な部分の切り替えのタイミングが面白い。序盤の強がりと終盤の表情の変化、という構図はOVAでも健在で、その転換をセリフよりも「声のテクスチャー」で表現している感じがある。ちょっとした間の使い方が意外と印象に残る。
読んで見たくなったら——『UQ HOLDER! OVA』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- マンガ版UQ HOLDER!を読んでいて、アニメで動く版が見たい人
- 魔法先生ネギま!からの流れを知った上でエヴァンジェリンというキャラクターを追いかけている人
- TVシリーズを見終わった後に「もう少しこの世界を見ていたい」と感じた人
- 不死・時間・孤独といったテーマのあるファンタジーが好きな人
- 茅野愛衣・小倉唯・松岡由貴のファンで、この3人が同作品に揃うことに価値を感じる人
合わない人
- TVシリーズを見ていない状態でいきなり触れようとしている人(前提知識なしでは人間関係が全く分からない)
- 原作マンガ付録OVAという性格上、ストーリーの完結感を求めている人
- アクションや派手な戦闘シーンをメインに期待している人(OVAはそこより関係性の描写に比重がある)
- 配信環境の問題から、U-NEXT以外の手段で気軽に見たい人
次に見るなら
UQ HOLDER!の前作にあたる魔法先生ネギま!は、エヴァンジェリンというキャラクターの起点として外せない。OVAで「この人は何者なんだろう」と思った人が見ると、感情の地層が何重にも重なっているのが分かる。アニメ版は複数あるが、まずは2005年のTVシリーズから入るのが正攻法。
不死者・異能力者が集まる組織の話という軸で選ぶならBlood Ladも面白い。こちらは魔界が舞台でコメディ寄りだが、「普通ではない存在たちの仲間意識」という空気感が近い。軽く見られるのでUQ HOLDERの後にちょうどいい。
アクション・ファンタジー・ハーレム要素が混在するタイプが好きならトリニティセブンも射程に入る。魔法学校系の設定とキャラクターの掛け合いで読ませるつくりで、UQ HOLDER!と似た層に向けて作られている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『UQ HOLDER! OVA』はU-NEXTで視聴できます。単行本付属という希少なフォーマットの作品をサブスクで手軽に楽しめるのは嬉しいポイントです。原作ファンはもちろん、TV版アニメから入った方もあわせてチェックしてみてください。