カガクなヤツら

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2013カガクなヤツら

カガクなヤツら

★ 2.5 / 5.0コメディセクシーラブコメSF
放送年2013年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画

高校生の駒場陽樹と、サイボーグの女の子アイリ、半分犬の女の子アヤナという二人の女友達の物語。二人は科学の力を使って極端な行動をとり、陽樹をエッチなトラブルに巻き込んでしまう。漫画第4巻に同梱される「科学トラブル」ロマンコメディOVA。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

高校生の駒場陽樹には、サイボーグの女の子アイリと半分犬の女の子アヤナという、一風変わった二人の幼なじみがいる。二人は自らの科学的な能力をフル活用して過激な行動に出ては、陽樹をエッチなトラブルに巻き込み続ける。原作漫画第4巻に同梱された”科学トラブル”ロマンコメディOVA。

みどころ・魅力

① サイボーグ×犬耳という唯一無二のヒロイン設定

機械の体を持つアイリと犬の本能を宿すアヤナという、SF的なギミックを持つ二人のヒロインが最大の特徴。それぞれの「科学的」な特性が、ラブコメの武器として機能しており、ありきたりなハーレム作品とは一線を画した個性的な設定が楽しめる。

② 科学×エロコメというジャンルの掛け合わせ

「科学の力でトラブルを起こす」というコンセプトが、ドタバタコメディとサービスシーンを自然につなぐ構造になっている。SF的な理屈付けがあることで、ギャグとエロが合理的に絡み合うテンポの良い展開が続く。

③ 漫画同梱OVAならではの凝縮クオリティ

単独リリースではなく漫画第4巻との同梱という形式のため、原作ファン向けに密度高く仕上げられている。短い尺の中で原作のエッセンスを丁寧に映像化しており、コアなファンへのご褒美的な一本となっている。

キャスト・声優一覧

緋月透子
緋月透子
メイン
佐久間紅美
駒場遥希
駒場遥希
メイン
間島淳司
久世愛莉
久世愛莉
メイン
阿久津加菜
緋月綾奈
緋月綾奈
メイン
高森奈津美

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スタッフ

監督金子ひらく
キャラクターデザイン野崎将也

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「配信なし、DVDのみ」という作品を掘りに行くのは、一種の考古学みたいなものだ。2013年の漫画同梱OVAというだけで、すでに発掘品の匂いがする。きっかけは間島淳司の出演作を片っ端から追っていたときで、カガクなヤツらという妙なタイトルが引っかかって、気づいたら中古DVDを注文していた。

最初に見たとき——正直「これが2013年のノリか」という感想だった。サイボーグの女の子と半分犬の女の子が、科学の力を使って主人公をエッチなトラブルに巻き込む、というセットアップ自体はシンプルというか、潔いくらいにジャンルど真ん中。だから最初は「まあそういう作品ね」と少し距離を置いて見ていたのに、2回目に見ると各キャラクターの言動の根拠がちゃんとあることに気づく。雑に見えてそれなりに設計されている。

漫画の第4巻購入特典OVAなので、原作のファン向けという前提で作られている。TVシリーズは存在せず、これが映像化作品としては単体で完結している。原作未読でも楽しめるが、キャラクターへの愛着があるほうが刺さるタイプの作り。

「科学」は口実で、全部ただの好意の話だ

この作品を一言で片付けるなら「エッチなドタバタOVA」になるし、それは間違っていない。ただそれだけで終わらせるのは、少しもったいない気がしている。

アイリもアヤナも、「科学の力」を使って主人公・陽樹に近づこうとする。サイボーグとしての機能、半分犬という身体的な本能——どちらも「普通じゃない自分」を持つキャラクターが、それをそのまま好意の表現に使っている。ここが面白い。彼女たちは自分の異質さを隠さず、むしろ全開で活用して陽樹に干渉してくる。

普通の女の子が「好き」と言えない代わりに遠回しな行動をとるのとは逆で、アイリとアヤナは能力のフル活用という形で直球を投げている。結果としてエッチなトラブルが起きるのだが、それは副産物というか、目的が手段と噛み合っていないことで生じるズレの産物だ。

陽樹の側も、被害者ムーブをしながらちゃんとその関係に依存している。「振り回されているだけの男子」という外見をしているが、あの密度の関係をどこかで享受している節がある。この構造は、短いOVAの尺の中でそれほど掘り下げられるわけではないのだが、設定のレイヤーとして読むとなかなか丁寧に作られている。

単純な「男がモテてウハウハ系」とは微妙に違う。SF設定をコメディの燃料として使いながら、実態は不器用な好意の話——そこに少しだけ引っかかりがある作品だと思っている。

特に刺さったシーン

高森奈津美のアヤナの声が、思っていた以上に効いている。半分犬というキャラクター設定は、ともするとコスプレ的な記号に終わりやすいのだが、高森の芝居には本能的な体温みたいなものがある。本能で動いているはずなのに、どこか照れが滲んでいる。それが妙にリアルで、2回目に見たとき「ああ、このキャラは好きなんだな」とはっきりわかった。

間島淳司の陽樹は、被害者ポジションを演じながら絶妙に棒立ちにならない。序盤のトラブル発生シーン、ツッコミのテンポが台本通りじゃなくて体に入っている感じで、間島のコメディ勘の良さがよく出ている。主人公が上手くないとこういう作品は成立しないので、そこは助かったと思いながら見ていた。

終盤の二人が同時に科学的アプローチを仕掛けてくる場面、カオスの密度が最高値になるあたりで思わず笑った。笑いながら「これは絶対原作のファンが見る顔で作ってる」と確信した。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2010年代前半の漫画同梱OVA文化を懐かしく思う人
  • エッチなドタバタコメディを気軽に30分以内で消費したい人
  • 間島淳司高森奈津美のファンで出演作を追っている人
  • 「配信にない作品」を掘ること自体に喜びを感じるタイプ
  • SF設定をコメディの燃料として割り切って楽しめる人

合わない人

  • ストーリーの深みや伏線回収を期待する人(単発OVAなので完結しない)
  • 原作未読で世界観やキャラクターへの愛着なしに見る人
  • エッチ要素が苦手な人(これは避けようがない)
  • 手軽に配信で見たい人(DVDを探す必要がある)

次に見るなら

同じ「非人間ヒロインが主人公をエッチなトラブルに巻き込む」構造が好きなら、これが俺の御主人様は外せない。メイドロボという設定で同様のドタバタを展開しつつ、コメディのキレがやや鋭め。2005年の作品だが今でも普通に面白い。

「漫画原作のラブコメOVA、キャラ立てが肝」という観点ではToLOVEる ダークネス OVAが近い。SF美少女×ラブコメ×エッチという構成がほぼ同じで、キャラクターへの愛着がある状態で見るほど楽しめる作りも共通している。

短尺でサクッと見られる2010年代ラブコメOVAを求めているならB型H系も選択肢に入る。こちらはSF要素はなく純粋なラブコメだが、テンポの軽さと割り切った作り方がカガクなヤツらに近い空気感を持っている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
「カガクなヤツら」は現在、国内主要の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、原作漫画第4巻の同梱OVAとしてリリースされているため、DVD・物理メディアでの入手をご検討ください。入手経路は限られていますが、原作ファンには見逃せない一作です。

よくある質問

Q. カガクなヤツらはどこで視聴できますか?
A. 現在、主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。原作漫画第4巻に同梱されたDVDが主な視聴手段となっています。
Q. OVAは何話ありますか?
A. 漫画第4巻同梱という形式でリリースされた作品で、単独販売ではありません。巻数は1本構成となっています。
Q. 原作漫画との関係は?
A. 安田剛士による漫画「カガクなヤツら」を原作としたOVA作品です。原作のラブコメ・エロコメシーンを映像化した内容で、原作ファン向けの補完的な一本となっています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. SF設定を絡めたドタバタラブコメが好きな方や、個性的なヒロイン(サイボーグ・獣耳系)が好きな方に向いた作品です。原作漫画のファンであれば特に楽しめます。

まとめ

「カガクなヤツら」は現在、国内主要の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、原作漫画第4巻の同梱OVAとしてリリースされているため、DVD・物理メディアでの入手をご検討ください。入手経路は限られていますが、原作ファンには見逃せない一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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